2010年05月21日

モジャモジャと音の光

火曜の夜は日本橋でがんばったご褒美でGIOVENNI ALLEVIのライブに行ってきました。



なんというか、ほんとうに、彼の心のピュアさがすべて音に映し出されて、こういう純粋で透明な音を奏でる人の心のありようがダイレクトにズシンと伝わってくるライブでした。
クラシックから始まったライブ。一曲一曲、立ち上がっては彼の思いや、曲にまつわるエピソードをトツトツと、控えめに、はにかんだ笑顔で話す彼に、オーディエンスもなんだかその辺のオニーチャンに話しかけるように叫んでましたし。。。(笑)

一番初めに弾いたバッハは、彼が小さいころ、ここから音楽というものを盗み取りたいと思った作品。彼の音楽の基本というか、源泉が分かったような気がしました。シングルの音が音を追いかけ、和音じゃないハーモニーを産み出す。音が流れていくように駆け抜ける。。。そのあともショパンやワーグナーなどのクラシックから、音が奏でる情熱や、エロスのようなものを語ってくれました。ものすごく控えめに。。。(笑)そのあとはジョバンニ・アレーヴィとしての曲の数々。背中を丸めてスポットにあたるモジャモジャの髪がキラキラ光って、なんというか、でっかい天使が(ほんとに背がむちゃくちゃ高いですよ、この人。。。)ピアノを弾いているようでした。しかしこの人のモジャモジャ具合に、すっかり負けちゃったモジャモジャyossyです。。。(笑)

そして何より、腕を広げて走りながら舞台に出てきたのも!?でしたけど、一回一回立ち上がって、両手を顔の横で握りしめ(上のyoutubeみてくれたら分かるかな?)ニコニコしてしながら、観客の拍手に純粋に感動しちゃってる彼を見て、またこっちも心があったかくなる。。。(笑)しかし40歳とはしらなかった。。。

そういえば、コンサート中の写真もビデオも何の注意もなく、みんな撮り放題だったんですけど(汗)、そこで唯一一回もフラッシュが光らなかった曲がありました。ミラノに住んでいるという、室内音楽のピアニストの女性が事故にあい、左手が使えなくなってしまった。その悲しみや、絶望、これからどうしたらいいのか、彼にメールしたそう。それに対して、彼は彼女の右手に敬意を表した曲をミラノのコンサートのときに(コンサートに来ていた彼女には内緒で)発表したという曲。右手だけでつむぎだした音がほんとうに希望という織物を作っているようでした。

コンサート自体は教授よりも短い1時間ちょっと。でも4回(?)もアンコールにこたえてくれましたよ。最後なんか、もうこっちのライトもついていて、みんな席を立ち始めたのに残った観客が拍手をやめず、またギューンってしながらでてきてくれました。アラレちゃんみたい。。。(爆)最後に弾いてくれたのはアリア。これはほんとに音が空気のようだったなぁ。。。




今朝はこれを聴いています。。。



posted by yossy at 19:15| ローマ | Comment(3) | Musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても心が安らぐ音色のピアニストですね。
初めて知りました。
6月に東京でコンサートをやるようなので是非聴きに行きたいと思います。

モジャモジャ・・・(笑)
モジャモジャまでいかないけれど、私も大学生時代はソバージュだったな〜とふと思い出しました。あの頃流行っていたのよね。

Yossyさん、とっても似合っていますよ。
素敵なピアにニストの紹介、ありがとう!

口蹄疫の問題もなんとか良い方向に向かってくれることを私も心から願っています。
Posted by カナボ at 2010年05月21日 23:17
アリア、 とっても感激!! 彼のハート とっても温かくて 涙が出そう。
yossy、紹介してくれて感謝!
Posted by chinon at 2010年05月23日 00:27
>カナポさん
6月はプロモーションで、11月がコンサートのようですよ。すごくあったかくて澄んだ音を出す人です。ぜひ行って見て下さい。
カナポさんもいろいろ大変みたいですね。でも、ピアノ弾けると、こういう曲をさらっと弾けちゃうわけだからいいですよね。ALLEViの曲で気分転換っていいじゃないですか?


>chinonさん
ほんとよかったよ。最近は毎日聞いています♪すごーくリラックスするんだよね。
Posted by yossy at 2010年06月02日 06:03
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