2010年12月14日

ま、いつもの茶番劇かな。。。(爆)

久しぶりにのんびりの朝を過ごしております。ってのも、昨日リトアナに言われてよく見たら、目の下のくまがひどくてさ。のどもイガイガするので午前中はのんびりするつもり。といってもこの部屋がまず寒いっ!外は天気がいいけどね。予報はこれから木曜にかけて最低気温は軽くマイナスの予定らしいです。。。

のんびりとはいっても、実は今朝からイタリア政界は大揺れなんです。いや、ゆれてるのはずっとで、ここんとこ大激震がチラチラだったわけ。というのもベルルの力がだんだん落ちてきているのか(本人は例のこのフラッシュにでてくるタコのように権力の椅子に絡み付いていますが。爆)与党連立のたて役者でベルルの盟友だったフィー二が自分の政党を引き連れて反旗を翻したあと、不信任案の投票をするとかしないとかもめていたんだけど、今日それが朝から行われているんですよね。

ま、フィー二一派も、日和見の人たちも多く、新しいグループに出たり入ったり。。。その間、まあ、この前の日曜日にやっと野党PDの党首ベルサーニがローマで大演説、この崖っぷちベルルの状況もあってか、かなりの動員と拍手喝さいがあったみたいだけど、基本この人たちはいままで黙りまくっていたわけだから、あたしとしては政権与党のダメだししたって、そんなの言うのは簡単。。。って感じ。だいたい今回のこの不信任案にゆれる政権のニュースでも話に出るのは与党のグループばかり。ベルルVSフィー二って、どっちも与党だから。(爆)連立から離れる離れないの問題であって、野党に力があるわけじゃなく、日本みたいにごっつぁん政権GETみたいなことにはならない。まあ、日本みたいに「政権与党になってみてはじめて政治をつかさどるのがこんなに大変だわかった。。。汗」なんていう仮免中の政権与党の幹事長が発言なんて、それもそれでこまるけど。。。

イギリスでも学生のデモでチャールズさんの車に卵がぶつけられたり窓が割られたりしたけど、イタリアもここんとこ、学生のデモがかなりの頻度で行われていて、今もローマでは10万人規模の学生デモ隊が下院議場に向かってるみたい。学生のデモの要因は、いま政府が進めている教育再編。これでほとんど公立という言葉がなくなり(爆)いろんな意味でイタリアの教育制度はお金がある人だけが請けられるようになる受け皿ができてしまうらしい。そして研究費の削減、研究者が教授になる道が閉ざされ(今でもそうなんだけど)ということに近い将来なる。この教育再編には文化費も含まれているから、美術館、劇場、修復や文化財保存への予算も大幅カット、イタリアってこういうことで生きてるはずなのに、これなくなったらどうするのよ!?と単純に思うのはあたしだけ???この学生でも、このまえはフィレンツェのドゥオモ、ピサの斜塔の上から垂れ幕かけたりして全世界で話題になったみたいだけど、今日はトリノ、カリアリ、パレルモ、など各地で行われていて、港や飛行場、駅などを封鎖してるところもあるみたい。そしてこのデモには、地震の被害がいまだに解消されず、国がヨーロッパからとった復旧の予算はいったいどこへ消えたのかわからないアクイラ、ナポリのごみ問題で市民戦争のような様相のテルツィーノからもたくさんの人が加わっているというニュースがでていました。警察がデモ隊を監視しているけど、この警察官の中にもデモに賛成の人たちも結構いるみたいです。というのも、警察に対しても予算のカットなどが行われるらしく、すでに警察官のデモもこの前行われていたのです。

ベルルは数知れない自分の裁判を凍結しているんで、首相職を失墜するわけにはいかず(だって一番近い裁判は1月の予定だし。爆)最後の最後まであきらめず、いろんな議員を買収してるっぽくて、フィーにいわく「カルチョメルカートのようだ(サッカー選手を売り買いする市場)」って発言。それを受けて検察が調査に入ったっぽいけど、ま、そんなもんだろーねー。実際今朝の上院での信任案投票(上院は信任、下院は不信任ですのでご注意を)ではぎりぎりベルルが新任を勝ち取ったしね。さすが、金だな、金。(爆)

しかしベルルの力が衰えてきているのか、もしくはその世界ではすでに次がいるのか、マフィアの大ボスはどんどん逮捕されたり、警察の保護下にある内部通告者とかがベルルの作ったフォルツァ・イタリアとナポリを中心にする「コーザ・ノストラ」との関係、92・93年にシチリアで起こったマフィア撲滅の判事が二人立て続けに爆破されて死んだ事件との関係などが外に出てきたり。これについては、ここで(イタリア語)マルコ・トラバリオが説明しています。そして、Facebookでその内部通告者としてどうも警察の保護下にあるコーザ・ノストラの Vincenzo Calcaraが92年、93年の惨事について告白の記事をUPしています。しかしこの人が同じく記事をかいている、爆破で殺されたボルセリーニ判事の兄弟がやってるサイトはアクセスできないのよね。あ、そういえば、今朝はFBのPOPOLO VIOLAという、反政府(反ベルル)の大きなグループのページがなんの報告もなく抹消、アカウントがブロックされてたみたい。オーガナイズしている人たちおよび支持者の反発がものすごくて、一時間くらいで回復したみたいだけどね。イタリアもネットに関するコントロールはかなりあると思うよ。表立っては新聞の一面で政権の批判をしたり、ベッペ・グリッロのサイトやこのトラバリオの解説とか、言論の自由が守られているようなかんじだからそうは見えないけどね。


いずれにしても下院にもちこされたこの不信任。その状況はここで刻々とUPされています。
この状況だと予想としては、もしかしたら半々か、信任されちゃうかもね、みたいなかんじ。(驚)でも連立解消、フィー二一派が野党に回るから、政権与党は少数派になっちゃうという、なんとも意味のない政権与党になる可能性あり。結局貧乏くじ引くのは民衆(しかもお金のない普通の人たち)ってことだわね。いつものことながら。。。

その辺についてもトラバリオの解説、聞いてみてください。いろーーんなことがよく分かるよ。


とりあえず現在の状況は、それぞれの議員の談話でたぶん一票差で不信任不可欠!らしいです。これは予想だからなんともいえないけど、ま、そんなもんだろうな。。。そしてその際、投票の権利のない下院議長のフィーニが職を辞しても不信任に投じる気があるのか、ってのが今の話題。しかも、どうもフィーニ派2名が信任へ投票したとかで、議場は大乱闘、投票は一時ストップしてるっぽい。


でもこの調子だと、ベルルは不滅みたいだわねー。







posted by yossy at 20:01| ローマ | Comment(2) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの3票の中の1票はアホな鉄の丘の田舎もの議員が入れちゃったらしい。
お恥ずかしいわ。
ここでもどんどん工場が閉鎖されていて、道には失業者が溢れているのに。

昨日ねナポリに行っていたんだけど、高速からナポリ市に入るところでもうゴミの匂いがしてくるの。
ひどいものよ。

政治する気ないんだから、とっとと消えて欲しいは、このおっさん。
Posted by MIKA at 2010年12月15日 20:23
あははは、でもさ、あの3票だけが問題じゃないと思うんだよね。それ以外にもいっぱいいるはずだからね、裏切った人。。。(笑)

ほんとイタリアって、すごい勢いでダメになってるからなぁ。でもそれでもベルルが買ってしまう、なんというか、底力?2013年までがんばるって、2012年に地球が破滅しても(爆)あいつだけ生き残るのね。。。
Posted by yossy at 2010年12月18日 22:20
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