2010年01月31日

日本のワインを求めて

帰国1週間が過ぎました。


まぁ、濃いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ日々でした。今日、やっと9時半まで寝てましたし。。。(笑)先週は帰ってきた翌日からサスライシェフのおともで、頑張ってまいりました。下手なアイドルよりも忙しいというので、ある意味あたしが専属マネージャーとでもいいましょうかねぇ。(爆)

なぜこんなにも忙しいバカンスなのかというと、前のところでも記事にしたお友達の鹿児島のイタリアンレストラン「フェリーチェでのサスライ氏による限定ディナーのためだったわけです。二日間、フェリーチェを貸し切って、各夜20名様限定のディナーの食材探しに東奔西走、市場や鹿児島のおいしい食材をリサーチしてたわけ。特に鹿児島の食材をメインに使ってあたしたちがイタリアで普段食べているサスライ氏の料理をどのように表現できるか、ということがテーマだったわけです。

で、ワインを鹿児島の酒造メーカーでは代表格の本坊酒造さんが山梨で
作っているワイン
をぜひ合わせたいというシェフたっての希望で、本坊酒造本社までテイスティングに行ったの。もちろんホール代表で飲めないあたくしも行ってまいりました。

実はシェフの2年前のドキュメンタリーのスポンサーが本坊酒造さんで、そのときからのお付き合い、そしてそのときに本坊さんのワインのクオリティーの高さに驚くとともに、日本で外国のものを、それに負けないクオリティーのものを作る哲学に、サスライ氏自身が、イタリアで、日本人シェフとしてイタリア人にそこの人がおいしいと評価するイタリア料理を作る自分の環境を投影したというわけなのです。そこで、今回鹿児島の食材を使ってのイタリアを表現するのに、日本のワインを合わせるのが一番ナチュラルなのではないか、ということで、本坊酒造の方に無理にお願いして、今あるワインの中から14本ほどチョイスしていただいて、試飲をさせていただきました。

ほんとうにお恥ずかしい話なのですが、本坊さんでワインを造っていたのもサスライシェフから聞かなければ知らなかったですし、しかもとても種類も多く、そしていくつかのワインは国内のコンクールで受賞されたり、ANAの国際線ファーストクラスで国内ワインで唯一サービスされるなど、とても評価の高いワインということも存じ上げませんでした。あ、それに、ウイスキーも作ってるんですよ。今はすべて長野のほうへ移ってしまったようですが、昨年までは鹿児島でも作っていて、最後に出したものは、1984年物。琥珀色の美しいウイスキーは限定で、ラベルも鹿児島が描かれた素晴らしいものでした。

さて、ワインに戻って。。。
テイスティングさせていただいたワインは以下の通り。

1.ペティアン・ド・マルス(発泡性辛口)
辛口の発泡性白ワイン。びっくりするくらいキリッと辛口でした。アペリティーボには最高ね。これの面白いのは、瓶の中にオリをわざといれてあり、下のほうにいくにつれ、濁りがでてきてまろやかな感じになったこと。一本で二つの味を楽しめます。


2.ひらめき甲州ヴェルディーニョ2008
これ、なんとなく口に含んだ瞬間に、トスカーナではよく作られているヴェルメンティーノのような感じがしたの。軽やかで、酸味もきつくなく、今回のアペタイザーで使う根セロリとヒラメにぴったり!!!!ということでチョイスしました。国産ワインコンクール、ジャパンワインチャレンジで銀賞受賞のワインです。

3.石和 甲州辛口2007
吟醸酒のような味わいの白。ミュスカデなどと同じような過程をとおっているということでした。ということは、生ガキとかにぴったりってことなのかしら。。。去年のパリを思い出しました。あのとき、生ガキとミュスカデだったのだよ。

4.甲州白根シュール・リー2008
発酵後の酵母とワインを一緒に寝かせることでフレッシュ感と同時にコクももたせる製造方法の辛口白。

5.ひらめき甲州樽発酵2007
これもプリミで予定のアンコウのリゾットや白トリュフのラビオリにぴったり!と意見の一致した一本。あたし的には、カンパーニャ州を代表するグレーコ・ディ・トゥーフォとかに似ているなと思ったんですけどね。なんというか、青リンゴとか、固い桃の感じ?これ、今回の夕食会で大人気でした。もちろんドライです。2008年は国産ワインコンクール銅賞です。

6.穂坂日之城シャルドネ2006
文句なしのシャルドネ。黄金色の深い味わいの白です。


7.マスカット・ベリーA コールド・マセレーション2008
少し甘いベリーの香りの赤ワイン。とても飲みやすくて、赤だけれど、ロゼのように若干冷やしたほうがおいしい感じ。チーズにも合うし、えびとかと合いそうな感じでした。

8.カベルネ・ベリーA 穂坂収穫2008
これもとてもチーズと合いそうなワイン。重たくないからスルスル入ってしまいそうな感じ。(笑)

9.甲斐ノワール2006
樽で二年寝かせたワイン。ホワイトオーク(?)を使っているらしく、樽の木の香りが味の奥に潜んでいます。それがなんとなく、草原のイメージにつながりました。

10.穂坂三之蔵ルージュ2004
カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルローにアリカンテをミックスしたワイン。個人的にはシラーのようなスパイシーな感じがしました。食事会メインの鹿にはこれか下のメルローかで少し悩んだのよね。

11.ひらめき穂坂日之城メルロー2004
サスライ氏とこれまた意見の一致でメインの鹿に合わせるワインに決めたメルロー。ベリーの紫の強いルビー色で、ベリー系の味がしました。
これ、ドンピシャ当たり!実はベルコーレへのお土産で一本買いました。これでトスカーナのメルローとブラインドテイスティングでもやろうかしら。(笑)国産ワインコンクール銀賞、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション銅賞です。

12.穂坂日之城カベルネ&メルロー遅摘み2004
カベルネとメルローのミックス。こちらもとても深い味わいでしたが、少しオークの香りが強かったかなぁ。国産ワインコンクール、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションダブル銅賞受賞です。

13.石和マスカット・ベリーA2007
甘口のデザートワイン。品の良い甘さで、イチゴのような味がします。フォアグラともあうということで、軽いアペリティーボにも活躍しそうな一本。バレンタインデーも近いから、チョコとでもいいかもね。


14.ひらめき穂坂日之城ヴィオニエ2005
こちらもデザートワインなのですが、なんと2008年の洞爺湖サミットにおいて、総理夫人主催のランチで各国首脳夫人へふるまわれたという一品なんです。蜂蜜のようなコクと、べたつかないさっぱりとしたとても上品な甘さのほんとうに素晴らしい一本。まじで信じられなくらいおいしいワインですよ。ヴィオニエという、フルーティだけど普通フランスでは辛口に仕上げるワインをここまで極甘でのワインに仕上げたというのは、フランスでも話題になったそう。今回はこのワインの素晴らしさを来ていただいた皆さんにも堪能してもらうことにしました。



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そして上機嫌でワイン選定が終わった後は、天文館へそのワインを持っての別のアングルでの試飲会。

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お寿司屋さんのカウンターに並ぶそうそうたるワイン!!!(笑)今回のテーマは絶対にワインには合わないといわれている食材に合わそう!でした。子持ち昆布や数の子、ナマコの酢の物に、カラスミなどなどがどんどん出てきたのですが、なんと意外もワインを選べばそういうものもワインには合うということがわかりました。その極め付けがカラスミ。これが何と極甘のヴィオニエとむちゃくちゃ合ったんですよっ!!!!いやぁ、驚きました。ワインだけではなくアルコールというものに造詣の深い本坊酒造の方のお話を聞きながら、そして、ワインや食材の関係の枠を超えて、あえてチャレンジをし続ける姿勢がとても刺激的な夜でした。


といっても、実はテイスティングでその日のアルコール分量オーバーだったあたくし。。。ほとんど口するだけでまったく喉を通らなかったのでした。(爆)もちろんテイスティングのときは、飲んでいませんよ。。。


ということで、皆様、国産ワイン、是非トライしてくださいませ。ネットでも買えるみたいですけど、とりあえず鹿児島では山形屋デパート、そして本坊酒造本社近くのコセド酒店でもお求めになれます。谷山のイオンの近くらしいです!

有限会社 コセド酒店
鹿児島市南栄6丁目916番地72
099-268-3554
月〜土曜日 9:00〜19:30
日曜・祝日 10:00〜19:00
定休日:第2・第4日曜日


posted by yossy at 21:17| ローマ ☁| Comment(2) | 日本満喫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
yossyさん呑めないんですか!
・・・ワイン詳しいから、てっきり大好きなんだと・・・。
あぁ〜、行ってみたかった・・・
九州に・・・
Posted by Perla at 2010年02月01日 07:36
あれ、言っていませんでしたっけ?あたし、アルコール分解能力が著しく欠如しておりまして。。。(笑)ワインの香りとか、口に含んだ芳香とかとても好きなんですけどねぇ。

いつかぜひ鹿児島で!
Posted by yossy at 2010年02月02日 21:38
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