2009年07月26日

気を取り直して

そんなこんなで、いろんな疑問が頭に湧きつつ、工房へ到着。

ただいま三越イタリアフェアでいただいたご注文作品、二枚目が仕上げにはいるところ。で、仕上げに入るって事は、待ち時間が多くなるので、次の作品にも取り掛かり中。

cercare_verde01.JPG

次はなぜかフィレンツェをしようかと、ふと。。。。(笑)やろうと思って、ちゃんとカットまで終わった原画がひきだしに入っていたのでね。(爆)マエストロには「ピースが多すぎる!」といわれましたが(たぶん絵自体の大きさに比べてピースが多いわけ。まあ、彼にとってはフィレンツェって売り物みたいな感覚もあるし、大きさに比べて、これくらいのピースで、これぐらいの期間で仕上げなければ見たいなのがあるんだろうと思う)

とりあえず緑の多いフィレンツェの風景なので、木や植え込みの緑をここからチョイス。↓

cercare_verde03.JPG cercare_verde02.JPG

訳わかんなくなります。。。(汗)
一応種類は同じですけど、まーーーーーったく違う石の板がランダムにはいってるこの箱が10箱くらいありますから。。。なんというか、これっていう色のついた原画もない。頭でシュミレーションというよりも、カンですよ、野生のカン。(爆)

で、頭を使いすぎたら、仕上げのほうの絵へ戻って。でも今日は、どちらかというと仕上げの為の下準備。

spianare_mano01.JPG spianare_mano02.JPG

絵のピースは組み合わさり、周りを囲む黒い大理石の帯もつけて、裏返した状態。これで裏の凸凹を平らにしていかないといけないんだけど、通常小さいモザイク画の裏を平らにする時に使うろくろは、今回はモノが大きすぎて使えません。じゃあ、どうするかっていうと、大きな鉄の円盤と金剛砂をつかって、ひたすら手で研磨。この円盤推定15kg。。。これを両手でぐるぐる回す。この作業、結構腰に堪えます。。。空の部分に微妙な段差があり、これを綺麗に平らにするのに約1時間ほど。。。(汗)そして、今度は平らになった裏につけるラバーニャと呼ばれる黒い石の板を、絵の大きさに合わせてカット。こっちも石やさんですでに板になっているものを買うんだけど、大きさが1m×1mのものなわけです。厚みはだいたい7mmくらいにしてくれるのだけど。でもそんな大きなものをカットするものは実はうちの工房にはないわけですよ。薄さでは問題ないんだけど、幅がこう大きいと、うちにある電動のこぎりは使えないんですね。

じゃあ、どうするか。。。

手作業でしょう。。。ってなわけで、こんなかんじ。↓

tagliare_lavagna01.JPG

これもたぶんマエストロの手作りなんでしょう。歯のない鉄の板というか、それに木の頭がついてるやつ。しかもこの木の部分、接着していなくて、ただ、切れ目に鉄の部分をかませてあるだけ。。。

tagliare_lavagna02.JPG

ラバーニャのほうに鏝か何かで、真っ直ぐに線を入れ、そこに金剛砂と水をふりかけて、この鉄でごしごしと切り目を入れていきます。ひたすらごしごしやっていって、切れ目が半分を少し過ぎたら、テーブルなどの端に切れ目を合わせて、カンっとあてると綺麗に直線に割れます。

マエストロが石を切ってるから、作業台の上はモノが散乱。重い石を除ける元気もなかったので、床で作業。ああ、腰が痛い。。。


ということで、今日は仕上げ作業に入れるか!?


posted by yossy at 19:07| ローマ | Comment(2) | 徒然なる工房の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
腰気をつけてくださいねー。
Posted by N.Kojima at 2009年07月26日 21:52
ほんと、そうなんですよね。
職業病にならないように、気をつけます。。。ほんとうはストレッチとか毎日しておかないといけないんですけどねぇ。。。
Posted by yossy at 2009年07月30日 08:38
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