CIAO〜♪♪♪なんと6月は25日も雨だったという鹿児島!!!!晴れだったのは、きっと昨日の月曜一日だったのじゃないか?というくらい、毎日土砂降り。。。(ノД`)・゜・。この前のお休みは幸せなことに、朝からからっと晴れて、あぁ、このまま海に行きたいーーーー!!!!!!!って心から思ったわよ。
そんな6月も終わりまして。。。凄いね。半年たっちゃいましたよ。(汗)そんなこの前半戦は、ナポリと鹿児島の姉妹都市盟約55周年記念というスペシャルイヤーな今年、一昨年知り合って、仲良くなった在大阪イタリア領事のマルコから「お前さ〜、今年はいろいろやりたいから、手伝ってよ!」みたいなことを言われ、その関係で知り合った大阪のイタリア文化会館の館長ステファノからも電話がかかってくるようになり。。。(笑)
そんな姉妹都市盟約イベントを一つずつ備忘録的にご紹介していきますね〜♪♪♪
まずは【ナポリを愉しむ夕べ】!!!ナポリ人のヴァイオリニストとピアニストを紹介するから、コンサートしないかって、そんなノリで領事館サイドからお話をいただき、さらに費用も半分は向こうがもつから絶対できるように市役所にかけあってくれ(笑)という話になり。。。市役所の国際交流課に提案に行ったところ、交流課と鹿児島市の国際交流財団の方たちでぜひやりましょう!!!という流れになり。。。ほんとうにとってもイイ流れで進むことができました♪で、それなら、イタリア3大劇場でもあるサン・カルロ劇場のあるナポリをほんとうに感じられるようにしたいでしょうっ!!!ってなことで、劇場内でアペリティーボできないか画策してみたり。。。(笑)こちらも、ほんとうにいろんな方がご協力してくださって、ホワイエの中だけなら可能という許可をいただくことができました。ちなみにサン・カルロ劇場って「劇場として はヨーロッパで現役最古のものである。資金不足のため1874年-1875年のシーズンが 中止された以外、定期公演が中止されたことがない点でも特筆される。(wikipedia)」んだそう。それだけではなく、鹿児島のオペラ歌手の方たちにもご協力いただいて、カンツォーネやイタリア歌曲などで花を添えていただいたり、なんとも盛りだくさんの企画になったんです!!!

かごしまイタリアンの会のメンバーにもお願いしてアペリティーボのお食事を準備。なんとワインも、ナポリのコーヒーもご協賛いただいて、開演前に55年前にナポリに行かれた市長をはじめとした使節団の資料や写真をみながら楽しんでいただける、そんな贅沢な時間を作ることができたんです!!!

この55年前の使節団、なんと鹿児島大学水産学部の練習船で行かれたのご存知でしたか?なんと、薩摩スチューデントと同じようにマラッカ海峡を通り、インド洋を回り、そしてスエズ運河を超えてナポリへ1か月かけてたどりついたんです!!!しかも、帰りは学生の各地での演習につきあって二か月もかかってるし。。。市長、公務とはいえ、市議会を連れて関係者100人ともに3か月不在!!!!!!!!(゚Д゚;)スゴイ
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「かごしま丸ナポリ訪問50年前の映像記録
-鹿児島・ナポリ姉妹都市盟約50周年を祝して-」
田口一夫(鹿児島大学名誉教授)
[要旨]
昭和35年練習船「かごしま丸(第2代)」完工。その頃、鹿児島市はナポリ市と姉妹都市の盟約を結んだ。市はかごしま丸の処女航海の途次にナポリ市への寄港を大学に要請。同11月、かごしま丸は実習学生に加え市の親善使節団の一部団員も乗せて出港。スエズ運河を通りナポリまで直行。12月ナポリ港埠頭に横付け。姉妹都市盟約を祝う行事には学生たちも参加し、街はKAGOSIMA一色に染まった。彼らはナポリ商船大学他を訪問した。
当時の処女航海とは機器類を含め船体のテストを兼ねていたから、担当者はかなりストレスを受けるものであった。初代の老朽船から最新装備の船に移った乗組員にも戸惑があった。ましては練習船の性格上最新の機器を多数装備しただけにその心配が大きかった。スエズ運河の情報が皆無に等しかった。田口氏を除いて全員初の外国航路であった上、盟約式の日程は決まっていたので、航程の厳守が念頭にあった。
インド洋漁業実習では、セイロン島南方洋上でマグロ延縄漁業、そして鹿児島大学初のトロール漁業を行った。海洋観測・缶詰製造と学生は忙しいが、途中でコロンボに入港。漁場切り上げ後はシンガポール入港。2月16日、102日間の航海を終了して鹿児島港に投錨。この全てを16mmシネ・カメラで田口氏が撮影した。映像は、航海中の学生実習に焦点を当て、また各寄港地の風物も取り上げ、ナポリ市での盟約式行事も全て収録した。
http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/k…/record-old/record2010-j.html
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なんと、裃を付けてる人たちもいるし!!!なんか、パリ万博にサツマとして独自に、徳川幕府の日本国とは別にだしちゃった薩摩藩を思い出しますよね。すごいわ。。。
そんな初めて知ったこともたくさんあった今回のイベントですが、コンサート時代はどうなるのか、実はすっごく不安だったの。というのも、クラシックのコンサートってほんとうにチケットを売るのはとっても大変だし、今回は市の予算がついて無料コンサートになったけれど、どれくらいの応募があるのか、すっごく心配で。イタリアでは実力が認められている音楽家だとしても、日本では知られていないわけだし。。。でも、企画がおもしろく、そしてこんなことはなかなかないっ!とたくさんの皆さんに分かっていただきまして、なんと定員の600名をはるかに超える多くの皆様からお申込みをいただき、抽選により選考!!!ということになったんです。(感涙)ほんとうにありがたいことでした。。。が、アペリティーボどうするよっ!ってことになるんですけどね。(爆)

そんな期待の大きかったコンサートですが、ふたを開けてみたら、このトルトレッリ&メルーゾのお二人の演奏があまりにも素晴らしく!!!!!!!!!(≧▽≦)b資料には、あの指が6本あるんじゃないかとか、悪魔に魂を売ったとか言われていた天才ヴァイオリニスト、パガニーニの演奏家としても有名だと書いてあったんですけど、いかんせんコンサートの内容がナポリの19世紀のブルジョワのサロンで演奏されていた曲がメインということで、今一つピンと来ていなかったんです。。。(汗)それが、ほんとうに聞く人たちが完全に魅了、もっともっと聞きたかった、こんな贅沢なコンサートを無料なんて!!!などという感想をたくさんいただけることになり、あたしたちもめちゃくちゃ嬉しかったんですよね〜♪
いやー、ほんとうにいい企画(自画自賛!?笑)とチームワークで最高に素晴らしいコンサートをすることができました!ご協力いただきました皆様に、改めまして感謝を〜!!!!!!でも、こういう企画は、イタリア側と鹿児島側がバシッと協力体制がないとダメよね。今まではほんとうになかなか実現できなかったわけ。あたしも間に入る甲斐があったわ♪
posted by yossy at 18:20| 鹿児島 ☔|
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深夜のつぶやき
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