日曜、ベルコーレが終わってからワインをあけました。実はこれまでがんばってくれたコックのKちゃんがベルコーレでの最後の日だったの。ほんとにありがとう。これから彼はイタリアでの最後の期間を過ごすためにアオスタのほうへ職探しに。そのあとは日本に帰って自分のレストランを開けるための準備をするそうです。みなさまその際はぜひ彼のところへベルコーレの味を思い出しに行ってくださいね。(笑)
さて。今回は4本あけました。出発の門出にいつものルカが一本、Kちゃんが一本、そしてベルコーレから二本だしました。人数が思いのほか多くなってしまったのでほんとに試飲ってかんじになってしまったんだけど、ワイワイとワインを味わうことができました。
まず一本目。
Cortona Syrah
Luigi d'Alessandro
Toscanaあたしの好きなシラー。しっかりした芳醇な香り。ベリー系のドライフルーツみたいな後味がするんだな。コルトーナって二年くらいの暑い暑い夏の日にいったんだけど、こんな言いワインがあったとは知らなかったよ。まあ、あの日はもう暑さで頭がくらくらしてたから、いずれにしてもワインを飲めるような状況ではなかったんだけどね。(笑)
二本目はこちら。
IL CHIUSO 2001
CASTELLO DI AMA
Toscanaトスカーナワインの造り手の中でも、とてもとても優秀なカステッロ・ディ・アマのワイン。ここのキャンティも大好きなんですけども。こちらはピノ・ネーロ。いわゆるフランスではピノ・ノワールと呼ばれているものです。これ、おいしかった。。。今回のなかで一番気に入ったのがこれ。これと一緒に鴨のソテー食べたらおいしいだろうな。。。と想像しながらパルメザンチーズをボリボリ食べていたあたしでした。
三本目はトスカーナから離れて。
Il Re Fosco
LE VIGNE DI ZAMO`
Friuli これはレ・フォスコという葡萄の種類で作ったワイン。はじめて聞きました。ZAMO`のワインは白が有名ですが(フリウリなのでそれも当然)赤もいいものを作っているそう。しかしこれはタンニンがきつくて、かなりドライというか、あたしには強かったです。。。あたしはZAMO`の白
「Ronco delle Acacie」が好き。トカイとシャルドネ、それにピノ・ビアンコのブレンドなんだけども、アカシアの蜂蜜の味がするんですの。
そして最後はこちら。
Siepi 2001
Mazzei Fonterutpil
Toscanaフォンテルトリのシエピといえば、ワインを知る人の中ではきっと「いいワインのんだねぇぇぇ」といわれる一本なんじゃないかな?サンジョベーゼとメルローのブレンド。いかにもトスカーナって味のワインでした。どっちの葡萄も好きなのですが、Chiusoがあまりにも気に入ってしまったあたしは、なんとなくそっちに心が残ってしまっていて。。。(笑)芳香さがいまひとつ足りなかったようにも思ったり。っていうよりも、もうすでにアルコールが回っていて、体が受け付けなかったのが大きな原因だろうな。(爆)ちなみにあたしが飲んだ量のトータルは普通の人のグラス1杯強ってところでしょうかねぇ。もちろんグラスいっぱいではありませんから、あしからず。。。
今週はアルコール抜き週間となりそうです。あははは。(いや、実はおよばれして飲んじゃったな。。。。)
でもKちゃんいなくなって返す返すも残念なのは、これからいったい誰が誕生日にケーキを作ってくれるんだ?ということだったりもする。あたし来月なのに。。。。クスン
本人に言ったら苦笑いしていました。(笑)