さて、イタリア。♀スキャンダルがドラッグから賄賂へと大掛かりな大スキャンダルに変貌しているベルル。外国の新聞は「イタリア女性の反感を買ったベルルスコーニはその代償を払わないといけない!」みたいな見出しで記事を書いているらしいですけど、そんな雰囲気はあるんだか?です。アフガニスタンで6人のイタリア人兵士がなくなって、葬儀がとりおこなわれ、そこにもちろんベルルも神妙な顔をして出席しましたが、まあ、お葬式だったからか、厳戒態勢だったからか、特に何もなかったようです。日本のほうが、過激かな、こういう場合。卵とか投げちゃいそうじゃない?そのベルル政権ですが、こちらも連立。ベルルの相棒であったフィーニはもう一人の与党政党レーガのボッシと移民法をめぐって相容れず。これはPermesso問題じゃなくて、不法移民が乗った船がイタリアに近づいた場合、問答無用で押し返しても良いっていう法案のほうね。これはEUからもバチカンからも人道問題として非難ごうごう。でもボッシは「俺らがいなければベルルスコーニ政権は成立しない」とむちゃ強気。ボッシなんか、フィーニのことを「あいつは頭がおかしい」なんて公共の場で発言してるし。とまあ、こんなことに毎日付き合ってると、日本の政権のゴタゴタは、わりと至極まともに見えたりもする。(爆)
でもって、今日は例のベルルスキャンダルの要、オンナとドラッグを手配していたタランティーニが釈放されて、自宅軟禁になったり。これもどこまでいくんだか。あんまり触るとまずいから、とりあえず様子を見てる感じよね。そしてきっと、ナポリのゴミ問題のように、忘れ去られていくわけで。そういえば、あのころは、サボイア家のヴィットリオ・エマヌエーレにも賄賂というか、そういうスキャンダルがあったりしていたけど、いったいどこへ行ってしまったのか。
ちなみに10月6日はベルルが提案していちおう可決、通ったはずの法案「アルファーニ法」が違憲かどうかを判断する日。この法案は国の中枢にあるイタリア大統領、イタリア首相、上院下院の議長は、いかなる罪を犯しても逮捕されないというもの。こんなの可決する国って、どーなのよっ!と思ってたけど、いちおう違憲ということで、それを最高裁みたいなところが判断するっぽい状況なんだけど、実はベルル、この法案をさばく予定になっているらしい判事かなんかと、会食なんかしていて、それがこの前すっぱ抜かれてたもんなぁ。。。なんだかな、だ。
しかし6日にこれが違憲として廃案になったら、ベルルは一目散に逃げなければいけないだろうな。その逃げ道として用意してあるのがリビアか?リビアのカダフィと最近仲良しだもんね。リビアに高速道路をイタリアの税金で作るって約束していたし。(爆)あとどうしてもサッカーチームの欲しいカダフィ(カダフィの息子はセリエAかなんかでプレーしたこともあったよね、確か)に赤字のミランを
新聞はいろいろと問題ありなので、こんなサイトもありだよん。
http://www.articolo21.info/
http://www.disinformazione.it/
まずは贈賄罪ですか。
ちょっと楽しみな感じです。
さっきKIT出して来ました。とりあえず〔当分〕仕事に集中できそうです。
みんな多かれ少なかれ、同じ穴のムジナなんだけど。
最高裁・・・・・まったく当てになりませんよ。彼らは正義という根本的なところ抜けてますから。とりあえず仕事を片付ける。それが一番。
ベルルの汚職事件だって、もうずっと前からミラノの裁判所で裁判は開かれてるし、最高裁でも取り上げられているけど、なーんにも変わんない。
昨日Voyagerという番組で2012年の世界の終焉の後、イタリアは3カ所残るとやっていたけど、ヴァーレダオスタとアペンニーノとサルデーニャだそうで。
やばいよ・・・・世界の終焉の後もベルルはVilla certosaで生き延びるよ。
ま、どうでしょうねぇ。
廃案になっても、なんか逃げ道が有りそうだしねぇ。同じ穴の狢ばかりだからさ、イタリア。KITだしたんだ。とりあえずお疲れさん!
>MIKAさま
コメントの最後、爆笑してしまいました。あのひとはゴキブリのように生き続けてもらいたいです。(笑)
あなたの教養の広さにはいつも脱帽してしまいます!ちなみに義理の両親はベルルに洗脳されておりますので、政治的なお話はタブーでございますよ。
うふふ、やっぱりあなたもご存知でしたか?(笑)でもほんとトスカーナでもお母さんたち世代って、ベルル派おおいんだよね、実は。そういう家族何人も知ってるよ。。。(汗)だから勝つわけだよね。。。
しかし、そういう方々にこのスキャンダル(MinorenneとかPuttanaとか)の感想は聞いてみたいものだけど。