2012年06月01日

南三陸と鹿児島をつなぐ

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仙台の庄内系イタリア人こと木村さんのFBウォールでこんなイベントがあることを知りました。
(木村さんのブログ「あるもん探しの旅」、イタリアと東北の食や文化を知るとっても素晴らしいブログです)

「被災地を思い、被災地に学ぶフォーラム」in 鹿児島

6月9、10日に垂水でに開催されるこのフォーラム。実は垂水市から南三陸に居を移し、「社団法人よみがえれ南三陸」を結成、南三陸復興のため精力的に活動されておられる中島響さんという方が企画しているのです!!!!そんな方がいらっしゃるなんて、今まで全然存じ上げませんでした。。。(汗)今回は南三陸町の福興市ではおなじみらしい、ヤマウチ鮮魚店、及善かまぼこ店は、社長さん自ら鹿児島へ伺って南三陸の海産物などを販売します!その他オクトパス君、南三陸町内のハンドメイド製品などがズラリならぶそうです。

もうすでに原発の再稼動しか話題に上ってこない被災地の様子。でもまだほんとうに復興したとは程遠い現実だと思います。その中で生活をし、経済活動をし、それを未来につないで生きていかなければならない、その中で一生懸命復興を希望にがんばっている方々のちょっとでもお手伝いを、鹿児島からできたら素敵なことですよね!!!!

ということで、垂水の道の駅や足湯につかりがてら、ぜひぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょう?

イベントのチラシはこちらから。

一般社団法人「よみがえれ南三陸」のサイトはこちらから。



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2012年05月25日

十曽こどもの森・チプレッソランチ会

日曜日の十曽こどもの森でのランチ会、ほんとうにほんとうに楽しくって、素敵なイベントになりました。途中、ライブでいろいろFACEBOOKにUPしようと思っていましたが、そんな暇はまったくなし。。。(笑)ということで、ちょっとですけどご報告まで!

5月20日、お天気が今ひとつで危ぶまれた当日。まず前日は、金曜日にキッチンの大掃除を済ませていたので、レストランがクローズしたあと、すぐに家に帰って用意、そのあと車でレストランまで戻り、夜逃げか?と思うほどの大量の道具や材料を詰め込んで、小雨の中出発。この時点ですでに午前2時。。。(汗)伊佐に無事に着いたのは午前3時半というかなりの強行軍。。。当日は9時に現地集合。伊佐のISARTから中島さんと前田君。ピザ窯の管理およびピザを作るための準備から焼くまでを丸投げお願いしてたお二人。そしてサスライシェフには生パスタ作り、そしてそして皇徳寺のザルツェンラインの池水さんにはソーセージ作り体験と、ほんとうに盛りたくさんの内容!それに当初の計画を大幅にうわまわり過ぎた(滝汗)参加人数に、かなりの行き当たりばったり、やればできる!!!精神でスタートしたんですよね。(笑)この日の朝は小雨が残っていたものの、皆さんが集まる11時には何とかなるのでは?と甘い期待をしていたのに、11時になるにつれ、雨脚が強まる。。。(涙)結局、わらの家の中に全員集合の図となりました。なので、そのときそのときで臨機応変に皆さんに対応していただいて、生パスタ班、ソーセージ班に分かれ、場所の関係で順番待ちの方たちには、先に乾杯などしていただき(笑)皆さんのご協力の下、かなりスムーズに体験がすすんでいった感じでしたよ♪

まずは生パスタ体験!お父さんたちが意外とはまってたかんじでした。(笑)生パスタは捏ねてから、生地を休ませないといけないので、順番に、順番に。。。そして休ませたら手動のパスタマシンで伸ばしていくんだけど、サスライシェフのパスタ、かなり薄いんですね。それを子供さんとお父さん、お母さんの共同作業で伸ばしては重ね、伸ばしては重ね、結構な工程(同じ作業ですけどね)を重ねて、それを今度は乾燥させて完了!サスライシェフが事前に伊佐で捕れたいのししのラグーを作ってきていたので、それに絡ませて出来上がり!!!

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一方ソーセージ。こちらはあたしたちも体験を熱望していたのですが、終わったときには気力も体力も残らず。。。(笑)でもみんな始めてなのに、腸詰め、めっちゃ上手でした!!!味も二種類ほど選べたらしく、それぞれに違う香辛料をお好みで混ぜ、羊腸へ手動で詰めていきます。そのあと好みの長さで腸をくるっとひねっていくと、つながっているソーセージが!!!!それを準備してあった羽釜でボイル、その後なんと特性の燻製器を持ってきていただいていたので、それを使って燻製へ。。。できあがったソーセージは、なんともチップの香りが香ばしく、まるでお店で売っているようなすっごいおいしいソーセージでした!ほんとうに燻製器から出して、クンクンとソーセージの香りをかいだ皆さんの笑顔の素敵なこと!!!!!あとでお父さんたちがBBQセットを組み立ててくれて、炭焼きのこれまたビールのすすむソーセージも満喫されていましたよ!燻製器といえば、この燻製器を持ってきてくれた大重スチール工場の方が、鹿のもも肉を燻製したものを持ってきてくださっていたんですけど、これが、まぁ、こどもたちにも大人気!!!!伊佐の鹿は、以前もお話したけれど、鳥獣害の対象で、なかなかこれが困りものなのですが、こんなに美味しいものになるんです!こういうのでハムやベーコンなどができたら最高にうれしいなぁ。。。


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そして、そして、こどもの森が誇る素晴らしいピザ窯で焼いたピザ!!!!生地は前の晩遅くに準備していただいていたので、当日は伸ばして、トッピングして、焼いてもらって!というかんじでした。こちらもカリっと香ばしく、みんなそれぞれのトッピングで楽しく、もちろんとびっくりおいしいピザができていました!!!気を使っていただいて、たくさんの方に味見をさせていただきました。(笑)ありがとうございました!!!!!!!いやー、こんな素敵なピザ窯のあるキャンプ場、最高ですよね!この窯にはダッチオーブンもついていて、塊のお肉を丸ごとお料理したりも可能なんですよ!あ、そういえば、みんなの準備ができるまでにオーブンで焼いていた小さな徳之島のジャガイモもあっという間に売り切れていました!


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おなかが膨れてきたころに、雨もだんだんやみ、こどもたちはなんと五右衛門風呂に!!!!偶然にも子供のころに五右衛門風呂を使っていたというお父さんがいて、火のたき方などを教えてもらいながら、自分たちでポンプで水を汲み(あ、まずお風呂の掃除から、でした。笑)火をつけて、1時間ちょっと待って入ったお風呂は最高だったみたい!!!そのあたりは、こどもの森公式ブログでご覧くださいませ♪♪♪

十曽こどもの森 Jisso kodomono mori

お客様に最後までお片づけをお手伝いいただき、ほんとうに楽しかった一日でした。参加の方々からは実は、すでに、次のリクエストをいただいており。。。サスライシェフは次はキャンプしたいそうで(爆)夏休みに土曜日もチプレッソお休みして!?!?十曽チプレッソキャンプ計画を立てております!!!!次回は伊佐米をたいて、美味しいカレーをみんなで作る予定!こちらもぜお楽しみに!!!!!

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2012年04月26日

旅は道連れ、世は情け、ちゃーーーん、ちゃらららららーーーーーん♪(笑)

実は、シエナに3年ほど料理修行に来ていて、このときにシェフと一緒にあるパーティーをオーガナイズ、そしてシエナでこんな仲間と一緒に会ったことのある、マサヒロリータが群馬から新幹線で、8時間もかけて、鹿児島に遊びに来てくれました!!!!!

前日になにを思ったか前橋であったハーフマラソンに出場したマサヒロリータ、練習では10kmしか走ったことのないのに、という背水の陣?(爆)で望んだマラソンで好タイムを出したものの、鹿児島に着いたときには、かなりの足ダメージ。。。ということで、まずは疲れた体を休めてもらうために桜島の温泉へ!!!市内のいつも行く温泉でもいいのだけど、海が見える露天風呂「ふるさと観光ホテル 龍神露天温泉」にサスライシェフがご案内したかったみたいなんですよねー。浴衣を着てはいるこの天然温泉、ほぼ海と同じ高さにあり、混浴なんですよ!温泉の一部、奥のほうに龍神様をまつった場所がある、ちょっと他にはないところなんです。と、ここまでは普通の温泉ツアーのつもりだったのですが、フェリーの甲板で一人の外国人男性が!!!(笑)シルバーグレイの優しそうなおじさんについつい話しかけたあたし。。。(爆)そしたら、なんと、スイス人の方でイタリア語が話せることが判明!!!!!彼、ルーカスさんはチューリッヒの方で、息子さんが神戸にお住まい、息子さんのお嫁さんの家族のいる熊本に遊びに来たついでに鹿児島まで足をのばしたということだったのですが、ブラリ旅だったみたいで、桜島でどういう観光コースがあるかもよく分かっていない様子。あたしたちも、フェリー乗り場に観光案内所があるのか、定期観光バスがあるのかとかわからないし、せっかくだから桜島一周にお付き合いすることに!!!旅は道連れでんがな。。。あたしも昔一人でヨーロッパを一ヶ月とか放浪してたときには、たくさんの知らない人たちと知り合い、時には一緒に旅をしたり、ときにはご馳走してもらったり(爆)ほんとうに助けてもらった経験があるしねーー。ということで、展望台に時より立ち寄りながらの桜島観光をしてきました!

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ちょうど有村展望台にさしかかって、徒歩で散策中にしっかり灰の洗礼もうけ(笑)、埋まった鳥居も見て、なかなかによい桜島一周になりました。そしてルーカスさんをフェリー売り場でおろし、あたしたちは温泉へ!!!そこでルーカスさんに鹿児島で美味しいところってのを聞かれたわけですよ。でも、なかなかに一人で外国人が入る店って、難しいじゃないですか?なので「今夜8時過ぎにここにいるよ」と地図に印をしてその夜のあたしたちの「とまや」行きを教えてたんですけどね。

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のんびり温泉に入り、心行くまでのんびりして、しかもフェリー名物うどんまで堪能した、あたしたち。出足が遅れてとまやについたのが8時半。。。ガラッと扉を開けると。。。


ルーカスさん、カウンターでビール飲んでるしーーーーーー!!!!!!!!(爆)

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ということで、またまたイタリア語、英語、日本語の飛び交う楽しい楽しい夜になりました。マサヒロリータはとまやの大将、こうちゃんが出してくれる焼酎がめちゃ美味しかったらしく感動。。。そしてルーカスさん以下あたしたちもお料理の美味しさに感動。。。(笑)ルーカスさん、この旅行中に食べたお料理の中で最高に美味しかった!!!と言ってくれまして、鹿児島を好印象マーク!!!!!!YES!

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上の黒豚の餃子の小鍋、出汁がめちゃくちゃ美味しいのだけど、〆に青さのりと卵で雑炊してくれたんだけど、これが、ほんとに筆舌に尽くしがたく美味しかったのよーーー。写真でみると、ルーカスさん感動で涙しているみたいだし!(爆)食べ散らかして、外に出たあたしたち、ルーカスさんと別れて家路に着こうとしたのだけど「いやー、コーヒーと甘いものが足りないでしょう!」と意見が一致、深夜の喫茶店へGO!あんなに食べたのに特大パフェなんか食べちゃうサスライシェフ。。。とこのことをFBにUPしたら、かなりの男子のみなさんが、同意されていましたねぇ。(笑)ケーキ男子とか、いうんでしょうか。。。

と、まあ、こんな感じで、めちゃくちゃ楽しい道連れの旅となった一日目。

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二日目はデパート見学をちらっとしたくらいで、昼まっから焼酎をぐびっといっちゃうマサヒロリータ。(笑)久しぶりの友のためなのか、冷蔵庫の掃除だったのか、サスライ氏もえらく気合の入った賄いをだしてくれまして。。。おかげで翌日は昼ご飯に蕎麦だけしか食べられなかった。。。(爆)そして実は三日目の昨日の夜はルーカスさんがチプレッソへディナーに来てくれまして!!!!マサヒロリータと一緒にお食事を楽しんでいただいて、ビールからグラッパまできっちりイタリア式に(笑)飲みまくって、楽しく過ごしてくれました。なによりあたしがイタリア語が話せたのが良かったなぁ。。。なんというか、エンジンにあぶらが挿される感じねー。

今朝起きたら、すでにマサヒロリータは帰路の人でござんした。新幹線だから到着は8時間後。。。これもバカンスの醍醐味、なんというか海外に行った気分だったかもねー。(笑)焼酎の瓶3本抱えていますけど。。。

来週の月曜日はあたしたちも熊本まで新幹線でショートトリップ。。。って1時間ですが。www
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2012年04月10日

十曽のこどもの森。。。珠玉のオアシス完成!

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鹿児島市内は満開の桜に薄緑の葉が混じり始め、そろそろ花びらが散り始める頃。先週末はたくさんの人が花に酔いしれていたようですが、あたしたちも一足先に今月頭に伊佐へ日帰りの花見ツアーへ!3日くらい前まではまだ蕾もかたかったようですが、春風とともに一気に花が咲き乱れ、満開の花見BBQとなりました。ウ━━━レ━━━ヾ(*´∀`*)ノスィ━━━━ィ 

そして、お腹もかなり満腹になった午後、例のあれをみに十曽まで行ってきましたよ!!!!!!!

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十曽こどもの森、完成!!!!!!!!

先日プレオープンイベントが行われた十曽のこどもの森、この日は特にイベントもなく、まだはっきりどのように使用するか決まっていないようで誰もいなかったのですが、このプロジェクトの牽引者である窯じいに鍵を貸してもらって自主的に見学!!!(笑)あとで伊佐の龍馬も駆けつけてくれました。。。

さて、ストローベイルハウス(藁の家)、こんな感じに仕上がっていました!jisso_kodomonomori03.JPG

あの頃と比べると、この2ヶ月での仕上がり具合にびっくりです。職人さん、ボランティアの方々のものすごい努力と情熱と必死な思いが伝わってくる。。。そして何より驚きなのがそのセンスの良さ!!!!!藁の家の暖かさと古きよきものを大事にする空間、そしてその中に差し込む光や、色合いすべてがめちゃくちゃ素敵なんです。なんというか、イタリアの田舎のおばあちゃんの家の納屋を訪れたみたいな感じ?(笑)

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入り口においてある一輪車さえなんとなく絵になるんだよーー!!!!光とりの窓は、なんと、梅酒とかをつけるガラスの広口瓶!ヤルナ、オヌシ。。。です。

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そして竈。この竈は伊佐を代表するの火の左官、瀬戸山斉さんという方の作品。御年77歳!!!!!!黒く艶のある竈の上の窓から柔らかな日差しが差し込んで、それをみているだけでほっこり気持ちが優しくなれる魔法の空間でした。そしてこの隣にはピザ窯がどーんっと鎮座していて、そこにはダッチオーブンもあり、ピザだけではなく肉料理もかなり使えるかんじなの!ここまで来ると、チプレッソ@ランチ会IN十曽を企画したくもなるってもの!!!!(笑)

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藁と土壁の家だからこそできる、素朴だけど心に響く内装に感動しまくりのあたしたち。。。こういう空間にいると想像力も発想する力もグングン広がるのよね。だから楽しいの♪♪♪

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そとにでて今度は五右衛門風呂まで。その間には菜園になる場所、薪を切る場所などがあります。そう、ここはキッチンも竈と窯、そしてお風呂も五右衛門風呂だから薪でたくものなの。ガスとかを一切使わない原始の力を大事にする場所。なのでみんなで協力して作業をしていくのです。水もポンプでくみ上げ式!!!

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そして五右衛門風呂に貼り付けてある色とりどりのまるでガウディのようなタイルは、伊佐の陶芸家川野恭和さんが土を提供、それをこども達が色を塗り、また川野さんのところで焼成して、それを左官の二木くんが仕上げたものなんです!こども達のいろんな夢とか、気持ちがぐぐーーっと入った小さなかけら。それをあわせたらこんなに素敵な五右衛門風呂になりました!

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それぞれのお風呂、タイルの色も違ってます。日本の伝統的なタイルなはずなのに、なんだかとってもポップな感じでしょ!!!!そして上のほうは天井部分がなく、代わりにパラソルが紐でとめてありました。(笑)だからお風呂に入るときにそれを外すと、まさに星を見上げる!なの。素敵。。。

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お風呂に水をためるのもポンプで、だから、ここは本当にみんなで協力しなければ物事が進まないんです。だから、いい。何かを一緒にすること。あの日から、日本は絆、絆を連呼していますが、昔の日常生活にはその絆を生む機会が幾千にもあったんです。便利な世の中を追求してきた代償の1つが、それを少しずつ削り取ってしまったことにあるのかもしれません。。。

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フレンドハウスという建物の中に、プロジェクトを立ち上げてからこの半年の歴史が写真で飾ってありました。手書きの設計図、何もなかった場所へコンクリートの土台を打ち込むことから始まり、極寒の伊佐の冬の中でみんなで、試行錯誤を繰り返しながら前へ前へ、そして伝統の技術を受け継ぎ、子供たちへこんな素敵な場所を与えてくれた過程がみられます。すごいです。あの寒さの中、徹夜で藁の家の完成を見守ってきた人たち。。。あたしたちが1月に見たときの状況はこの長い長い黒い帯の3分の一のところでした。たった2ヶ月でそのあと完成までもっていったすさまじい力!!!!窯じいのブログにその過程がすべて書いてあります。

いい場所ができました。ほんっとうにいい場所。でもこれは始まり。これからここがどういう風に日常生活に溶け込んでくるのかなぁ。元気になるために、集まる場所になったらいいなぁ。。。ということで、とりあえず5月のチプレッソの日曜日お休み(5月20日の予定。なぜかって?メニューがその週から変更になるから。。。笑)にはここでランチ会する予定にちゃくちゃくと計画中。。。(笑)ちゃんと企画できたら早いうちにUPしますねっ!!!定員20人くらいでしょうから、早い者勝ちで!!!でもこの企画、一回こっきりではなく、息の長い企画にしたいなぁ。。。他にもいろいろやりたいことが出てきて、今年はおもしろくなりそうです!

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2012年03月09日

「こどもの森を完成させようDAY」

3月は何かとイベントが多い感じです。今日3月8日はイタリアでは「女性の日」。男性が女性にミモザの花を贈ります。この女性の日、由来は悲しい出来事なのですが(以前書いた記事がこちら)、現在はこの日だけは女性が家族や恋人から(笑)自由に女友達と遊びに行ったりしても構わない、ような雰囲気になっているのよね。チプレッソの隣の花屋さんにもミモザがあったので、テーブルの花として飾ってあります♪残念ながら(とサスライシェフが言ってました。。。)当日の今日、お隣はお休みにつき、あたしには今年はミモザの花はなしでしたけどねー。(笑)でもそのあとホワイトデーがあり(チプレッソではイタリアの習慣のように男性から女性へ贈り物ということで、あたしがみんなから花をもらいました。。。爆)翌日はサスライシェフの誕生日ということで、なんだかあたしの出費UPの予感。。。(汗)

で、イベントといえば待ちに待ったこのイベントがやってきます!!!!!!!!!!

十曽こどもの森・育ちあい事業プレオープンイベント
「こどもの森を完成させようDAY」


日時:2012年3月18日
10:00〜15:30(開場9:30)
場所:十曽青少年旅行村地図googlemap(鹿児島県伊佐市大口小木原688)

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いよいよ、あたしたちもちょっと見学に行った藁壁の家のキッチンと五右衛門風呂が出来上がります!!!!めっちゃステキなのができてるんですよ。たくさんの方が半年かんものすごいアイデアをだしあって、いよいよ完成ま直のこの場所は、ボランティアでこの企画に取り組んでいる職人さん他みんなのセンスの良さ!!!が光るものになっています!!!!五右衛門風呂のタイルは伊佐の幼稚園、小学校のこども達が色を塗ったりして、それを伊佐在住の陶芸家の方が焼いてくれたもの。左官屋さんがガウディ風に埋め込んでくれています!!!ほんとに南イタリアを思い出すかんじなのっ!!!!

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※写真をクリックすると画像が大きくなります。

当日のたくさんのイベントの詳しいこと、コンセプトについては「十曽こどもの森」のブログをご覧ください!このプロジェクトの仕上げを手伝ったくれたたくさんの子供たちの笑顔もご覧いただけますよ!


ああ、満天の星を見ながらの五右衛門風呂、最高だろうなぁ。。。イタリア人連れてきたいなぁ。。。イタリアから十曽へのツアー提案してみようかしら。。。


ということで、今週の土曜日は以前紹介しましたリュートのコンサートが霧島で、翌週の日曜日はこのイベントが伊佐で、というなんだか二週にわたって北薩が元気な感じですよ!!!ぜひぜひぜひぜひ皆様、18日は伊佐へおいでくださいませ!!!


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2012年01月26日

星の下で窯のご飯と五右衛門風呂

北日本ではかなりの豪雪になっていますが、ここ鹿児島もかなり冷え込んでいます。伊佐は雪が降ってるみたいですし、鹿児島市内でも山手のほうは雪がちらついているとか。。。我が家は平地なのですが、どうも築45年くらいの家なので、か、家の中がかなりシンシンと冷えてきています。。。暖房つけているんだけど、壁から伝わってくる冷気のほうが勝ってるというか。(笑)先日階段の壁にコート掛けをネジでつけようとしたら、どうも壁自体がめちゃくちゃ薄いっぽくて(爆)なんというかベニヤ板???で、結局ネジが支えきれず、つけられず。。。みたいな。ということで、これ書き終わったらとっととお風呂で温まって寝るのが一番みたいです。

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で、先週末は日曜日をお休みして伊佐に氷の祭典(それはサスライシェフのブログでご覧ください)と十曽の子供の森で作っているストローベイルハウスの見学に行ってきました。これを手がけている伊佐市より事業委託を受けた「NPO法人トータルサポートネットワーク」のサイトから抜粋しますと、ここは「子どもたちや保護者さらには子どもを中心とした社会全体が、かけがえのない経験を得るための体験活動とそれらを実施するフィールド作りを市民参加型で実施中。各種自然体験活動とストローベイルハウス(わらの家)・ピザ窯・菜園コロニー(休憩所)・五右衛門風呂製作ワークショップを実施中です。」ということなのです。

十曽は伊佐の中でもかなり北のほう、きっと今夜は雪なんじゃないかと思われる場所ですが、大きな池や森に囲まれ、清流には鮎とかもいるという素晴らしい場所なんですよ!!!!

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キャンプ場にはテントやバンガローだけではなく、こんな大きなコテージ風の建物も。

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そしてこれが今建設中の藁壁の建物。こちらはピザ窯や竈を設置してある場所。この奥に星を見ながらお風呂に入れるという五右衛門風呂のある建物があります。この建物、ほぼボランティアの方たちが作っているんです。伊佐の左官屋さんや土木やさん、建築家の方や、ピザ窯をつくるスペシャリストなど、ほんとに多才な方たちがいろんなアイデアを出しながらつくっています。

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この日はたまたま蒲生で古民家を購入して、自分でこつこつリフォーム中だというフランス人!!!マックスが藁壁造り経験者として特別ワークショップをやっているところに遭遇!

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日本語のとっても上手で物静かだけど、けっこう笑いもとれるマックス。フランス・リオンの出身だそうです。藁壁に漆くいっていうと、昔々はどこもそういう土蔵があったり、イタリアももちろんそういう建物ってあったんだけど、なかなか今はそういうものを作る技術って言うのは縁遠いものになってしまっているんですね。ストローベイルハウスというのがどういうものなのかは「日本ストローベイルハウス協会」のサイトをぜひご覧ください!


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建物は枠組みが完成、棟上が済み、ピザ窯も設置済み。これダッチオーブンもある優れものなんです。これでお肉とかローストしたらめちゃうまなのよーーーーー!ちなみにピザ窯、竈、五右衛門風呂、それぞれワークショップが開催されます。スケジュールは十曽子供の森のブログに随時でていますよ!実際作るのを見られるのってなかなかないと思うんですよね♪♪♪ボランティアも随時募集しておりますので、ご家族でぜひ参加してみてくださいませ!


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そしてこの日の様子はこちらのブログに詳しく書いてあります。ほんとに木枯らしが吹く中、焚き火をしながらのワークショップ。マックスと伊佐をつないだのも偶然のご縁だったみたいですけど、なにかがうまく動く出すときってこんな風に縁がドンドンつながっていくんですよね。ほんとにおもしろい!!!!

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そしてこちらが五右衛門風呂の設置予定の建物。

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釜が見えますね。昔おばあちゃんちが五右衛門風呂だったんですよね、あたし。だから結構馴染み深い。でも、去年の夏に菱刈のほうのキャンプ場にきた東京からの子供達は、そこにあった五右衛門風呂を焚いたときに「これって温度調整どうするの?」と質問したそうです。蛇口ないしね。。。(笑)水を汲んで入れればいいってのは、当たり前のようで当たり前じゃないのです。でも原始の力です。原子ではなく、原始。伊佐の龍馬がとある講演会で話した言葉です。

以下その言葉から。


伊佐ではピザ窯が今増えています。
ピザ窯の燃料は薪です。薪は原始時代から続く素敵なエネルギー源です。
お風呂も焚けますし、ご飯も炊けます。そして薪ストーブや暖炉でも使えます。
薪を使えば間伐材の有効利用にも使えます。

みなさん、わかりますね。
これからは原子力より原始力です。

原発は結果的に原っぱに向かって発進させてしまう可能性があるかもしれません。
原始力なら原っぱの状態からでも始められる力があります。

核材よりも角材を使いましょう。
間伐材の有効利用で森林も守れます。


環境という字は、環(わ)に境(さかい)と書きます。(○に縦線を何本か入れて頂
くとイメージしやすいと思います)
この境を人が自分達のエゴでどんどん押し広げた事で他の生物の棲む部分が狭くなっ
てしまいました。
(環境という字がぐちゃっとなった感じだと思います、そうして生まれたのが今地球
全体に起こっている逆境ではないかと考えます)

そして震災以後「つながり・絆」と言う言葉が頻繁に出ています。
これはつながろうという事ではなく本来全てはつながっているという事、糸を半々に
分かちあい元々つながっているという事を
改めて気づこうという事だと僕は思っています。
つながっているからこそ少し離れた場所で起きたことでも何らかの影響がそれぞれに
出てきますし、心も痛みますし、支援の為にそれぞれの心と体が動くのだと思いま
す。

つながっているからこそ「環」なのだと思います。
人は改めて自分達が生きるのに必要な分だけの場所に「境」を戻しながらも、全体の
生物が暮らしやすい様にそれぞれの生物にあった境の場所を調整することが
神様から知恵を授かった人の本来の仕事なのだと考えます。

人の責任でバランスを崩して起こってしまった逆境は、人の責任でバランスを取り戻
しながら、同時に自分達の境を見つめ直して、多様性が成り立つ境をそれぞれに入れ
ていく。
そうして、はじめて「環境」という文字が美しく成り立つのではないでしょうか。


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こういう思いで作っている場所なんです。

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まだまだ完成まで試行錯誤の続く場所だと思うけど、ここが完成した後であたしたちが伊佐の食材を通じてできることはないか、ちょっといろいろとワクワクしながら考えています。おとなりのKLEINEのアキ先生たちともおもしろいことやりたいなぁ。。。


ということで皆さんもぜひ十曽の森へGOOOOO!!!!!!!


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2012年01月17日

遅ればせながら。。。AUGURI!

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すっかり今年も始まってしまっております。ほんとにご無沙汰してまして。。。あ、いつものことですね。(笑)とりあえず、何はさておき

新春のお喜びを申し上げます。今年も一年どうかよろしくお願いいたします。
昨年は、イタリアからお引越し&開業というなんともあわただしく、決断の多い年だった様な気がしますが、今年も楽しくイタリアらしく適当にがんばっていきますのでよろしくお願いしますねっ!

ということで年末年始、ほんとうに十年ぶりの日本での御正月を満喫させていただきました。「御節やらないんですか?」という数々の御問い合わせも振り切って(爆)あたしたちがおせち料理を堪能させてもらった久々の何もしない普通の御正月!!!!いやぁ、嬉しいものです、ほんと。イタリアでは大晦日からお正月って戦争のようにレストランは忙しく、しかも深夜3時過ぎにまで仕事して、そのあと仮眠取ったらすぐ9時過ぎにはレストランに戻り、1日はランチの休みも取れるのか?というくらいだったものでね。しかも2日からは普通どおりだし。。。あの各々方が勝手に自分の時計でカウントダウンしてあっちこっちで時間差の乾杯が聞こえるイタリアが懐かしい。。。


さて、あたくしたち、31日に大掃除を終えてから桜島へGO!去年からサスライ家族&親戚一同が15名ほど集まって桜島の国民宿舎で大宴会の年越しをしているそうで、そちらへお邪魔することに。

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2011年最後の桜島は穏やかな空と海の狭間で、やはりこの日も雄大な姿でした。でもほんとに噴煙が止まらないのよね。。。(涙)既に今年は100回を越しているとか。。。


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ということで、宴会を楽しみ、そのあとお部屋で結婚のお祝いまでしていただき、紅白をちょっとだけ眺めた後は年越しを待たずに睡眠に撃沈。(爆)鹿児島側からは花火も上がった年越しだったようですが、それよりも布団から呼ばれてましてね。。。でも翌朝は8時に起きて桜島の端っこから顔を出した旭日を拝むことが出来ました。

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桜島からみた桜島。近くで見るとかなり立体的(当たり前か。。。笑)というか、凹凸が激しい山なのね。その噴煙が流れていっている鹿屋方面へ初詣へ皆で行くことに!場所は肝属にある吾平山上稜。ここは小伊勢と呼ばれ、天皇陛下も参拝にいらしたことのある場所。歴史を紐解けば「吾平町上名吾平山の北にあります。神武天皇の御父君『ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと』 と御母君『玉依姫命』(たまよりひめのみこと)の御陵で俗にこの山を鵜戸山(うどさん)といい、
窟を 鵜戸窟と称しています。岩屋の陵は全国でもめずらしく、御陵域は9.35ヘクタールあります。
私の町・吾平町の紹介より)」という場所。鹿児島県には神代三山稜という場所がありそのうちの1つなのです。そのほかは鹿児島空港の近くの高屋山陵と川内の可愛(えの)山陵。県立図書館サイトにも書いてあります。そこには神話に出てくる山幸彦や天孫降臨にでてくるニニギノミコトを祀ってあったりするの。まさに鹿児島は、霧島だけではなく県内全域が神話の世界の舞台なんです。幕末から明治維新にかけての薩摩の英雄をめぐる旅だけではなく、悠久の神話の世界をなぞる旅も鹿児島を違う角度から眺めるいい機会だと思うわー。このサイトにも詳しくのっていますので、ぜひ読んでみてください。


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まず大隈広域公園に車を止め、そこから坂道を下ってしばらくすると山稜の入り口へ。そこからは砂利道をすすんでいくと、透明な水が脈々と流れる川辺で手を洗って、その先に祠があるんです。この感じが伊勢神宮へ参拝するときと似ているようなのね。

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祠のところまでは建国記念日以外はいけないことになっていて、その手前で参拝。そのあとそれぞれの家族で写真撮影をしていたら、すーーっとなんともいえない淡い光が降り注いでなんともいえない情景でした。 心が洗われるってこういうときのことなのね。

心の禊をしたあとは、大隈広域公園内の食堂でお食事。地元の名物猪ラーメンと味噌うどんをいただきました。

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これが、まあ、箸もしなる(笑)うまさ???猪肉とラーメンってかなり相性よし。そしてあたしの食べた味噌うどんは、なんというか味噌汁うどんって感じだったんだけど、食堂内に貼ってあった新聞の切抜きを読んだら、まさにその通り!!!!!戦後そのあたりで食堂をしていたおばちゃんの名物料理を復活させたんだそうで、やはりその成り立ちはお客さんからうどんに味噌汁をかけてくれ、と頼まれたことらしいの!寒い日にはじわーーーっと芯からあったかくなるうどんでした。


とまあ、こんな感じで元旦はのんびり終わり、そのあとyossy実家へ寄っておせち料理をたらふく食べて今年の御正月満喫を終了させていただきました。今年ものっけから美味しいものをガッチリ食べてますね、あたしら。。。食べてる写真しか最近はないような気もしますが。。。(汗)次回は来週で終わりの(爆)12月〜1月メニューをUPします。今回は必ず。。。?
posted by yossy at 22:53| ローマ | Comment(1) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

ピンクの絨毯に囲まれて

CIAO!いやー、昨日は久しぶりに休みらしい休みになりましたよ。天気の良い休日に自然を満喫、というか、太陽の光を浴びてのんびりするというのは、人間にとっていかに必要か、ということを実感しました。(笑)イタリアではこんなこと、普通だったのにね。。。自転車で工房やベルコーレに行くときに、夏になるときの草のにおいや、秋になるときの空気の変化とか、そういうのを五感で感じ取っていたのよね。そういうことって、日常のあたりまえのことだと思っていたけど、すっかり忘れてはいけないことを忘れてたよ。。。

ってなわけで、先週から恒例の「休みの日は起きたらすぐに温泉へ!」キャンペーン。ということで、まず顔も洗わずに(笑)近くの温泉へ。ここはホントにいいお湯で、なーーーーんにもないけど、とにかく肌が綺麗になりますの!!!これでデコルテまで角質を取り除いたら、お風呂上りの化粧水もいらない(というか、忘れた。。。汗)という優秀さ!そしてそのままスッピンで(爆。しかし最近サービス中以外はスッピンでどこでも行くようになっているがな。。。)山形屋まで。7階の大食堂で焼きそばを食べて、下のイタリア展でバリスタ横山さんのエスプレッソを飲むという贅沢。最終日のイタリア展、かなりの人ごみでしたね。でもイタリア展を楽しむよりも、昨日はどうしても行きたいことがあったのでそのままそそくさと会場を後にして、車でGOOO!!!

入った先はここ!!!

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犬迫町にある鹿児島市都市農業センター。この前たまたま市電の中で、ここのポスターを見て、そこに「コスモスが綺麗!」という文字があったのを覚えてたのよ。しかもサイトで咲き具合がチェックできるという素晴らしさ!さっそく休み前にチェックしたら8分咲きではありませんか!これは見逃せないと車を走らせたってわけ。


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駐車場の脇に植えてあるコスモスも色とりどりに満開で、気分もUP!少し色が黄色く色づいた銀杏を見たら、去年の今頃訪れたLUCCAを思い出したわ。あのときも青い空と黄色い銀杏のコントラストが美しかったのだけど、今回は青い空とピンクの絨毯を堪能しました!

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絨毯の向こうではウエディングもやっていました。写真を撮りに来ただけだったのかな?でもブルーシートをひいて日向ぼっこ中のグループホームの御年寄り達から拍手喝さいでした♪素敵な写真がたくさん撮れただろうなぁ。。。そしてうちのカメラマンもガッチリカメラに没頭していましたけどね。(笑)少し和らいだ日差しにすっかりリラックスモードのあたしも激写されてしまいました。(爆)でもね、まだまだ年季が足りません。だって。。。

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このおじさん、このあともかなり腹筋が鍛えられる体勢でコスモス撮影に励んでいらっしゃいましたから。写真撮影も体力勝負なのね。。。


リラックスしすぎて芝生でほぼ寝ちゃったあたくしですが、このあと来週のためにニシムタでレジャーシートを買いましたよ。(笑)来週天気が良かったら、桜島を眺めながら昼寝の予定ですので。。。あー、いい一日でございました。


posted by yossy at 18:31| ローマ ☀| Comment(3) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月02日

伊佐の山はどげんですか?

8月ですねぇ。昨日ついに業者の方々とレストランになる予定の場所で打ち合わせ。小さいし、もともとある既存のもの(前の方がスケルトンで返さなかったので床とか←これが気に入っているの、そのままなんです)をできるだけ使うつもりなんですけど、やっぱりキッチンのところは排水の勾配の問題などがありコンクリートをはがしていかないといけないので、ちょっと大掛かりになりそうな予感です。希望どおりにいってくれる事を期待しつつ、たぶん来週から本格的な工事です。

さて、先日から何度もお知らせしてました伊佐の野口健さん講演会、無事に沢山の方がいらして大盛況でした。7月の初めからチケットを販売はじめて、みんなの力で700枚近くが売れ、そしてかなり完成度の高い講演会となりました。あたしたちも前の日から伊佐に戻って行って来ましたよ。


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伊佐のイケメン、前田君。ギリギリまで展示などでがんばっていたそうですが、この人が「野口さんを伊佐に呼びたい」と3年がかりでこの講演を実現。これがすごいのは、どこにもスポンサーをつけてないこと。後援は伊佐市を初めいろいろなところがついていますけど、スポンサーとしてお金を誰にも出してもらわずにこういうイベントを執り行うってのはね、簡単なようでほんとに大変なのですよ。チケット代にしても同じく。でも沢山の方のご協力となによりISART(前田君が主催のNPO)の皆さんの熱意でこれだけのことができたんですよね。右は実際、この7月に何回かやった伊佐の清掃活動ででてきた不法投棄やポイ捨てのゴミ。


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これは全てその清掃活動での写真です。クリックしたら大きくなります。すごいです。外側から見たら、緑の深々とする伊佐の田舎の素晴らしい風景の奥にはこういうものが潜んでいるわけです。野口さんも講演でおっしゃっていましたけど、今は野口さんたちの地道な活動の成果、そして少しずつみんなの意識がかわってきたこともあって5合目より上はかなり綺麗になっているそうなの。そこはもう草木もまばらな登山道で、ゴミ捨てるのは目立つしね。で、問題なのは樹海。富士の樹海には大きなトラックで産業廃棄物や医療器具などをごっそり廃棄しに来る輩がいるわけです。そういうのは一般のポイ捨てとは違う仕組みがであるってことなんだけどもね。でも一般のひとたちでゴミをとうきする人たちだっているわけです。リサイクル法とかできて、家電などの廃棄にもお金が必要になったり、粗大ゴミが有料になったりってことだと思うんですけどね。

でもね、そういう家電を廃棄処分にするのにいったいいくらかかるのでしょう?何万円もかかるのかしら?2000円前後ですよね。それって、各家庭で何かを買い換えるときにそんなに負担になるのかしら。。。ちょっと町に出て何か買ったりお茶したら、それくらいいっちゃうわけでしょ。それは出せるけどリサイクルには出せずに、よく分からないなんだか怪しい無料回収に持って行っちゃうってのは、どうなんだろうって思うわけですよ。いや、あれはちゃんとした金属の回収でとは思うんだけど、くず鉄で集めても残ったものはどうなるんだろう?とかさ、なんかね、イタリアにいたからですね、こんな風に物事を斜めに見る癖がついたのは。。。(笑)


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富士山の清掃登山、そしてエベレストの清掃登山。日本隊が残していったゴミのことを他の国の隊員になじられたこと、そこで「エベレストを富士にしたいのか」と言われ、夏の登山シーズンに初めて富士山へ行って見て(アルピニストの方たちは冬にしか富士山に行かないので、雪の下にあるごみには気がつかなかったそうなの)衝撃を受けゴミ清掃を始めたものの、地方自治体や様々な企業などの利権が絡み合う富士山では、清掃という美辞麗句ではまったくみんなが協力してくれなかったこと、また樹海の産廃に関してはやはり大きな組織的なものなので、脅迫されたりかなり大変だったということ、などをお話になりました。そしてこの伊佐の取り組みは、普通はなかなか出来ないNPOの活動を市がバックアップし、一緒に清掃活動を行い、それを地元の企業がサポートする、という実は野口さんが富士山周辺でやりたいモデルのようなことが出来ているとおっしゃっていらっしゃいました。


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またびっくりしたんですけど、地元の高校生がボランティアでゴミ拾いに参加、そして彼らは学校の中のボランティア活動として(そういうグループがあるそうですが)お年寄りで草刈などができずに困っているところへ行って、畑や家の草刈をしてあげたりしているそうなの。すごいね!
ちなみに彼らも参加した7月24日の不法投棄の清掃はISARTと地元企業、それに農協青年部や市役所の環境課など官民一体となり60名近くで4箇所の不法投棄を回収したそうです。地元の企業が提供してくれたユニックというクレーンがあったこともあり、なんとゴミは未来館という市のリサイクル施設に持ち込んだだけでも2030キロ!!!!他にも持ち込めない大型のゴミ(テレビや洗濯機やタイヤなど)が沢山でたので軽く3トン強は回収できたそうなのです!!!!4時間で3トン強すごいですよね。それだけゴミがある事もすごいのですが、まだまだこれは氷山の一角。なんと伊佐だけでもあと125箇所くらいの不法投棄の場所があるそうなのです。それは上の写真のマップを見ていただければよくわかります。でもね、これって伊佐だけじゃないはずなのよ。鹿児島市内でもちょっと山手のほうとかに行くと不法投棄しないで!!っていうのぼりとか書いてあるもんね。飲酒運転が罰金で減ったのならば不法投棄も法外な罰金を制定するしかないってことだと思うわ。人間の良心ってのを信じたいけれど、こうなってはやはりきちんと処罰することが必要。だってさ、リサイクル、そのときにしないで家に溜め込んでるから、全部を出すためには結構な費用になって、だから不法投棄ってことになってない???それは自業自得なことなわけで、見えないところだし、森の奥だからってやっちゃうのかもしれないけど、それが自分の家の敷地にされたらどーなのさっ!ってことだよね。


まあ、ナポリのゴミ問題からしたら、耳垢くらいの問題なのだけどね。(笑)そう、ナポリのゴミはまだ解決していません。というか、今まで一度も解決したことはありません。ここ見たらわかるよ。(汗)たぶん今年の夏はイタリア、結構涼しいみたいだから去年みたいな、ローマからはいる高速のナポリ入り口付近までも臭っていた激しい悪臭はないみたいだけどね。ナポリ、カンパーニャのゴミ問題が解決しないのは、人々の意識の低さだけではなく今となってはエコマフィアが絡んでいるからだけども。マフィアって言っても、マフィアではなく(マフィアはシチリアの集団)カモッラなんだけどね。その辺りはロベルト・サヴィアーノの「ゴモッラ」という本(映画もある)に書いてあります。サヴィアーノはこれでカンヌもとったけど、その代わりカモッラから命を狙われてた若いナポリの物書き。彼がベニーニとやってた番組はおもしろかったけど、4回くらいで放送がなくなったもんね。

いずれにしてもイタリアのゴミ問題はそういう組織と政治の癒着、なによりも普通に稼ぐのは難しくなった(銃とか売春とか麻薬とかで)から、確実に稼ぐ方法として環境や水、そして医療に根深く入り込んでいっているんです。だから解決しないんだな。。。




ナポリ語で話しているので全部は聞き取れませんが(ちなみにサスライシェフはナポリ人と働いていたことも結構あるのでナポリ語がどうも分かってるみたい。驚)、これってこのおっさんが北イタリアの企業から産廃を請負(むちゃくちゃ安い値段で入札してるから)それをナポリに持って帰ってきて、畑とかに不法に埋めているって話なの。そういう毒性の産廃のことは何年か前に、ナポリのモッツァレッラチーズにダイオキシンがかなり含まれていたとかで問題になったけど、結局うやむやになったよね。こういう不法投棄を掘り出して集めてみたら14,600メートルになるそうです。ちなみに野口さんが清掃しているエベレストでも8,850メートルなんだって。。。



ちなみにこれは今年の6月17日のナポリ。ゴミの中に町があるってかんじ。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル


ということで、大きな話はさておき、まず足元のゴミから!!!サスライ氏がやっているけどウォーキングしながらゴミ拾うと結構なトレーニングにもなるし、なにより30分くらい歩くとスーパーの買い物袋一杯くらいにはゴミがたまります。そう、小さなことからコツコツとですからね。


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会場を後にしたときに見つけたアート。これ入場チケットの半券でつくってあるの。ゴミも工夫すればアートになるってことだそうです。ちなみにこれは伊佐ヒノキを題材にしてあるんだって。幹は伊佐市内の幼稚園の子達が手に絵の具をつけてぺたぺたと描いたものだと聞いています。

ISART、LIPS、そのほか伊佐の皆さん、ありがとうございました!

posted by yossy at 16:21| ローマ | Comment(2) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

鹿児島いいとこ一度はおいで〜♪酒はうまいしネーチャンはキレイだ(笑)

いやー、朝はずいぶん涼しくなったかなと思いきや、日中はかなりの暑さですね。ということで


みなさま、


暑中お見舞い申し上げます!!!!

暑いですけど、小学生並みにすっかり夏満喫中です。忙しい、忙しいと思われていますけど、休みだけはきっちりとる習慣がついたこの11年のイタリア生活。(笑)いいことです。

まず海っ!リゾートリゾートリゾート

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ドルフィンポートのあとは絶対海へ行くんだ!!!とサスライ氏に宣言されていましたので、その翌々日、ちょうど我が母校「鹿児島市立清水小学校」の錦江湾横断遠泳の日に磯海水浴場へいってきました!正面にこの雄大な桜島を見ながらの海水浴場なんて贅沢この上なし。


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しかも左を見ればなんとなくチンクエテッレとかのような入り江の感じが続きます。違うのはビーチにパラソルが並んでいないことと、人がいもの子を洗うように砂浜に寝そべっていないこと、そして結構な割合でTシャツきて泳いでいる人たちがいること!(驚)イタリアでは水着すら着ていない人たちばかりでしたから(爆)驚きなんですねー。

さて、この日、11時に対岸である桜島の小池海岸から小学生99名が泳ぎはじめました。

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ほら、見えるでしょ。うっすら漁船の群れが見えると思いますけど、この間に子供達が隊列を組んで泳いでいるんです。漁船には親御さんやコーチ、先生が応援と監視で乗っていて、子供達に掛け声をかけたり激励したりなの。
この日のためにゴールデンウィークから毎日放課後に練習に練習を重ねてきた子供達です。あたしも毎日プールがよいでしたよ。そうして黒光りするくらい日焼けしてたんですよね。今とあまり変わりませんが。。。(笑)でも梅雨に入って毎日雨で、気温も低い日でもプール。水からあがるときには唇が紫色になってましたよね。毎日最終的には3kmくらいは泳ぐ練習をするんです。そうやって顔を水につけられなかった子供達が、そこまでたった3ヶ月弱でたどりつくんです。あたしもこの日のために、厳しい練習に耐え、たまには「がられ」(鹿児島弁でおこられるってこと)だったわけです。でも、ほんとにやってよかったというか、遠泳を泳ぎきったって、子供心にむちゃくちゃ誇りなんです!

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しかし、この磯海岸、こんなに綺麗でしたっけ?ちょっとびっくりです。そして人の少なさにもびっくり。昔はもっと人がわんさかいたような記憶がするんですけども。。。土曜日は人出がまだ少ないのかしら???いずれにしても、かなり透明度の高い水に大満足でした。あ、ちなみに日本って遊泳許可のブイがありますよね。あれってイタリアにはないですよね。しかもブイの中を監視員の人たちがボートで回っていたり、たまには「熱中症になるから水をこまめに飲んでください」とか「砂浜でボール遊びはやめましょう、子供に当たって危険です」とか「禁煙です」とか、そんなことまで言わないとダメなのね?というサービス過剰気味にけっこう驚きつつ、とにかくガンガン泳ぐあたしたち。。。


そうこうしているうちに、子供達はどんどんこちら側へ。だいたい4kmくらい泳ぐんですよ、この遠泳。当日の潮の流れとか波の状態とかもありますけど、この日はものすごく状態がよかったようで、あっという間に半分は過ぎているような。。。だいたい1時間40分くらいを目安に泳いでいるんですけどね。

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クリックすると大きくなりますけど、子供達が波間に見えるでしょ!4年生から6年生までの真っ黒に日焼けした子供達、今回は1時間25分くらいで磯浜へ到着しました。そしてあがってくると、グループ全員が揃うのを待って、海に向かって「ありがとうございました」と大きな声で挨拶。こちらまで気持ちよくなる子供達の姿でした。実は来年清水小学校100周年記念。偶然会った同級生に「来年泳ぐでしょ」とすでに予定を決められてしまいました。(汗)いったいどうなるのか、こうご期待ということですかねぇ。。。


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そして日本に帰ったらしたかった夏の楽しみといえば「カキ氷」!!!!街中にある氷屋さんに人が群がっているのを発見、思わず車を停めて並んでみました。(笑)しかしこのカキ氷、ふわふわで柔らかいっ!!!!こんな至福のときを味わえるなら並ぶでしょっ!かなりフレーバーもあったので、週一回は通おうかともくろみ中。

さらに夏休みの自由研究の題材になりそうな機会にも恵まれましてね。。。


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蝉の羽化です。一昨日の夜、深夜0時前に甲月川のあたりを歩いていたら、街頭に照らされる公衆トイレの壁にかなり大きななにか黒っぽいものを発見。あたし、結構歩いていて虫とかよく見つけるんだけどさ。(笑)なんと蝉がちょうど羽化を始めたところだったのよーーーー!!!7年以上土の中にいて、この夜に地上へでてきて空を飛ぶために殻を破ってきた蝉ちゃん。こんなの一生に一度くらいしかないでしょう!ということで、しっかり羽が伸びるまで観察してきました。この間だいたい30分ほど。背中の部分を割ってでてくる蝉ちゃんは薄緑で、羽衣のような羽はまだぐちゃぐちゃ。このあとエビ反りのようにのけぞって、羽がゆっくり伸びていくのを待ってます。こうもりのようなスタイルね。でも黒いつぶらな目がキュートったらありゃしない!!!(笑)そしてだいたい伸び始めたら、今度はもとにぐぐーーーっともどって(この間殻につかまっているんだけどね)ゆっくりと羽がのびていきます。まだこのときも羽の色は薄い緑。このまま朝日が昇るまでには茶色く羽が変色、飛べるように強くなるんだそう。そこまでは待てなかったので、がんばってくれと激励して家に戻ってきました。

調べてたら、羽化の様子が動画で少し見られます。まさにあたし達が見てたのはこれ!これはかなり早送りですけどね。


ということで、あとは花火大会かなぁ。。。あ、その前に30日に伊佐である、野口健さんの講演会に行ってきますっ!







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2011年07月07日

アルピニスト・野口健氏の講演会@伊佐市

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※画像をクリックすると大きくなりますので、ぜひじっくりお読みください。

来る7月30日(土)アルピニストで、エベレストや富士山の清掃活動で有名な野口健さんの講演​が、鹿児島県伊佐市の文化会館で行われます。
伊佐がらみの企画でサスライ氏のブログにもたびたび登場する「伊佐の龍馬」前田忠亮くんひきいるISART主催のこの講演会。郷土​の自然を守る、それが外から来てくれる方へ...のおもてなしの心であるという概念から、野口さんの講演を通し、​伊佐をもう一度見つめなおそうという企画。
この前日には子供たちとスタッフで一緒にゴミの清掃活動も行うそうですし、当日は午後から夜にかけて伊佐市の夏祭りも開催で​す。一日家族で、大自然のなかで、それがもたらす恵みや、日本人としてのバックボーン、そういうことを頭と心で体験できる一日じゃないかなと思いますので、ぜひご参加ください!


アルピニスト野口健 講演会『人呼ぼうの前にゴミ予防』

日  時:平成23年7月30日(土) 午前9時00分開場 
会  場:伊佐市文化会館 大ホール
      鹿児島県伊佐市大口鳥巣305 TEL/0995-22-6320
チケット:アルピニスト野口 健 講演会  前売1800円(全席自由1000席) 
問い合わせ:090-6779-9974(ISART前田)
主  催:子ども達に素敵な街をひきつぎ隊!  
共  催:ISART
 



これは伊佐市のゴミ不法投棄という問題から発展したテーマでの講演会ですが、それは鹿児島ならびに、日本中の自治体で抱えている問題だと思います。過疎化、限界集落。。。今でこそ、そこから何かを生み出さなければと、それを逆にうまく利用して外から人を呼ぶ工夫をされている自治体もちらほらでてきているようですが、一般的に何にもない田舎と、なぜか日本の人は煙たがるもの。特に若い人は都会と同じものがほしい、ないからダメだと思っている。でもね、日本の都会の人はこぞって何もないイタリアの田舎​へ心の洗濯に来ていました。何もないのがいいと。イタリ​アの田舎は日本の田舎よりもっと不便ですが、田舎である​ことの誇りとそれがどれだけ魅力的であるか知っていたよ​うな気がします。まず自分の田舎に誇りを持つこと、どこ​にでもあるようなものがないことが、逆にその町のアイデ​ンティティーであること、それを大事に思えば、自然と不​法投棄なんかできなくなると思うんですよね。

イタリアの田舎は本当に何もない。日曜日にはバスがまったくない!ようなところって結構ある。集落だって、「死にゆく町」と呼ばれている集落もあるけれど、世界中からそこを尋ねていく人たちもまた多い。そこに住む人たちは、ものすごい不便な生活だと思うけど、それは便利でなんでもある日本からみると、であり、もともとないわけだから、不便でもなんでもなく、美しい自然と歴史を誇りに思い、それをアピールするのがうまい。そうなんですよね、イタリアって、自分をアピールするのがむちゃくちゃうまい。時にそれは、やりすぎのところもあるんだけど。。。(笑)でもそれでたくさんの人が、惹きつけられるのは、きっと口先だけとか、マニュアルだけとか、通り一遍のことを言っているからじゃなくて、それを心から思い、誇りと幸せを周りの人が感じるからだと思うわけです。それに、ほんとうにイタリアの土地利用って大変な制約があるんですよ。フィレンツェで仲良くしていただいたあるマダムは山を所有しているんですけど、冬の間使う薪を切り出すのに、毎年秋に営林署に当たる部署へどれくらいの広さで何本の木を切るか申告、自分の所有する木を切るのにさえ税金まで払わないといけないだとか、田舎のほうでも勝手にいろいろ建物を建ててはならないし、家の建て替えの場合だって、もともとある建物が基準で建て増したりするには税金がすごくかかったり、とにかく規制は日本ではありえないくらい厳しい。そしてだからこそ、どこをとっても雑誌から抜け出たような素晴らしいものがある、ということなんです。ちょっと興味深いレポートがありますので(長いですけど)リンクを貼ります。(@A

ご縁があって、伊佐という場所が故郷の一部になったんですけど、ここは鹿児島にあるいくつもの過疎の町と同じように、とてもとても素晴らしい自然と、豊かな食、そして古きよき日本の姿を垣間見ることの出来る場所だと思うの。そしてきっとイタリア人を連れてきたら喜ぶだろうなぁと感じるわけです。うちのマエストロはとにかくミラノでさえ都会だから嫌いだというくらいだから、日本に来るのは嫌だ(ま、飛行機恐怖症だからそっちが問題なんだけど。。。爆)っていっているけど、ここなら絶対満喫するなぁって。菱刈金山ではモザイクに使えそうな石があるということも分かったし!!!(嬉)


不法投棄はダメだということだけではなく、そこからずっと先には、過疎や限界集落ということを返上するための知恵、たくさんのことがリンクしています。ISARTと伊佐市、そしてサスライシェフが取り組む鹿やいのししの肉をおいしく食べるにはどうしたらいいか、というのも、ただ単に料理メニューの開発じゃない。それにはそういう獣から農作物や林業を守るということ、それがひいてはそういう獣の個体数を守ることにつながること、被害が減ればその分の予算をほかの事に回せること、捨てたりどうしようもなかったその肉を使うことで新しい収入や雇用が生まれること、そして何よりそういう命の恵みを頂くことで、たくさんのことを子供のころから考え、そしてそれをおいしい郷土料理に変えることで、地産地消や食育ともつなげられるわけなんです。そういうことを考えながら、この講演を聴いていただけたら、と思います。


でね、ちょっと遅いのですが一昨日できあがったポスターやチラシを置いていただける場所、至急探​しております。ここはどう?というサジェスチョン、うちで置けるよ!というお申し出、連絡おまちしております。

posted by yossy at 10:45| ローマ | Comment(0) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

花かごしま2011、今度の日曜までですよっ!

残り開催期間があと5日間となった「花かごしま2011」に再び行ってきました♪ 実は昨日、MBCラジオの「たんぽぽ倶楽部」のクイズに当選したんですよ、あたし。(笑)しかも、番組最後でしっかり紹介されましてね。うふっ!というのも、昨日のクイズの答えは「ひなげし」だったんですけど、ひなげしって、ちょうどトスカーナでは今頃、線路の脇とか、丘の上とか野生の赤い花がたーくさん咲いているんですよ。そのことをメールに書いたら、ちゃんと読んでくださいました。えっちゃん、ありがとうございましたっ!

で、そのえっちゃんが今日吉野公園で、今大変人気のあるおねえキャラの水無昭善住職とのトークショーをするっていうので、行ってきましたよ。(笑)でもまず、2時からのトークショーの前に後半戦ですっかり花の入れ替えのあった園内を探索へ。前回3月開園してまもなく来たときは、まだまだ肌寒くかったのだけど、今日は夏日。花たちもなんだか派手目の色になってました。(爆)

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そして、3月に来たときには気がつかなかったのだけど、花壇のあちこちに「ぐりぶー」が!!!っていうかさ、ぐりぶーってむちゃくちゃかわいいのよ。今日トークショーのあった舞台に、ショーの前にぐりぶーがでてきていたけど、くるんとまわった尻尾をぷるぷるってふってたのが、むちゃくちゃキュート!いやぁ、これで終わってしまうのがもったいないくらい!引き続き、どこかのマスコットキャラクターとしてがんばってくれたらいいのにっ!

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今園内で咲き乱れている花の1つが百合系のお花。花壇の隅のほうに真っ白なカサブランカもありましたけど、このピンクの色がとても華やかで、なにより香りも華やか。贅沢ですよね。そして、今の見ごろはなんといっても薔薇!!!!

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3月は植えてあったけれど、まだまだ寒くて、目がでるどころではなかった薔薇が、あっちこっちで咲き乱れていました。篤姫ローズのある辺りには各国の有名人、イギリス王室、そして日本の皇室の女性をイメージした薔薇が所狭しと植えられているの。で、またまたこれが、その後本人のイメージにそっくりなのっ!カトリーヌ・ドヌーブとか、マリア・カラスとか、とにかく行かれた方、絶対あー、そうよねって思うから!!!!


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そして篤姫ローズを作られた方が、長い間研究されて作られたという青い薔薇。青というよりも淡い紫色の上品な色ですよね。青って、ほんとうに難しいそうで、でもこの気品のある感じ、インクで染めたのとはやっぱり違いますものね。この紫の花を見ると、どうしても「紫の薔薇の人 by ガラスの仮面」を思い出しちゃうんですけど。。。(笑)

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そしてこの初夏の陽気に、すっかり菜園コーナーもいろいろと実っていましたよ。土の状態がいいのですね。ボランティアの方のお手入れも、もちろんあるんでしょう。ハーブも、お野菜もぐんぐん育っていましたよ。カボチャも実がなっていたし、トマトももう色がつき始めていて!!!他にもナスやサツマイモ、テンプラにしたらおいしい葉っぱの裏が紫の「はんだま」とか、サトウキビまであるんですよ。あ、イチゴも実がなっていました。でも、さすがにあたしたちが去年のバカンスで行ったスペイン・マドリッドの王宮植物園で見たときみたいに、なっているイチゴをパクパク食べたりしている人たちはいなかったわね。(爆)

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そしてこの中には、イタリアでは普通に食べる野菜で、普段日本では見かけないものもあるんです。この吉野会場にはなぜか「フィノッキオ(フェンエル・ういきょう)」の畝、そしてどうも中山会場には「カルチョーフィ(朝鮮アザミ)」があるんだとか!!!

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かなり立派に育っていたフィノッキオ。あ、そういえばこの前「嵐」が夜遅くにやっているテレビ番組でイタリアの野菜のことが出てきて、誰かが「オレはフィノッキオ!」とかなんとかいっていたような気がするんですけど、皆さん、気をつけてくださいね。そのフレーズはかなりヤバイ!!!なぜかって?イタリア在住組みは分かりますね。(笑)だって「オレってゲイ!」って言ってるのと同じ意味になるの。フィノッキオというのは「ゲイ」を茶化して指すような言葉なんですよ。。。(汗)あれに一緒に出ていた料理人の人、言ってあげたらよかったのにねぇ。(爆)

そんなことはどうでもいいのだけど、こんなにイタリア野菜があるのなら、どこかの会場で、簡単イタリア料理講座でもしてあげたらよかったんじゃないかな、って。今更遅いでしょうけど、サスライ氏、今ならお貸しいたしますよ!(笑)やっぱり野菜とかって、食べてみないと身近に感じられないじゃない?へー、こんなにおいしいのか!って、花とは違って地味だから、そうしないと印象に残らないし!このフィノッキオなんて、いわしや松の実、干し葡萄と一緒にスパゲッティに混ぜて、パン粉とオリーブオイルをたらして、シチリアで食べるパスタにしたら、めっちゃ美味しいんだけどっ!!!日曜日に終わってしまうのなら、ぜひその前にいただけないかしら。。。もしくは関係者の方、こういう企画、今更だけど興味ありませんか?(笑)


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と、そんなこんなで水無住職のトークショー。いやぁ、よかった。あのおねえキャラの奥に、なんというかほんとうに心に直接ずーんと響くお言葉があり、優しさと厳しさと、仏様とはそういうもので、すべてのことに対峙するときには、結局自分の心のありようをどのように置くかということだと、なんとも当たり前なんだけど、すっかりいつも忘れてしまうことを、改めて教えていただきました。その辺りのこと、お聞きになりたい方は、あしたのMBCラジオ「たんぽぽ倶楽部」でえっちゃんが今日のことをお話するそうですよ。トークショーの間、えっちゃん、メモってましたからね。(笑)


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帰りがけに、ぐりぶーとさくらを発見!花の前でたくさんのご家族連れと記念撮影をしていました。これがまた、むちゃくちゃかわいいのっ!あたしも並びたかったけど、炎天下で、かなりのご家族連れの列を見てしまったので、それは辞退して家路につきましたけどね。ほんとに彼ら、このイベントが終わったら、もう出番無しってのは、かわいそう過ぎるんだけど。子供たちにも大人気なんですよ。だって、トークショー聞いているときに後ろにいらしたカップルの連れていたかわいい女の子、といってもきっとまだ3歳にもならないくらいでしょうけど、ぐりぶー大好きみたいで、帽子を無理やり取ろうとしていたので、お父さんが「○○ちゃん、ぐりぶーは帽子をかぶっている子のほうが隙だってさ」って言ったら「はいっ!」ってちゃんと帽子かぶってたし!すごいぐりぶー効果!ぜひこれから鹿児島をPRする一員として、これからも活躍してくれないかなーと期待しております。こちらも関係者の皆様、ぜひよろしくお願いしますね!


ということで、日曜日まで、天気がいいといいですね♪♪♪
posted by yossy at 23:20| ローマ | Comment(6) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

筍林!

GWも終わりですねぇ。日本帰国初めてのGW、ってことは10年以上ぶりの日本のGWはサスライシェフ実家で味噌作りに、鹿児島のおばあちゃんの味でもある灰汁まき作り、そしてカボチャを植えた畑の様子を見に行って草刈と新しく苗を植えたり、なーんてほんとうに田舎に残る、大事にしたい部分を満喫してきました♪

10年くらい住んでいたフィレンツェは、日本から見ると憧れのヨーロッパ、しかもルネッサンスの中心地として栄華を極めた素敵な町って見えますけど、実際住んでみると田舎の都市ってかんじですからね。(笑)鹿児島市内のほうがよっぽど近代的なんですよ。よかれ、悪しかれですけども。サスライ氏がいたところなんかは、そりゃぁ、ほんとに田舎で。夜は真っ暗で、日中も車が通り過ぎる音以外は鳥のさえずりくらいしか聞こえない。。。サスライ氏がフィレンツェに引っ越してきて、なんてうるさいんだ!って思ったくらい!(爆)しかもイタ人、田舎好きだからね。何もしないでぶらぶらと丘を歩いたり、その辺で生ハムとか買って広げて食べたりとか。あのへんは家族の誰かがオリーブ畑とか所有していて、秋は毎週収穫とか。そういう暮らしが当たり前の場所に住んでいたので、こういう昔から家族でやっていることを今でもできる生活というのは、あたしたちにとって普通なのだけど、もしかして日本にずっと住んでいたら、逆にしなかったことかもしれないですよね。


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さて、カボチャ畑ですが、4月の終わりごろまで暑くなりきれず、肌寒い日が続いた上に雨も少なかった鹿児島。で、GWになってちょっと暖かくなったかと思ったら雨が続き、そしてまた気温も下がりという、変なお天気が続いたのですが、とりあえず恵みの雨のおかげで、あんなカヤだらけの荒地だった場所を開墾した畑にもカボチャがけっこう生えてきていましたよ。ただし、畝によって(だから種類によって)は全然芽がでなかったところもあり。残念!でもカボチャ彫刻大会のときにいつも一緒だったイタリア人から分けてもらった、タワー型になるカボチャは芽が出てるので楽しみなところです。

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今回はとりあえず草と大格闘し、土の下にまだまだ残っているカヤの根をくわなどで掘り起こして極力雑草を根絶やしにし、そのあとで、畝に1つとかしか生えてこなかったカボチャを移植してまとめ、その残りには買ってきたズッキーニや日本のスイカ、そしてあたしのリクエストでスイカの苗を植えてきました。

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いやー、しかしね、いい運動というか、かなりの重労働ですね。本当に農家の方、ありがとうございます、ですよ。そういえば、以前この畑を作ったときに、山で伐採した木を燃やしまくったんだけど、やっぱりその後にはほとんど草が生えてきていないのね。さすが焼き畑農業というのはよくできたものだったのね。。。反対に、端っこのほうは畝が山に見えるくらい(そしてその中にまけずにカボチャも芽を出してたの!嬉)の草の生えよう。。。(爆)ちゃんとした畑になるのはまだまだ先の話です。

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畑の向こう側の菜の花畑は、もう実がなっていて、そのそばにはレンゲソウが満開!紫のような、ピンクのようなこの花が小さいころはシロツメクサと同じくらい大好きで、摘んでは花輪をつくってたわー。今はほんとにレンゲソウって少なくなっているみたいよね。レンゲソウといえば、日本の蜂蜜を思い出すんだけど、そういえばミツバチも消えているという話よね。こういう風景がいつまでも残る場所であって欲しいと思います。そういう意味ではイタリアの土地利用の厳しい規制はほんとうに大事だと思うわけ。(イタリアの土地利用についてはここを参照あれ)


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このあと芽が小さなものや、せっかくイタリアから持ってきて絶対大きくなって欲しいものにビニールをかけ、水と肥料をやって今日はおしまい。また二週間後くらいに来る予定だけど、また草との戦いだろうなぁ。。。しかも今回たーっぷりの肥料とビニールかけて温室状態になった場所がどうなっているのか少々ドキドキ。(爆)


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さて、この最後の一仕事をやっている間、サスライ父、また竹山にはいり、最後の筍採り!!!前回は20本近く収穫してましたからね。。。(汗)筍って、一週間くらいで竹になっちゃうといわれているらしいのですが、すでにこの畑に来る前に山にニョキニョキと巨大筍のようにそびえたつ、大きく成長した筍(というか若い竹?)を見てたので、どうかな?と思ったんですけど、最後の最後に7、8本収穫できました。でね、筍が大きくなって、竹になる寸前の様子って知ってます???上の写真でちょっとは分かると思うんですけど。でも、こうなるとものすごい迫力なのよっ!じゃん!!!

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この3枚↑をクリックしたら大きな画像で見られますけど、こんな感じなのよ!!!ほんとにぐんぐん伸びてるこの勢いにあやかりたくなりますよね。そしてこのあとサスライ氏がUPする予定の灰汁まきの皮はこの筍の、この時期、つまり筍から竹へと脱皮するときに抜ける皮を大事にとってきて、来年のために一年間保存しておくんです。ほんとにスローフード。そして、なんとなく人の成長を見るようですよね。

来年もまた楽しみなこの新緑の季節なのです。


posted by yossy at 14:54| ローマ 🌁| Comment(2) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

花も満開♪

今週は頭から鹿児島へ。サスライ氏まさかの風邪で!?病院へ。なんと百日咳とかいわれてまして。それならあたしの咳だってそれに違いない!→ならばイタリアでもそれが流行っているのか?(驚)ってなかんじなんだけど、日本の薬はすごいね。いただいた薬でピタっと咳が止まりました。しかも胸に絆創膏みたいなのを貼るんだけど、それで器官が開いて呼吸が楽になるんだそうで、なんといびきも止まっています。(爆)


さて、鹿児島では美味しいものをいただいてきました。


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去年に引き続きお邪魔したル・ガブローシュ。ガブローシュの小野シェフも覚えていてくださって、楽しく美味しい時間を満喫でした。ソラマメや竹の子などの春野菜がいっぱいの前菜とスープに、メインはカモ!このカモが美味しいという言葉じゃ間に合わないくらい美味かったんですよっ!!!あぁ、美味しいものを食べるということはなんという幸せ。ありがとうございました♪


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そしてその翌日はうちの近く、鹿児島市吉野公園で開催されているイベント「花かごしま 2011」へ行ってきました。これは実は国の主催するイベントで、本当は全国都市緑化フェアっていうんだそうですね。毎年あちこちの県で開催されていて、昨年は奈良、今年は鹿児島で来年は東京なんだそうですよ。

花かごしま 2011 公式サイトはここ

鹿児島市では市内の北部に位置し、雄大な桜島を望む吉野公園がメイン会場。サブ会場として中山にあるかごしまふれあいスポーツランドを設定。車は駐車が混雑するので市内3箇所に無料駐車場を設置、そこからには及び鹿児島中央駅と鹿児島駅からシャトルバス(無料)を走らせています。しかもこのチケットで、鹿児島市の水族館をはじめ、けっこうな施設の割引も受けられるんだって!


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さっそく入ったところに、マスコットキャラのグリブー。なんじゃ、そりゃ?と思ったらグリーンなブー(鹿児島特産黒豚にかけてるみたいですね。笑)らしいです。その先にはお花畑と桜島。会場はものすごく広いのだけど、そのあちこちに植えられた満開の花。春らしい色にあふれた会場でした。

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鹿児島県南部に広がる島々を花とその土地に特有な植物を使って表現した場所や、一昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」をイメージした緋色の薔薇もありました。確かにあの赤い色は、篤姫の内掛けの色を思い出すなぁ。しかし今年は鹿児島でさえほんとうに寒くて、3月も終わりだというのになかなか暖かくならないので、他にもたくさんの種類の薔薇とか植えてあったんですけどまったくつぼみすら見当たらず。見ごろは5月になってからかしら。。。まぁ、桜も開花宣言はあったものの、あと一週間は見ごろにならないだろうからね。

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そして面白かったのは、鹿児島の風物詩でもある田のかんさぁや、大根が干してあるところが展示してあったこと。ちなみに田のかんさぁは田の神様。田んぼのあぜ道のところでよく見かける鹿児島や宮崎特有の石の像。手にしゃもじと茶碗をもっていて、豊作を祈り祭られているものなんです。お地蔵さんよりももっと親しみのあるひょうきんな顔の田のかんさぁを見ていると、なんだかこちらもつられて笑顔になってしまうよね。その隣には鹿児島が誇る黒酢の甕が並んでいます。これは玄米から作られた酢を熟成させるために甕に入れて土にうめてあるのね。天然の湧き水を使ったこの甕で熟成のお酢は鹿児島県の福山市で作られていて約200年の歴史があるんですよ。そのへんのことろはこの黒酢を作っている会社のサイトをご覧あれ!(@A

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そしてその奥にあるお茶室では、無料の緑茶が振舞われ、しかも縁側には桜島を眺めながらのんびりと足湯に浸かれるという!!!なんという贅沢っ!さっそく足湯に!!!と思ったこの日に限ってタイツだったりしてがっかり。。。(爆)ボランティアの方たちがお茶を振舞ってくれるのですが、無料なのに「ご利用いただいてありがとうございます」とおっしゃっていらっしゃいました。いやぁ、素晴らしい。。。こちらがありがとうですよね。でも、ありがとうございますって、利用している方たちのほうから声が聞こえなかったのが残念だわ。。。そういうちょっとした挨拶というか、声をかけるのが普通なのがイタリアだったのでね。やっぱりさ、感謝の気持ちは(挨拶も)声に出したほうがいいじゃない?


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外に出ると今度は鹿児島県特産のお野菜が植えてあるコーナー!これ大事。(笑)鹿児島にはギネスに認定されている世界一大きい大根「桜島大根」と世界一小さなみかん「桜島小みかん」があるんですよね。サスライ氏は昨年鹿児島でやったCENAに桜島大根のムースをデザートに使っていました。ちょっと甘みのある感じなの。ここに展示してあったのはたぶん10KGくらいなんだけど、大きいものは30KGくらいにはなるかも。かぼちゃの彫刻ならぬ、桜島大根で彫刻したら白大理石みたいで綺麗かも!そのほかにも実は別の種類の大きな大根があることが判明!!!それにあたしの手よりも大きなサツマイモまで!うーん、味見してみたいっ!


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このあとは鹿児島県内の各市町村や、いろんなメーカーさん、造園業の会社がつくったミニガーデンが並んだ一角を堪能。特産品の竹を使ったり、溶岩プレートを使ったりと、鹿児島ならではのものもたくさんありましたけど、やっぱりイタリア人に見て欲しいのは松!イタリアっていうか、フィレンツェも松はたくさんあるんだけどさ。なんというか、普通の木のように、幹の途中にある枝は切り落として、上のほうがこんもりしているから、初めはものすごく違和感があったんだよね。しかもフィレンツェ、結構松を植えてあるんだけど手入れが悪すぎてかなりの数が病気で痛んでたり、街路樹に(根が横に張るから向かないのに)なってるやつはアスファルトの下で根が傷んでいて、フィレンツェで住んでいたうちの近くでも明け方にかなり大きな松が倒れて下に停めてあった車が何台も大破してたもんね。この植木を剪定する技術、イタリアから研修とかどう?

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ぐるーーーっとまわって、正面のいつもなら芝生のグラウンドのようになっているところも、花の絨毯になっていました。ここは花の絵巻物というテーマだったそうで、薩摩切子の模様になっている場所もあれば、各都道府県をイメージした絵が花で表現されていたりするの。先日3月12日に開通した九州新幹線もありました。竹でトンネルをイメージ。

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ここはゆるやかな上りになっているんだけど、そちらのほうへ歩いていくと林の向こうに広がるのは錦江湾の向こうにどっしりと構える桜島!右手のほうには展望台もあり桜島を一望。左に目を向けると少し煙の上がっている新燃岳を初めとする霧島連山、右の奥のほうはかすんで見えなかったけどたぶん屋久島とかまで見えるはずなのよね。これを見るとなんというか、鹿児島だなぁと心から実感する鹿児島人なのです。サスライ氏の生まれたところ大口は内陸なので桜島は見えないのだけれど、やっぱり鹿児島県人にとって桜島とは故郷と直結するものらしいです。

そしてこの後は島津家ゆかりの植物や、奄美を描き続けた田中一村ゆかりの植物などが展示されいている屋内ブースへ。鹿児島の植物というのは江戸時代の一大園芸ブームの立役者ともなり,その伝統は今も引き継がれているんだそうです。江戸時代の日本って、世界が驚く園芸大国だったのね。かのシーボルトもプラントハンターと呼ばれ、日本の植物を採集し1万6千におよぶ標本を作り、そしてそれとともに260種の生きた植物を持ち帰ったんだって。その彼が鹿児島で出会った「鹿の子百合」などは、彼自身がスケッチをしたものも展示してありましたよ。そしてまた、斉彬公も朝顔好きで、おもしろい「変化朝顔」という突然変異の朝顔を何千種類も栽培するのを趣味としていたとか。ここでその面白い朝顔たちを見られます。


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写真のこれは牡丹の花。なんという優美さ。薄い花びらから光を通して繊細さとたおやかな風情を感じると、やはり「立てば芍薬、座れば牡丹。。。。」というのは本当だわーとしみじみ実感。そしてここでもう一つ見られるのが屋久杉。

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これは拡大しないとよく分からないと思うので、写真をクリックすると大きく別窓で開くようにしてあるのでぜひよく見て欲しいのだけど、左のものさし、中心がこの屋久杉が生まれた0年(西暦868年に誕生)とすると一番奥はなんと1090年!1090年たって切り倒された屋久杉なのです。この杉の年輪のなかには、日本の歴史が詰まっているってことになるの!この細い細い年輪の間が一年単位なわけですよ。ちなみに屋久杉といわれるのは樹齢1000年を超えたものだけ。だからこの展示の木は屋久杉としてはまだまだ若手(笑)だったわけなのです。いわゆる縄文杉と呼ばれる屋久杉は樹齢7200年といわれています。

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これもクリックして大きくしたものを見比べてみると分かるけど、普通の杉と屋久杉だとこんなに成長の仕方が違うのね。屋久島の土台は花崗岩で栄養分が少なく杉の生長が他の地域に比べ遅いのだそうです。なので年輪の幅が緻密になり材は硬くなり、樹脂道に普通の杉の約6倍ともいわれる樹脂がたまるんだそうです。この樹脂には防腐・抗菌・防虫効果があるため屋久杉は長い年月に耐えられるというわけ。


という、鹿児島にいても、うっかり知っているようで知らない鹿児島の素晴らしい植物の世界を満喫できる花かごしま2011。もう少しあったかくなると、桜も一気に開花、満開の桜に色とりどりの花を愛でながらお弁当でも持って、一日のんびりするってのはなかなか風情があっていいではないですか。フィレンツェでこんなのやったら、大入り満員だろうなぁ。イタ人は意外(!?)田舎や自然が大好きなのよね。毎年春と秋にやる園芸マーケットも3日間かなりの人出だし。こういう自然の豊かな日本こそ、イタ人に紹介したいなぁ。


ということで、イタ人よりも先に鹿児島の皆様、ぜひ足を伸ばしてみられては?


あたしたちは明日は大口忠元公園で花見です♪

posted by yossy at 15:01| ローマ 🌁| Comment(0) | 薩摩の国から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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