2011年02月22日

Inno di Mameli

北アフリカおよび中東はすごいことになっていますね。チュニジアから始まったいわゆる革命ってのが、こんなに次々と飛び火するとは誰も思っていなかっただろうなぁ。シナイ半島をはさんで中東にも広がりそうだし。。。ここでイタリアが問題なのは1.すでにチュニジアから来ている大量の不法移民が更にとめどなく倍増の予感。2.万が一の時イタリアから逃げ出す先をきっとブンガブンガの親友カダフィ大佐のいるリビアと思っていたであろうベルルが、逃げ場がなくなってしまう。(爆)

リビアとは石油の共同採掘とかもしてるよね、イタリア。これでガソリンもまたうなぎのぼり。。。

というイタリアですが。実は今年でイタリア統一150年。1800年代からガリバルディなどが率いる青年団によりイタリア統一の動きが高まり、1861年3月17日に、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が国王となり、イタリア王国が誕生します。なので来月3月17日が統一記念日なのですが、この日を休みにするのかどうなのかでもめている最中なのですが、先日サンレモ音楽祭でロベルト・ベニーニによるイタリア国家(Inno di Mameli1)と国旗についてのかなり長い解説がありました。サンレモってほんとに今となってはしょうもないんだが(ま、うちにはテレビもないんだけど。爆)今回はどうしてもこのベニーニを見たかったんですよね。YOUTUBEのおかげでこのベニーニの演説を拝聴したのだけど、これがものすごくよかったのよ。同じく1800年の終わりに統一国家になった日本の明治維新だって、実は世界にもまれな無血革命(戦乱が起きたのは明治政府になってから)だったわけで。そのことをこういう風にきちんと話してくれる人、日本にはいないのかしら?実はイタリアも国旗や国家を軽んじる傾向が強くなってきた日本と同じく、現在の国旗・国家に対していろいろと文句を言う政治家(ま、レーガだけども)が出てきているわけ。現在の政権の一端を担っているレーガはとにかくFederalismo(州政治制)を実現したく、ベルルが何をしようが、とりあえずこれを通すまでは政権を支えるってわけなのよね。ベルルはとりあえず政権をとっていることが彼の目的だから、それ以外はどうでもいいんだろうし。州政治制にしたいのは、簡単に言うといわゆる潤っている北部が失業率が高く貧困の傾向にある南部に対して税金を使って助けるのはもうごめん!ということなんだろうけど、実は税金を投入しても南部ではそれはほとんどマフィア(カモッラ・ヌドランゲタなどを含む)に流れて行き、そして潤うのは彼らと彼らと結託する政治家(北部の政治家ももちろん含む)という仕組みになっているんだよね。なんだかこの仕組みを考えると思い出すのが映画「ガット・パルド(山猫)」。それこそイタリア統一時のシチリアが舞台のこの映画の中で、イタリアを統一したい革命に燃える若者たちとそれまで支配をしていた貴族社会の没落が描かれているんだけど、「いまのままなにも変わらないことをのぞむなら、すべてを変えるしかないよ。」と、主人公タンクレーディ(美しいアラン・ドロン。。。)が叔父さんである伯爵に言うわけだけど、本当のところはその貴族たちもしたたかで「すべてが変わっても何も変わらない」ような取引があったのでしょう。スペイン王家をはじめとする外国人の支配からイタリアとして独立するためにその戦いを支える代わりに、実際の支配権は手放さないという密約ができていた、と、昔語学学校でマフィアの歴史をやったときに先生が言ってたわ。南部が貧しかったのは、工業が育たないとかそういう次元ではなく、永久に二重搾取が保障されてしまった場所だから。そしてその構造は貴族層がマフィア層に取って代わっただけ。そのマフィアはその安全のために政治家とつるむんだから、国から予算を取れば、マフィアだけではなく政治家個人が潤い、どんどん南に北から税金が投入され、でも何も育たないということになってたわけね。ただし、民衆もしたたかで、権力が変わっても生きていくだけの日和見主義というか、どうすれば自分たちが生き残れるかという本能を身に着けているから(これはナポリ人の友達が話していた)自分たちで何かを変えようとはしないわけよね。だから何も変わらない。

とまあ、長くなりましたが、この国歌。MAMELIという20歳の青年が書いた詩なのです。当時21歳が成人とみなされていたらしく、彼はまだ未成年。そんな青年の詩が革命に燃える若者たちに感動を与え、革命を支える歌となり、革命成立後に国家となったの。ただしイタリア人の中にはマーチっぽいのが軍を連想させて嫌だとか言う人たちもけっこういて、そういうひとたちは「Va'pensiero(想いよ、行け)」というヴェルディのナブッコというオペラに出てくるアリアのほうを好みますがね。このことについてもちょっとベニーニ触れてます。「Va pensiero、そうそう、ベルディってほんとうに国のことを心配していたんだ。Fuga di cerbelloだからね。(今イタリアで言われている、頭脳の流出。イタリアの教育文化、研究に対する国の大幅予算カットで、研究者とかイタリア脱出を余儀なくされ、イタリアの頭脳がそのうちイタリアからなくなってしまうという話があるから)」



ベニーニは国歌にこめられたであろう、国を統一するための若者たちの熱い思い、そして自分の命を賭しても未来を願う覚悟をほんとうに分かりやすく解説してくれました。先日Inno di Mameliには歌詞に欠陥があり国歌として認めないと大騒ぎしたレーガのボッシの「おれたち(イタリア)はローマの奴隷ではない!ローマなんかくそ食らえ!(彼はボローニャから下はイタリアではないと思っている)」という主張も、「ウンベルト(ボッシ)!ローマの奴隷(という歌詞)の主語は”勝利”→だからかならずローマは勝つという意味で、イタリアじゃぁないんだ!(イタリア語も分からないのか?爆→ボッシの子供はイタリアの子供が高校を卒業するときに受けるMaturitaという試験を3回も落ちている。汗)」と笑いに変えてしまったわけさ。(爆)イタリアをイタリア人の国へと移民排除の傾向にあるレーガですが、実はイタリアという国の本質自体分かってないんじゃないか?と思われるんだよね。というよりも、イタリア人自体がだんだんこういうことを知らなくなってきている。政治に対して興味関心がかなり高いといわれていたイタリアだけど、だんだんマスメディアの統制・見えない検閲、そしてしょうもない番組の垂れ流しに麻痺しているのか、変わらないというか、自分の利益だけを追求する政治などに幻滅しているのかはたまた、何かあれば政府に対してストやデモをするけれど、本来の変革という目的よりも、ただ惰性というか、大声で叫んでデモに参加してストレスを発散するだけで、本質は何にも分かっていないような若者が増えてきているんじゃないかなぁ。いや、若者だけではなく、老若男女問わず。。。ベルルは何かあると「コムニスタ(共産主義)!」と野党や彼にたてつく検察とかを罵倒するけど、これも意味のない子供の悪口みたいなもんだもんね。実際コムニズモがいいかというと、働く人の権利を守るべく(共産主義だから)奔走する→意味のないスト、っていう構図が出来上がっていて、週末にかけてのストなんか打ったところで(実際ストがあるのって、金曜日とか月曜日。。。汗)あぁ、またかって誰も何も思わなくなっているのが現状。なんというか、結局上の層は本当に下の苦しみはわからない、下も戦うポーズはとってもどこかで変わらないと確信したところがあって、ある程度のところまでしかやらない→お互い革命なんか無理と思っている、ってところなんだろーなぁ。




イタリア統一に命をかけていた若者たちはInno di Mameliの最後にもあるように「Siamo pronti alla morte(我々は死にゆく覚悟がある)」だったんだよね。明治維新のときの坂元龍馬をはじめとする日本の若ものも同じだったと思う。希望や理想のために、そして何よりも国を創る、国を思う気持ちで。最後にベニーニが国歌を歌いましたが、まさにそれはそういう若者、一兵士として、まだ見ぬ未来を自分たちの手で勝ち取ろう、そしてもしかしたらそれを見ぬまま死んでしまうかもしれないという覚悟、寂しさの入り混じる気持ちを表現した、ものすごい感動的なものだったんです。あたしは泣いちゃったもんね、まじで。

3月17日を休みにするかどうかもめてるイタリア。そんな一日休んだからって、産業界の主張する「生産性が落ちる」とか教育大臣が「学校のカリキュラムが遅れる」なんていうのはほんとうに笑っちゃう。そう思うのなら、イタリア産業の外国への流出を止めるべき(フィアットもイタリアの工場を閉めてルーマニアに工場移転する予定)だし、教育・文化にかける予算を大カットするのをやめるべきだ。今レーガが抜けてしまって政府が崩壊したらベルルの危機だからって、なんでもかんでもレーガのいうことを聞くのはどうだかな、ってことだよ。

ちなみに国旗がトリコローレ(赤白緑の3色)なのは、ダンテの新曲の中でダンテが見た最愛の人ベアトリーチェの描写から来ているんだそうです。ベアトリーチェの純白なベールにオリーブ色(緑)のベルト、そして緋色(赤)服を描写したこの部分なんだそうで。


così dentro una nuvola di fiori
che da le mani angeliche saliva
e ricadeva in giù dentro e di fori,
sovra candido vel cinta d'uliva
donna m'apparve, sotto verde manto
vestita di color di fiamma viva.


現代イタリア語訳だと
così dentro una nuvola di fiori che dalle mani degli angeli saliva e ricadeva dentro e di fuori dal carro, mi apparve una donna (Beatrice) sopra un candido velo cinta d'olivo, con indosso un verde manto e vestita di rosso vivo.
Come erano venute sulla Terra le tre ninfe, anche questa donna veniva dall'extra Terra.

イタリア革命の立役者の一人マッツィーニが選んだこの旗。1830年からイタリア統一の旗印として使われていたんだけど、これがダンテの新曲、しかもベアトリーチェの美しさを描いた部分からきているっていうのは、なんというかイタリアらしい気がします。

この放送の翌日、ラジオを聴いていたら誰かが「ほんとうに感動的な放送だった。これを3月17日に学校で子供たちに観させるべきだ!」といっていた。あたしもそう思う。


posted by yossy at 19:38| ローマ | Comment(4) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

ま、いつもの茶番劇かな。。。(爆)

久しぶりにのんびりの朝を過ごしております。ってのも、昨日リトアナに言われてよく見たら、目の下のくまがひどくてさ。のどもイガイガするので午前中はのんびりするつもり。といってもこの部屋がまず寒いっ!外は天気がいいけどね。予報はこれから木曜にかけて最低気温は軽くマイナスの予定らしいです。。。

のんびりとはいっても、実は今朝からイタリア政界は大揺れなんです。いや、ゆれてるのはずっとで、ここんとこ大激震がチラチラだったわけ。というのもベルルの力がだんだん落ちてきているのか(本人は例のこのフラッシュにでてくるタコのように権力の椅子に絡み付いていますが。爆)与党連立のたて役者でベルルの盟友だったフィー二が自分の政党を引き連れて反旗を翻したあと、不信任案の投票をするとかしないとかもめていたんだけど、今日それが朝から行われているんですよね。

ま、フィー二一派も、日和見の人たちも多く、新しいグループに出たり入ったり。。。その間、まあ、この前の日曜日にやっと野党PDの党首ベルサーニがローマで大演説、この崖っぷちベルルの状況もあってか、かなりの動員と拍手喝さいがあったみたいだけど、基本この人たちはいままで黙りまくっていたわけだから、あたしとしては政権与党のダメだししたって、そんなの言うのは簡単。。。って感じ。だいたい今回のこの不信任案にゆれる政権のニュースでも話に出るのは与党のグループばかり。ベルルVSフィー二って、どっちも与党だから。(爆)連立から離れる離れないの問題であって、野党に力があるわけじゃなく、日本みたいにごっつぁん政権GETみたいなことにはならない。まあ、日本みたいに「政権与党になってみてはじめて政治をつかさどるのがこんなに大変だわかった。。。汗」なんていう仮免中の政権与党の幹事長が発言なんて、それもそれでこまるけど。。。

イギリスでも学生のデモでチャールズさんの車に卵がぶつけられたり窓が割られたりしたけど、イタリアもここんとこ、学生のデモがかなりの頻度で行われていて、今もローマでは10万人規模の学生デモ隊が下院議場に向かってるみたい。学生のデモの要因は、いま政府が進めている教育再編。これでほとんど公立という言葉がなくなり(爆)いろんな意味でイタリアの教育制度はお金がある人だけが請けられるようになる受け皿ができてしまうらしい。そして研究費の削減、研究者が教授になる道が閉ざされ(今でもそうなんだけど)ということに近い将来なる。この教育再編には文化費も含まれているから、美術館、劇場、修復や文化財保存への予算も大幅カット、イタリアってこういうことで生きてるはずなのに、これなくなったらどうするのよ!?と単純に思うのはあたしだけ???この学生でも、このまえはフィレンツェのドゥオモ、ピサの斜塔の上から垂れ幕かけたりして全世界で話題になったみたいだけど、今日はトリノ、カリアリ、パレルモ、など各地で行われていて、港や飛行場、駅などを封鎖してるところもあるみたい。そしてこのデモには、地震の被害がいまだに解消されず、国がヨーロッパからとった復旧の予算はいったいどこへ消えたのかわからないアクイラ、ナポリのごみ問題で市民戦争のような様相のテルツィーノからもたくさんの人が加わっているというニュースがでていました。警察がデモ隊を監視しているけど、この警察官の中にもデモに賛成の人たちも結構いるみたいです。というのも、警察に対しても予算のカットなどが行われるらしく、すでに警察官のデモもこの前行われていたのです。

ベルルは数知れない自分の裁判を凍結しているんで、首相職を失墜するわけにはいかず(だって一番近い裁判は1月の予定だし。爆)最後の最後まであきらめず、いろんな議員を買収してるっぽくて、フィーにいわく「カルチョメルカートのようだ(サッカー選手を売り買いする市場)」って発言。それを受けて検察が調査に入ったっぽいけど、ま、そんなもんだろーねー。実際今朝の上院での信任案投票(上院は信任、下院は不信任ですのでご注意を)ではぎりぎりベルルが新任を勝ち取ったしね。さすが、金だな、金。(爆)

しかしベルルの力が衰えてきているのか、もしくはその世界ではすでに次がいるのか、マフィアの大ボスはどんどん逮捕されたり、警察の保護下にある内部通告者とかがベルルの作ったフォルツァ・イタリアとナポリを中心にする「コーザ・ノストラ」との関係、92・93年にシチリアで起こったマフィア撲滅の判事が二人立て続けに爆破されて死んだ事件との関係などが外に出てきたり。これについては、ここで(イタリア語)マルコ・トラバリオが説明しています。そして、Facebookでその内部通告者としてどうも警察の保護下にあるコーザ・ノストラの Vincenzo Calcaraが92年、93年の惨事について告白の記事をUPしています。しかしこの人が同じく記事をかいている、爆破で殺されたボルセリーニ判事の兄弟がやってるサイトはアクセスできないのよね。あ、そういえば、今朝はFBのPOPOLO VIOLAという、反政府(反ベルル)の大きなグループのページがなんの報告もなく抹消、アカウントがブロックされてたみたい。オーガナイズしている人たちおよび支持者の反発がものすごくて、一時間くらいで回復したみたいだけどね。イタリアもネットに関するコントロールはかなりあると思うよ。表立っては新聞の一面で政権の批判をしたり、ベッペ・グリッロのサイトやこのトラバリオの解説とか、言論の自由が守られているようなかんじだからそうは見えないけどね。


いずれにしても下院にもちこされたこの不信任。その状況はここで刻々とUPされています。
この状況だと予想としては、もしかしたら半々か、信任されちゃうかもね、みたいなかんじ。(驚)でも連立解消、フィー二一派が野党に回るから、政権与党は少数派になっちゃうという、なんとも意味のない政権与党になる可能性あり。結局貧乏くじ引くのは民衆(しかもお金のない普通の人たち)ってことだわね。いつものことながら。。。

その辺についてもトラバリオの解説、聞いてみてください。いろーーんなことがよく分かるよ。


とりあえず現在の状況は、それぞれの議員の談話でたぶん一票差で不信任不可欠!らしいです。これは予想だからなんともいえないけど、ま、そんなもんだろうな。。。そしてその際、投票の権利のない下院議長のフィーニが職を辞しても不信任に投じる気があるのか、ってのが今の話題。しかも、どうもフィーニ派2名が信任へ投票したとかで、議場は大乱闘、投票は一時ストップしてるっぽい。


でもこの調子だと、ベルルは不滅みたいだわねー。





posted by yossy at 20:01| ローマ | Comment(2) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

鹿児島とナポリの姉妹都市って。。。

一ヶ月ほど前に、ナポリのゴミ問題が日本でも報道されていましたが、毎日のように噴出する政治問題(ベルルの未成年者集めてのパーティや、その中の一人が警察に窃盗の罪で捕まった時に首相官邸から保釈するように電話したり、政権不信任案やそれに伴う選挙への駆け引き、これまたベルルのお気に入りの前ショーガールである男女機会均等法大臣がムッソリーニの孫である参院議員の女性と大喧嘩のすえやめるとか。。。)でうやむやになっていたわけですよ。

ナポリの時もすでに未成年コールガール問題が噴出中のベルル、ナポリ郊外での町の治安の悪さ&警官隊との市民戦争のような様相に(ここで見られます)「10日以内に解決する。新しい法案も出すし、お金も出す」なーんて大口たたいたわけ。そのときは彼にいつも不利な(というか、それが事実の報道なんだけど。イタリアは暗黙の報道規制がありますのでね。。。汗)報道をする国営放送のチャンネルの1つ、TG3が質問したら「TG3?そんな局はない」と公式の会見中に断言。あとで「あれはいつも私を困らせるから、ジョークでもいってやったんだ」とかいってましたねぇ。。。

その後、このナポリゴミ問題、そのままなんとなく終わりを見ないままになっていたんです。しかもイタリア中の大雨でベネト地方がかなり大打撃を受けたあと、ベルル、連立を担っているレーガ・ノルドのお膝元(レーガが離れたらベルル政権はノック・アウト)だったもんだからか「すぐに国の予算をまわす」と現地を訪れて宣言。具体的な数字もだしてましたけど。。。ま、今見る限りはそれもうやむやになっているようで現地の人たちは「今年はもう税金は払わない!」と抗議中だとか。


でね。ナポリに戻ると、まーーーーーーーったく何の解決もしていないわけですよ。というか、たぶんこの10年一回も解決していない。(爆)今日のニュースでは、この一ヶ月間、地下鉄内に8000トン、街中にも3000トンのごみが溢れているナポリ市内だそうです。そして大統領ナポレターノは「政府からこのナポリゴミ問題を解決する為の特別法案は提出されていない」といっています。(法案の施行のためには大統領の認証がいるんです)あまり酷いこの状況、EUの監査がいよいよ入るようですね。3月5日にすでにEUの裁判所からイタリアは国として「生活を脅かすようなこのゴミの散乱」に対して責任を負っていないということで、罪にとわれているんです。しかもEUからはこの問題を解決する為にけっこうなお金がイタリア政府にいっているはずなのに、いったいそれはどこに消えているのかということも含めての監査。話に聞いたところによると、この問題を発端にEUはイタリアをEUからはずしたいとか、なんとか。。。

このニュース、イタリア語ですが、ナポリの町に溢れるゴミの様子は分かります。ただ、誰かが言っていましたが、テレビの画面で見ても、実際の悪臭、それも生ゴミとかそういうものだけじゃなくて、煙が出たりしているようないような状況は、その場所に行かないとわからないそうですが。。。

今年は鹿児島市とナポリ市、姉妹都市盟約50周年だったんですけど、ほんとうにこの町との姉妹都市でいいんでしょうかねぇ。。。ちなみにイタリアではナポリと姉妹都市っていうと、みんな「え?」って顔をします。(汗)ほんとうは人情味の溢れる、風光明媚ないい町のはずなんですけどね。

あ、ナポリがらみで、ポンペイの遺跡の中にある「とある騎士の家」が先日全壊しました。陰も形もありません。。。実はポンペイの中は非常に危険な状態にあるそうです。まったく修復の為の予算はなく(驚)ちょっとでも危険のあるところは柵をつくってカギをかけていますけど、それもまた錆付いているうえに、どこからでも実は入れたり。。。その状況もイタリア語ですが、こちらの番組で見られます。


posted by yossy at 21:46| ローマ ☀| Comment(2) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月19日

学校が始まったらしい。。。

repubblica.jpg corrieredellasera.jpg

秋も一雨ごとにだんだんと深まっていっているフィレンツェ。山ではポルチーニ茸がかなり豊作らしいです。今週末朝5時過ぎからポルチーニ茸狩りにいっているリトアナ夫妻とマエストロ。火曜日は最近恒例のリトアナのうちで茸三昧の予定♪♪♪


さて閑話休題。

そのリトアナ夫妻、この死ぬほど暑かった8月になんと徳島へお遍路さんをしに行ったの。バカンスには必ず海外に出る彼ら。でもいわゆる普通のイタリア人がやるリゾートバカンスは興味なし。中国のゴビ砂漠横断とか、グランドキャニオンをジープで周遊とか、ヨーロッパの巡礼の地サンチアゴ・コンポステーラまで200KM歩くとか、そういうのしかやらないわけなのですよ。ま、なので、イタリアに戻ってきてからも一ヶ月は工房に来ませんがね。。。(爆)で、日本にいってみたいリトアナとアドベンチャーがなければ旅行じゃないと思っているダンナさんにあたしが「日本にも仏教の巡礼地があるんだよね」なんて軽く教えたもんだからさぁ、大変。20日間の毎日の細かい日程をあたしが全部たてる羽目になり(爆)おかげで夢にまでお遍路さんがでてきちゃったのよねー。でも前にモザイクの工房にいて、現在日本にいる仲間のおかげでなんとか無事23箇所巡礼して、15日には徳島の阿波踊りにも参加、京都を堪能して帰ってきたんですけども。


で、またまた話は変わるようだけど、冒頭の写真。これはこの前の休みのときにフィレンツェ散策していて撮った新聞のトップ記事。
「学校、初日は開校されないかも」
「学校、初日は先生がいないかも」


そうなんですよ。イタリア、学校が始まる初日に先生達のストがあったりしてですね。というよりも、みんないつ学校が始まるか知らなかった。これ、毎年のことなんですがね。日本みたいに9月1日に始業式があるわけじゃないんです。なんというか究極にアバウト。「たぶん来週から?」とかいつもみんな言っていますよね。(爆)気になって学校へ聞きにいっても「来週にはわかります」なーんて返事で9月も半ばまで過ぎちゃったり。しかし9月というのは日本と違って新しい学年が始まるときなのだから、教科書も新しくしないといけないし、準備がいろいろあるはずなのですが、どうもイタリア、教科書がそれぞれのクラスで違うみたいなの。受け持つ先生が決めるらしくて、だからそれすら購入できず、ひたすら待つのみ。。。。

Googleでこの件について調べてたら、下のようなトピックがでてきましたよ。(爆)

***************************************************
Quando inizia la scuola quest'anno (2010)? - Yahoo! Answers29 lug 2010 ... Più dettagliatamente in Campania? ... la scuola inizia il 15 settembre in campania http://www.comuni-italiani.it/15/calendario.html ...
it.answers.yahoo.com/question/index?qid... -
Sapete quando comincia la scuola?‎ - 4 ago 2010
Quando comincia la scuola quest anno?‎ - 31 lug 2010
Raga sapete quando comincia la scuola alle superiori????10 pti al ...‎ - 19 lug 2008
Quando cominciano le scuole superiori regione x regione?‎ - 30 ago 2007

毎年同じ様な質問がネット上で飛び交っているようで。。。(汗)しかも、ちょっと前の新聞の記事で(はっきり覚えてないんだけど)また教育文化費が削られたイタリア、学校が始まっても机すらない、先生のお給料を払えないということで人員削減、一クラスに詰め込むだけ詰め込む、見たいなことを読んだような気がするのですよ。と、ここまで書いてもう一度調べたらありましたよ。パレルモ(シチリア)みたいですけどね。

とまあ、こんな感じでいちおう始まった学校ですけど、次のストは10月15日だそうです。


こんなイタリアの学校ですけど、なんと14歳までは親が送り迎えしないといけないそうなの!!!!そういう法律があるらしくて。学校の送り迎えの責任は親にある、みたいな。。。なので全員そうとはいわなくても学校が終わる時間に誰かが迎えにいかないと子供は帰れないらしいんです。イタリアってそんなに危ないのか?80年代とかくらいの誘拐事件が多発していた時期の法律がそのままずっと適応されているのか、その辺はよくわからないですけど、とにかく働く親は大変。うちのアブデルも小学校3年生の長男を迎えにいくのにいつもバタバタしています。幼稚園からほぼ一人でバス通学していたあたしからすれば???の世界。しかも学校と自宅はなんと歩いて2分だそうで。(爆)でも当たり前のように話していましたよ。まあ、100歩譲って小学生だからといっても、中学生になっても調子なわけですよ。。。しかも良く見る風景なのだけど、親が子供の荷物をぜーんぶ持ってあげる、みたいな。とあるブログで「子供は一人で通学するのが怖いらしい」ということが書いてありましたが、夏の夜とか深夜をまわりそうなくらいの頃に子供達だけでうろるろ遊んでるガキンチョもたくさんいますからね、この矛盾。。。(汗)

件のリトアナたちが驚いていたのはこの点。彼らは特に徳島のそれも田舎のお遍路道を歩いていったので、たくさんの小学生などをみてるわけ。道を聞いたり。彼らは自分達で登下校し、道を聞かれてもきちんと教えることができて(まあ、もしかしたらこっちが特殊なケースかもしれませんけどね)それがものすごく印象深かったようで。京都に行っても電車とかに自分達で乗っている小学生くらいの子供(通学)に驚いていました。まあ、そりゃ、そーだろーね。日本ではこれが普通なんだけども、かなり大きくなるまで手とり足とりのイタリアではそんなのは親の育児放棄か、子供のしつけの奇跡的な高さと思われるのではないのかな。。。(笑)


ま、だからって日本よりイタリアが劣っているとは考えませんけどね。日本には日本のたくさんの弊害がありますから。。。これはまた今年の夏に日本へ行った別のイタリア人から見た日本人の話、と言うことで次回に!


posted by yossy at 19:48| ローマ ☀| Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月15日

ま、どこも同じってことで

今日はフェラゴスト。イタリアもカトリックの祝日です。そして明日からベルコーレは22日までお休み。あたしは23日までお休みをもらって、明日の朝、6時半の飛行機でスペインへバカンスにイッテキマス!うふ、久しぶりのスペイン♪♪♪しかし6時半にピサから出発の飛行機に乗るために午前3時半のバスに乗らないといけません。。。(汗)しかも今夜もちゃんとベルコーレで仕事です。あははは。徹夜やな。。。


さて、年金詐欺で長寿の方々が行方不明になっている話題でもちきりの日本のようですが(いや、もうピークはすぎたのかしら。。。トップニュースにはもうでてこないよね。汗。。。こういう一過性にしかならないってのが怖いと思うんだけど)イタリアも年金詐欺、あります。ま、イタリアのほうがあって当たり前って気もするが。(爆)ちょうど、二日くらい前にバールで朝食をとってるときにチラッと読んだ新聞にデカデカと書いてありました。

まず今年の一月にもその話題がでていたんですね。そこでは、INPS(年金を取り扱うイタリアの機関)が20万人を調査したところ2009年度の年金(障害者年金も含む)の違法受領者が3万人、それとは別に2万人が一回目の検査に応じなかったので、二回目の検査待ち、ということでした。日本と同じように亡くなった人の年金を受領していたケースだけではなく、障害者と認定された人たちの詐欺も多く。目が見えないのにスポーツ車を運転してたり、耳が聞こえないのに町の音楽団で演奏していたり、重度の障害者と認定されているのにヨット乗りだったり。そういうのは今までまかり通ってた(爆)

そして8月には、年明けからINPSが警察と合同で捜査をしている5000人以上の悪質な違法年金受給者のうち、976人が告発され、135人が逮捕、42人が有罪となり、32人が有罪の求刑を受けているそうです。とにかくこういうケースで1億ユーロが支払われている計算になるんだって。(汗)この9月からはもっと厳しい取締りが行われる予定になっていて、違法受給者だけではなく、それを助けている違法の証明書を発行する医者も取締りの対象になります。そりゃ、自己申告じゃだめなわけだから、障害者認定を受けられるように証明書をだす医者もぐるなわけよね。まず証明書をINPSに提出したら、国の保健機構であるASLから別の医師が再検査にくることに1月の時点で決まっていたらしいけど、とにかく違法→年金返還くらいじゃダメなわけですよ。


こういうのは当然のことながら詐欺罪なわけです。日本はどういう対策をとるんですかね。。。
posted by yossy at 20:40| ローマ | Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

税金と報道

昨日の午後15時にローマで新生イタリア代表監督のお披露目がありました。その名も「チェーザレ・プランデッリ」そう、昨シーズンまでフィオレンティーナの名将だった彼です。。。まだワールドカップも終わらない5月の終わりに次の代表監督はプランデッリと、イタリアサッカー協会から突如発表。水面下ではそういう話があるのを知っていたとはいえ、そういう突然の公式発表を事前に知らされていなかったフィ折れんティーナは抗議したんですよね。とりあえず、無様に散ってしまったイタリアのワールドカップはあっという間に終わり、あっという間に新しいチームの召集です。8月の頭にあるコートジボワールとの交流戦に向けて、いちからやり直しだもんね。。。2年後のヨーロッパ杯の予選が8月の終わりから始まるし。プランデッリの目標はとりあえずヨーロッパ杯での予選リーグ突破だそうです。ずいぶん控えめな。。。でも給与はリッピよりも20万ユーロくらい多いんだとか?ま、ガラッと選手が入れ替わるだろう新生代表チーム、あまり期待しないで応援しましょう!


さて昨日の政治話の続きです。イタリアでの2009年の銀行強盗はなんとヨーロッパ全体の約半分に昇るそうです。全体が4150件に対し、イタリアは1744件だそうです。2010年も記録更新中。。。(爆)フィレンツェでもちょっとした銀行や郵便局の銀行強盗なんて話題にも上りません。。。(汗)そんなイタリア、2009年の統計で、税負担がかーなーり増えてることが判明。いまやフランスと並びヨーロッパ5位。ちなみに平均給料はヨーロッパの中でも最低に近いです。っていうか東欧を除いたいわゆる旧西ヨーロッパでは最低かも?あ、でも、国会議員の給与はヨーロッパで一番高いらしいですけどね。そんな税負担が増えたイタリアですが、教育・文化面においては国の予算が毎年バッサバッサと切り捨てられています。。。なんと今年は昨年の半分にまで削られるのではないかというはなし。イタリアといえば、音楽や美術といった芸術大国として世界有数の国だったはずですが、それもあと何年語ったら過去の話になっているんでしょう。いや、もうすでにそうかも。。。大学の研究費はもともとないに等しいイタリア(優秀な学者志望の子達はさっさと国外逃亡しています)ですが、義務教育である小・中学校も午後の授業がなくなったり、9月一杯夏休みになったり、義務教育事態の期間が短くなるという、ここで子供を生んで育てることに疑問を覚える今日この頃。しかもそれに比例して高校卒業のための全国統一模試はものすごく短く、だけど難易度はまし、パスできない(授業が追いつかない)子供が続出だったみたいで。あ、そのうち高校も全て私立化するらしいですよ、イタリア。

税負担(2009年度分なのでこの場合は税収入といえますね)が増えたもう一つの原因はScudo Fiscale。海外に預金している企業がお金をイタリアに戻したら、それがタックスへブンなどでの違法預金だったとしても、全体の5%払えば罪にとわれず、って法律です。(笑)国のお金がスッカラカンのイタリア、税金が馬鹿高くて困るらしいイタリア大企業は、かなりのお金を海外に預金して納税を免れていたんですけどね。タックスへブンはマネーロンダリングの温床なんですけど、違法なタックスへブンへの貯金も、今イタリアにお金戻してくれたら5%だけ税金かけるけど、あとは罪に問わないからね♪って。。。その5%の分がかなりのウエイトをしめた2009年の税収入だったんだけど、5%でそんなに上がるのなら、いったいいくらのお金がイタリアに戻ってきたんでしょうかね。。。(汗)毎月の税金の支払いに四苦八苦のアブデルはこのニュースにキレテマシタ。そりゃ、そーよね。だってアブデルが税金滞納したら、すぐに差し押さえられるわけだから。。。イタリアでは小さな罪はがっちり罪にとわれますが、大きな罪になったらなぜかうやむやになります。そして税金といえば、2009年4月に大地震の被害を受けたアクイラ、昨日6月30日付で、税金および公共料金の支払い免除の期限が切れました。彼らには、たとえまだ崩壊したまま放棄され、復興がともなっていなくても、自分の家が住める状態ではなくても、アクイラで仕事が再開できず避難生活を強いられていても、全ての税金から公共料金が発生するそうです。これについては、アクイラ市内がまだ瓦礫の山である現状を加味して、免除の延長が検討されていますが、検討中なので、とりあえず今日から税金は発生するわけ。イタリア語ですが、アクイラの現状を書いたブログがありますのでぜひ読んで。こういうことがまったくメディアに出てこない現状がイタリアなのです。ま、口蹄疫での日本のマスメディアの対応もひどかったのだけれども、基本、やはり大きなメディアには検閲というか情報の操作がされているとどこかで分かっていたほうがいいとすごく感じるわけ。

そして昨日はローマを初めイタリア各地、そしてイギリスやパリでイタリアの報道規制の法律(ベッペ・グリッロは猿ぐつわの法律っていっています。)についてジャーナリスト協会が主催しての反対の大規模デモ集会が開かれました。9日にはジャーナリストのストがあります。実は日本でも同じような報道規制の法律が与党のごり押し多数決可決で、口蹄疫問題や、沖縄の基地問題の陰に隠れて通ってしまったんですけどね。(汗)イタリアでは最近とみに明るみになっている数々のマフィアと政府の癒着、またはG8をアクイラで開催するに当たっての贈収賄(バチカンにも飛び火)の捜査などが警察の盗聴をベースにしていて、しかもその盗聴した内容が新聞に明るみになり、スカイオラ経済発展相が辞任したのがこの5月。以前からでていた盗聴法の可決に向けての動きが加速したのもこのころ。地震のあったアクイラで金儲けができると目論んだ建設業界の一部と癒着している政治家との盗聴された会話が新聞に出て、それが政府の元の民間防衛機関のトップ、(このときはアクイラ復興の最高責任者)との会話も確かでてきたんじゃなかったかな?それで一大スキャンダルになり、この前のカンヌ映画祭に出品された「ドラクイラ」が生まれたわけ。

とにかく何が問題かというのは、現在進行中の刑事裁判について「全ての秘密が公然の前に明るみになっている場合のみ、その要約だけ記事にできる」けれども、「盗聴された内容については絶対明るみになってはいけない」というもの。そして「司法は75日間のみの盗聴を認められ、それをすぎたらテロやマフィアと直接関係するものでなければ三日おきに三日の延長申請をしなければいけない」くって、「ジャーナリストおよびシークレットサービスにおける会話の録音は禁止」されるなど、いろいろあるわけなのね。そしてこれは一般人のブロガーなども、いろいろ勝手に書くと罪をこうむる事になるって話。この法案がさっさと通ってたら、ドラクイラも世の中に出なかったし、何年か前にイタリアで出版されたイタリアのマフィア組織のひとつカモッラの話を書いた「ゴモッラ」も葬られていたに違いない、ということ。確かに垂れ流し情報や、暴露合戦、意味のない中傷などから守られる権利もあるのかもしれないけど、ここはイタリアです。ここんところのマフィアのボス軍団一斉逮捕や、それに伴う実業家といわれる人たちと政治家の贈収賄の証拠もすべて盗聴が決め手なわけだから、この法案が通ったら一大マフィア天国に戻るイタリア、ってなわけですよ。ベルルはイタリア国民全てが盗聴されるなんて、そんな民主主義にありえないことがまかり通るはずがない!と憤っていますが、司法はあたしの携帯電話までは盗聴する暇ないと思うのよね。っていうか、盗聴してもかまわないし。(爆)ちなみにあたしの携帯電話に選挙ときに「フォルツァ・イタリアに投票しろ」ってSMSを送ってきたのはあなたの政党なんですがね、ベルル。そんなにいうのなら、それも違法じゃないのか?

ちなみに10年間に15人でしたっけね、国営放送RAIのトップが替わっていて、最近のトップからの「国を批判するようなニュースはなしで」という度重なる要請に、RAI1の20時のニュースの顔だった女性アナウンサーは、新聞に内情を暴露してやめちゃいましたよね。今となってはあたしの周りのイタ人も、ニュースは新聞かネットで、っていいます。RAIだったらRAI3がかろうじて、らしいよ。

深刻な経済不況を打開するために政府が産業界に提示したManovra Finanziaria 2010。出したんだけど、一見パッと見た目には不況打開策をあげているこの法案、日本と同じく地方財政の圧迫が厳しいために反対の声が多く(特に公務員の給与凍結または減額と保健機関への財政援助の削減など)、法案の差し替えが論じられているんですけど、それよりも盗聴法をとにかく先に通したいベルル、あんまりあからさまなので、与党のほかの政党からもそっぽを向かれる始末。でもとりあえずManovraのほうが来週には上院で審議され、盗聴法はそのあと続けてすぐにでも通したいんだよね。。。これが通らなければかなりまずいことになるベルル&フレンズなのは目に見えてるもの。この盗聴法に反対している、最近与党内で力が強くなっているレーガのボッシの要求である連邦制はどんどん推し進められてるし(これで懐柔しようというかんじ?)同じ与党内でも力の弱くなってきている、唯一の与党の良識(爆)ANのフィーニは裏切り者よわばりされてるし。(苦笑)つーか、したっぱ公務員の給料をカットするなら、国会議員すべての給与を一年間半分カットしてもいいんじゃないか?それでかなりの財政はまかなえるし、半分くらいカットされても痛くも痒くもないはずですがね。ま、やつらは痛みを伴わないから、どーでもいいんです、きっと。そのうちイタリアは州制度になり、財政の格差から同じ国とは思えないような州ごとの格差がでてくるだろうし、下手したらほんとに分裂しちゃうかもよ。(汗)とりあえずこの盗聴法、法の番人でもあるナポリターノじーさん大統領がサインしなければ上院可決しても通らないんだけど、例のベルルがつかまらなくなるアルファーノ法のときは、あっさりサインしちゃったもんね。。。確か深夜に大統領邸に押しかけてサインを迫って、って感じじゃなかったっけ?だけどそれはその後違憲として憲法裁判所に却下されたんだけども。


とまあ、あちこち読めば憂いの残るイタリアの政治情報でございました。あとは皆さんご自分でぜひ続きを追ってみてくださいませ。
BEPPE GRILLOのブログとか、日本語版もあるから、変な日本語だけどおもしろいですよ。

posted by yossy at 01:14| ローマ | Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

ご期待にこたえまして(笑)

どうもこのブログ、政治の話題がおもしろい♪なんてことになっているようですね。。。(汗)
最近全然そんな記事UPしていなかったのでちょっとプレッシャー感じています、なーんて。いろいろ書くことはヤマのようにあるのだけど、新聞の記事ってパラパラ読んで全部分かるわけじゃないし、関連付けとか全部読んでいくと一日なんてあっという間にすぎちゃうからちょっとめんどーになってたのよね。しかしそんな間にもいろいろあってます、イタリア。話題には事欠かないんですよ、ほんとに毎日どうしてそんなにでてくるの?というくらい出てくるスキャンダル天国イタリア政界摩訶不思議。

とりあえずカナダG20に行ったベルちゃん、新しい若い愛人美人秘書をつれてまして、これが一体誰なのか?と大騒ぎ。政府専用機の一番後ろから白いスーツで出てきた彼女、誰も知らない、一体誰だ?みたいな。。。彼女、モデル出身でこの前ローマの州選挙で、自分の投票リストを時間内に出しそびれて政府与党公認を受けられず大騒ぎした末に、ベルルが選挙法までも改正(っていうか、こういうことが起こったから選挙法変えて、すでに起こってしまったことをなかったことにしてしまおうってのがすごい。。。これがイタリアの民主主義。汗)しようとして、司法から却下され、無所属で立候補してなぜか勝ったポルベリーニの秘書のアタマをしてるそーですが、その若さと美貌に一目ぼれしたベルルに、ぜひG20に一緒に来てくれと頼まれたとか。。。(爆)じーさん、さすが、美人売春婦もどきグループを首相官邸に毎晩呼んで乱痴気騒ぎをしていただけあります。。。ちなみにその売春婦もどきグループのリーダーはベルルの政党からプーリアの地方選挙に落選したけど出馬とかしていますし。その件は実は出入りの業者も絡んだ贈収賄と売春の事件に発展、捜査はまだ続いているはずですがね。。。とりあえずちょっと前まではサッカー選手とケッコンしたければ、モデルやテレビでお尻半分くらい出して踊ってる女の子達になるのが手っ取り早いって話でしたけど、今となっては政治の世界まで乗り込めますし。ちなみにベルルのご推薦で男女雇用機会均等大臣?(Ministro per le Pari Opportunità)のMara Carfagnaは、今となってはかわいーですけどちょっと前はかなり過激だったのですよね。こんなの見てると、小沢ガールの過去がどーのと大騒ぎの日本はまだ普通なのかもしれません。(汗)

carfagna1.jpg maracarfagna.jpg
(右と左は同じ人物、カルファーニャ大臣。もっと過激なカレンダー写真もありました。爆)


で次は、ベルルが最近任命した連邦(州)主義を推し進めるための大臣Brancher、実はこの人収賄の疑いで捜査されてるんですよね。つーか、収賄捜査の被告人を大臣に任命したってのが正しい。。。(汗)Bancopoliといわれる、イタリア銀行を含むイタリアやヨーロッパの銀行のヴェネト州のANTONVENETAの株操作事件の際に二年間にわたって30万ユーロもらっていたというもの。この人、この大臣に任命されるや否や、司法へ「俺、大臣になったから、全ての捜査は凍結されるはずなんで、法廷にはでないよーん」と表明。実はこの大臣職、Senza Portafolio(財布なし)と呼ばれる、政治に直接関係のない大臣といってもほぼ飾りだけのようなものだったらしく、ナポリターノ大統領を初め、自分の政党である与党からも「お前にそんな権利はない!」と大批判されたわけ。今の法律だといちおう首相と大臣が被告の刑事事件裁判で、政治優先ということで法廷にでなくてもいいって(確かそんなような。。。)いうわけなんだけども、どうも大臣の中にもその権利を受けられる人とそうじゃない人がいるらしく、というか、そうだったとしても、大臣になったとたんそういう宣言を司法にしちゃう人が大臣になってるって、どーなのよ?辞任を求める声が高い中「絶対やめない!」らしいですよ、Brancher。ベルルは自分と同じ刑事事件被告お友達だから大臣にしてあげて裁判を免れるように、って大臣任命したんだけど、あからさまな職権乱用に与野党から辞任を求められてしまった、ってこと。ま、実は任命はされたんだけど、その委任状はまだサインされないまま外遊中のベルルの机の上にあるらしく、月曜日には結局ミラノでの裁判に行かないといけないBrancher。。。

それとは別に、上院下院と憲法裁判所をいったりきたりしている(爆)Lodo Alfano、例のベルルがどうしても通過させたい大統領、首相、上院と下院の議長は任期中のいかなる罪も問わないってやつね。ベルル、アレを改正したいそうで(改正といっても、まだ法律自体が通っていないんですけどね。。。)現在イタリア大統領だけに適応される「そのポストに任命される前に始まっている裁判についても免除される」ってのを首相のポストにも適用するって話です。用はベルルは過去の罪、裁判すべてから逃れちゃいます!っていうことなんですが。理由は、大統領だけがそんな特権があるなんて、ずるい!ってことらしいです。そんな法律、不公平だと思うんだったら廃止してしまえ!って思うわけないですね。(爆)


と、長くなったのでちょっとPausa。次回はもっと長いです。。。(爆)CIAO!
posted by yossy at 20:09| ローマ 🌁| Comment(0) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

衝撃な襲撃

外はものすごい風が吹いてます。今日は今までにも増してがっちり気温が下がったフィレンツェ。ベルコーレ終わって家までの15分の間に鼻が凍りそうでした。まじで。とりあえず家の中は15度あるので、まだなんとか暖房なしでやっています。いえ、なにも我慢大会じゃないんですけどね。まだ、今年の暖房器具の定期検査が終わってないから、なんとなく使わないほうがいいかな、なんて。もう一人の住人はもっと寒がりじゃないし。というか、あたしら戻ってきたら寝るだけだからねぇ。。。


さて。賄いを食べながら、ベルルニュースマニアのアブデルが「ベルルがブリュッセルで開催されたEU首脳会議の間に、女性のパンツの落書きを書いていた。しかもそれを他の首脳へまわした。(褒めてもらおうとして!?)」っていう記事をネットで発見して、またかよ。。。って思っていたんだけど。(ちなみに書いたのは何世紀にもわたる女性のパンツの変遷というタイトルで、エジプト時代のパンツ、英国のビクトリア朝の大きなパンツ、フランスのシルクの薄いパンツ、Tバック、Gストリングスらしい。。。汗)

この人の品のないパフォーマンスは、計算されてるのか、ただのお馬鹿ちゃんなのか、毎度毎度回が重なるごとにひどくなってくるので(過去には、集合写真時にスペイン外務大臣の頭の後ろでいわゆるヨーロッパで言う間オトコの意味の指ジェスチャーをする、エリザベス女王も一緒の集合写真のときに大声でオバマ大統領を呼び、女王に怒られる、各国首脳が集まってのNATOの行事参加の途中に携帯電話で電話しまくって、他の人たちを待たせた挙句おいてきぼりにされる。。。)最近の買春やマフィアとのつながりが明るみになったり、それから逃げるためのあからさまな法案改正ひいては憲法にまで手をつけようとする傍若無人ぶりに、こいつはボケでも始まってるのか?そして実はもっと大きな勢力がそれをうまく利用していたりして。。。なんて思っていたんですけどね。



そうしていたらなんと、昨日の夜、ミラノのドゥオモ広場でベルル、襲撃されました。(驚)


広場で支持者にサインをしようと群集に近寄ったら、ボディーガードのうしろから何かが飛んできてベルルの顔面ヒット!一瞬崩れ落ちたベルルの口元は血だらけ。。。一瞬にして大騒ぎになり、そのまま救急病院へ搬送、犯人は即身柄確保となったわけ。血まみれの顔をみて、うわっ、やばい!と思ったけど、口の周りとあごに傷、歯が二本折れたくらいでたいしたことはなかったベルル、意識もしっかりしていたようです。全治20日間なので、そんなにたいしたことはないのかもしれません。精神的なショックというのも、今のところ見受けられず、すでにこのことで彼の被害者(左が先導してこういう騒動を起こすような雰囲気を作り上げているってこと)としてのアピールをはじめてるところ。そして犯人は42歳のここ10年精神科のお世話になっているイタリア男性。どうも近寄って、真ちゅう製かなにかのミラノのDUOMOの置物を顔めがけて投げつけたらしいです。ポケットにもぺペロンチーノ入りのガススプレーを持っていたそうで、現在取調べを受けています。ただ、精神的に問題があるということで、罪にどのように問われるのかしら、ということろですね。彼の家族のことなどが即ニュースに出ていましたが、お父さんいわく、「家族は昔から左を支持(ベルルは右)しているが、ベルルのことを憎んでいるわけでもなく、本人が政治のことを口にすることはほとんどなかった。(本人はどこかの政党の支持者として登録したこともなし)なぜこういうことになったのか、まったくわからないが、彼のとった行動は、自分の意思としてよりも、イタリア国内に蔓延する重苦しく、政治に対する不満や猜疑心などの空気を敏感に感じてしまった結果ではないか」としています。先週は大々的なアンチ・ベルルのデモがローマで開催され、ものすごい人で埋め尽くされたばかり。そしてそれに参加していた左派のアンチ・ベルル筆頭である元検事のディ・ピエトロがさっそく、こういう結果を生み出した張本人として槍玉にあがりはじめました。結構過激な発言の多い人ですしね。ただ、この前ベルルとテレビでやりあった左派で下院副議長ローズ・ビンティは「暴力事件は大変遺憾に思うが、ベルルの強い被害者意識はどうだろうかと思う。こういう空気を生み出した(特に左派と司法を繰り返し共産党で、彼らが自分を不必要に攻撃し、イタリアをダメにするという発言を繰り返すこと)責任はベルルにもある」としていますね。これが現在右から激しく追求されています。すでに、右派で下院議長のフィーニなどは先日までベルルに対しての発言が厳しくなっていたのに一転するでしょうし。ここで沈黙を守ってるのが極右ボッシ。うーん、不気味。。。


なんとも衝撃的な夜でした。とりあえずベルルだろうが、なんだろうが、命に別状がなかったのはよかった。やっぱり暴力はだめよ。それは暴力しか生まない。そうやって負のスパイラルから抜け出せない国がどれだけあるでしょう。力ずくでそこから消し去っても、結局のところ根っこは生きてるから、逆に同情をかってその上に同じような駒を載せてしまう、ということのほうが多いんじゃないかなと思うし。つーか、うまいこと利用されて、結局誰かの良いようにされるのがオチ。
こういうことが起こったからって、自分になにか間違いがあったかと改悛するようなことはありえないし、逆にこれを逆手にいろんな法案を一気に通しそうな雰囲気も生まれるんじゃないかと、ちょっと危惧もしています。だいたい来年あたまにある裁判に、例のアルファーノ法(国のトップ4人がどんな罪を犯しても、その期間中は逮捕されない法)がポシャッたから、出頭しなければいけないんですよね。それをなんだかんだ言って、キャンセルする向きをつくって、その間に、どうしても首相という地位に立つ人間(もしくは国会議員)が逮捕されないような法案を次から次にひねり出している最中なわけ。今やってるのは、結局憲法違反と判断されたけど、6年以上裁判しているものは、長すぎるので無効(?)にするってもの。(イタリアの裁判はカタツムリのようで10年、20年はざらだったりするわけです。)ここんところ、マフィアの有力ボスの逮捕続出から、以前逮捕され、尋問を受けているマフィアの大物が改悛告白をして、91,92年のシチリアでのファルコーネ・ボルサリーノ判事の暗殺にベルルが一枚かんでいたということが出てきたりしている矢先の出来事。そうなってくると、今回の事件、ただ単に、ベルルが顔を殴られたってことじゃないような気もしたり。ふと、ケネディ暗殺のことが頭をよぎりました。結局真相は闇(しかもアメリカ公文書館にあるというそれに関する資料は行方不明になってるものも多いとか)の中に葬られたケネディ事件。



もっともっと大きなものがうまく何かを利用して、どっちに転んでもいいように仕組んだ策略の中でみんな踊らされてるだけなんじゃないかなぁ。。。

後驚いたのが、あっという間にFacebookに犯人の名前でページができて、3時間くらいの間に10000人がファンになってたこと。それもどうなんだよ、って思うがなぁ。。。

posted by yossy at 19:19| ローマ ☔| Comment(5) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

市長、よろしくお願いしますよ。。。

毎日自転車で夜道を帰るんですけど、Lazziのバスがでるフィレンツェ、サンタ・マリア・ノベッラ駅の向かい側のところで、ここのところ見かけるのがこの風景。↓

zingali_materasso02.JPG

わかります?

人が寝てるの!!!!しかも10人くらい!!!!!

ダンボールをしいて寒さをしのいでるわけではなく、ちゃんとマットレスに毛布を完備してるんです。さすがに0時回って帰るときは皆さん爆睡中ですが、ちょっと早い時間に通ると、布団の上でトランプみたいなのをしています。キミたち、修学旅行の中学生かいっ!!!!!

この家のない方たちなのですが、いつも疑問に思っていたのが、この布団、昼間はどこにしまってるの???

昼間はないですよ、こんなもの。周りにそれを隠すような場所も見当たらないし、いかんせん10人分のマットレスや毛布はかなり場所をとるわけで。そう疑問に思った翌日、なんと新聞にこの件が載っていました!


ジャン!!!↓

zingali_materasso01.JPG

駅のバス停(ATAFの切符売り場があるところ)の屋根のあるところにある、倉庫になっているようなところの上に丸めて全部置いてあるそうです。(爆)サスライシェフが事実確認に行ったところ、本当だったそうで。。。新聞の記事は、フィレンツェは家にたとえると、ものすごく立派な居間(DUOMOをはじめとする文化遺産)があるが、玄関は汚くて最低だ、落書きはひどいし、そのへんで立ちションする人は後を絶たず、ゴミは散乱、食べ物をくるんだ(ゲッ!)ふとんが並んでいる。観光都市である世界遺産の町のこの惨状はいったいどういうことだ!ってことでした。


まじで、ほんとにそう思います。


移民が増えたこと、不況による貧困層の増加、いろいろと原因はありますが、駅の廻りだけでなく、町がとても汚れていることは確か。あたしもいわゆる移民の一人であるから、移民が増えることは別に問いません。だけど、そういう社会的なマナーと言うのは、先天的なものではなく、その国の持っているモラルの意識がどうであるかということなので、そういう教育のないところから来ていれば、もしかしたらそういうことを意識しないのかもしれない。ただ、自分の国ではないところに来ているのであるわけだから、その国のルールを守ろうよとも思うけど、それを思うこと自体がすでに、そういうモラルのある国で生まれ育ったってことだもんねぇ。
まあ、イタリア人だってタバコのポイ捨てとかどこでもやるから、そのへんはいろいろいえないんだろうけども。汚れてくればみんな気にしなくなり、また汚すという悪いほうへのスパイラルが続くわけで。日本でよくある市民や学校の生徒たちが率先して町を綺麗にしましょう運動みたいなのってイタリアはないよね。以前、アルノ川が汚いって話をイタリア人の友達としたときに、日本は(っていうかあたしが子供のころ、うちの学校は)川の清掃とか、校区の清掃とか、学校でオーガナイズしてやっていたよっていったら「アルノ川は汚いんじゃなくて、すでに汚染されてるから掃除なんて無駄っ!」と一笑に付されてしまいました。イタリアは学校でも子供に掃除させないしねぇ。自分が掃除したら、そこをそういう風に汚すことはないと思うわけですよ。まあ、ここの人は、自分が汚したわけじゃないのになんであたしが掃除するわけ?ってことになるのかなぁ。。。


市長がかわり、いろいろと急ピッチで改善が行われてるフィレンツェ。いつまでたっても開通しない路面電車をどうしてもクリスマスまでに間に合わせて開通させたい市長のようですけど(つーか、そうやって急いで試運転とかしてたら脱線してるし。。。汗)それよりも、フィレンツェの顔である駅周辺をどうにかしてもらいたいものです。

posted by yossy at 10:40| ローマ | Comment(6) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

当分いかねーよっ!

念願のCarta di Soggiorno(長期滞在許可証)が手元に参りました。あぁ、長かった。どれくらい長かったかって言うと、ここに記録がありまして。その@、そのA、そのB、を順にお読みくださいませ。っていうか、その@にも書いたけど、実はカルタの申請は2008年6月からやっていましてね。(爆)一回拒否されたんですよ。普通の滞在許可(permesso di soggiorno)の保持がカルタ申請時に5年を超えていなかったってことで。でも人によっては学生からの延長も含めて5年って話もやっぱり聞くから、ただ運が悪かっただけなのか。

ま、いいんです。もらえたから。もう5年はこねーよっ!といいたいところですが、あたしのカルタの有効期限は2013年12月。ほぼ4年の有効期限。なぜって?だって申請したのが2008年の12月になっていますからね。そうですよ、確かにそうですよ、でももらえたのは一年後なんだから、発行した日付で5年有効にしろよっ!!!!!と思うんですけど。

今回ぼーっと並びに行ったので(引き取りは昼からです)パスポート持ってきていないことに途中で気がついて、冷や汗かいたんだけど、運がいいことにジュエリー職人Mくんが同じくその場にいたのを見つけて、お願いして、列に並んでもらって、ダッシュで取りに帰ったりしました。いつも一回ではすまないあたし。。。忘れ物、おおいです。(爆)帰ってきたら、すでに中にはいって彼がちゃんと書類を提出してくれてました。ありがとう!!!!!!そして待つこと30分、名前が呼ばれて番号もらって待合室へ。あ、そう、ここまでは入り口のホールのところで行われたことなんです。入り口で受け取り用の書類をわたし、数がまとまったところで、それを持った警察官が中に許可証ができてるかをチェックしにいき、できてる人は中に入れて、できてない人には10日後とか15日後とかにでなおしてこい、っていうシステム。。。(汗)やっぱり無駄の多いフィレンツェ。他の都市はどうなんでしょうねぇ。

とにかく中にはいったのだけど、今回のあたしのカテゴリーはF。そして目の前の電光掲示板にはF番が始まったばかり。。。1時間くらいたってまだ50人。あたしの番号は166番。なのでやっぱり今回も一時間ほど家に帰りました。(笑)お茶を飲んでメールチェックして16時に戻るもまだ133番。先ほどお世話になったM君もいったん帰ったおうちから戻ってきて、今回は待つことにしました。下手にでていって、番号過ぎてたら怖いもんね。待つこと一時間。17時に無事に番号が呼ばれ、GET!って、番号呼ばれたら、パスポート、期限の切れたPermessso、前に郵便で書類出したときの受け取り表やRaccomandataの控えを提出、指紋をひとつだけとって照合して、ポンっとカードもらって終わり。その間3分でございました。そしてもらった許可証ですが、チップが入っていてそこに指紋やそのほかの情報も入ってるわけです。でーーーもーーー、5年経ったら、(いや、4年か)また同じ苦労をしないといけないわけですよ。チップだけ入れ替えていけばいいんじゃないの?何のために100ユーロ近く払ってるのか、しかも次回は例の移民法がちゃんと施行されていたら、これ以外にTAXがかかるわけで。。。ガーン

あたしが思うに、たとえば途中で名前が変わったり、パスポート更新したり、住所が変わったりしても、たぶんいちからやり直しでやれ!って言われそうな予感。なぜかって?実は前のPermesso、すでにカードタイプの今のものと同じだったのだけど、名前がちょっと間違ってたの。一つアルファベットが多かった。それを引き取った後に気がついて、もっていったら、インフォメーションの警察官「いまやると、また同じ金額がかかるから、そのままで、次の更新のときにちゃんとすればいいよ。」って言ったもんね。確かにパッとみたら分からないくらいの小さなミスだったのですけどね。(爆)


ま、いいんです、そんなこと。これでしばらくQuesturaともおさらば!!!!!!あーーー、すっきりした!


posted by yossy at 19:46| ローマ | Comment(6) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

世の中はこんなかんじ

日本は政権交代して、すでに分裂しているようですが。こっちも同じような門です。それにしても情報というものがどれくらいコントロールされてるかって、ちょっと感じたのは、今日のYAHOO!かなんかで、日本の若者に「民主党政権を支持しますか」質問したら、結構なパーセンテージで「しない」という回答だったそうで。あれ、選挙期間中って、なんかそんな話はきかなかったなー。(笑)何でいまさら、なんでしょうかね。

さて、イタリア。♀スキャンダルがドラッグから賄賂へと大掛かりな大スキャンダルに変貌しているベルル。外国の新聞は「イタリア女性の反感を買ったベルルスコーニはその代償を払わないといけない!」みたいな見出しで記事を書いているらしいですけど、そんな雰囲気はあるんだか?です。アフガニスタンで6人のイタリア人兵士がなくなって、葬儀がとりおこなわれ、そこにもちろんベルルも神妙な顔をして出席しましたが、まあ、お葬式だったからか、厳戒態勢だったからか、特に何もなかったようです。日本のほうが、過激かな、こういう場合。卵とか投げちゃいそうじゃない?そのベルル政権ですが、こちらも連立。ベルルの相棒であったフィーニはもう一人の与党政党レーガのボッシと移民法をめぐって相容れず。これはPermesso問題じゃなくて、不法移民が乗った船がイタリアに近づいた場合、問答無用で押し返しても良いっていう法案のほうね。これはEUからもバチカンからも人道問題として非難ごうごう。でもボッシは「俺らがいなければベルルスコーニ政権は成立しない」とむちゃ強気。ボッシなんか、フィーニのことを「あいつは頭がおかしい」なんて公共の場で発言してるし。とまあ、こんなことに毎日付き合ってると、日本の政権のゴタゴタは、わりと至極まともに見えたりもする。(爆)

でもって、今日は例のベルルスキャンダルの要、オンナとドラッグを手配していたタランティーニが釈放されて、自宅軟禁になったり。これもどこまでいくんだか。あんまり触るとまずいから、とりあえず様子を見てる感じよね。そしてきっと、ナポリのゴミ問題のように、忘れ去られていくわけで。そういえば、あのころは、サボイア家のヴィットリオ・エマヌエーレにも賄賂というか、そういうスキャンダルがあったりしていたけど、いったいどこへ行ってしまったのか。

ちなみに10月6日はベルルが提案していちおう可決、通ったはずの法案「アルファーニ法」が違憲かどうかを判断する日。この法案は国の中枢にあるイタリア大統領、イタリア首相、上院下院の議長は、いかなる罪を犯しても逮捕されないというもの。こんなの可決する国って、どーなのよっ!と思ってたけど、いちおう違憲ということで、それを最高裁みたいなところが判断するっぽい状況なんだけど、実はベルル、この法案をさばく予定になっているらしい判事かなんかと、会食なんかしていて、それがこの前すっぱ抜かれてたもんなぁ。。。なんだかな、だ。


しかし6日にこれが違憲として廃案になったら、ベルルは一目散に逃げなければいけないだろうな。その逃げ道として用意してあるのがリビアか?リビアのカダフィと最近仲良しだもんね。リビアに高速道路をイタリアの税金で作るって約束していたし。(爆)あとどうしてもサッカーチームの欲しいカダフィ(カダフィの息子はセリエAかなんかでプレーしたこともあったよね、確か)に赤字のミランを売りつける献上するつもりみたいだし。


新聞はいろいろと問題ありなので、こんなサイトもありだよん。
http://www.articolo21.info/
http://www.disinformazione.it/



posted by yossy at 21:29| ローマ ☁| Comment(5) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

実況中継 Carta引き取り その2

もう実況中継じゃないんだけど、とりあえず報告まで。

とりあえずお昼を食べて、2時に戻ったQuestura。なんだか人が増えてる。。。(汗)待合の椅子もひとがいっぱい。家族連れの人たちが、自分の番号が近くなってきて、子供とかをつれてきたっぽいかんじ。だからなのか、Fの番号しかでてこない。(たぶんFはFamigliaのFじゃないかと推測)10分経ち、20分経ち、Bがでてこない。。。ちょっと緊張始める。もしかして、そんなことは万が一にもないだろうけど、Bだけがこのお昼の時間にすすんでしまって、終わったんじゃないか?????(大汗)

Informazioneなんかないし、そのへんにプラプラしている警官に聞いたってわからないだろうし、だいたいBを持ってる人は誰なのか皆目見当もつかないし。。。そのままさらに待つこと20分。

Bがでた!!!!!


しかし番号は049。_| ̄|○

2時間で22人。そしてあたしの前にはまだ40人。。。しかもどうもお昼だからか、窓口が減っていて、Bは1つの窓口で処理している模様。つーことで、再度家へ帰りましたよ、昼寝しに。。。もう、炎天下の中帰る足取りも重いよ。でも、あのあたりにいる場所はなし、もって行った単行本もすでに読み終わってしまったんだもんね。

つーことで、3時から4時まで家で昼寝。(爆)そして再々度戻ってみたら、番号は。。。。。。。。B075!いよいよ10人ちょっとであたしの番。ご飯タイム終わったのか、窓口もちょっと増えてるし。しかし中は子供達がぎゃーぎゃー騒ぎ、座る場所も相変わらずないのでFortezzaの芝生のところへしばし避難。そして夕方5時。もういいかげんいいだろうと戻ってみるとB082まで来ていました。(嬉)待つこと7時間。。。

ついにあたしの番がやってきて、窓口にいくと


ゲッ、前回、あたしのCarta却下したやつだった。。。_| ̄|○

ま、向こうは毎日何百人って移民を相手にしてるんだから、覚えてるわけないわなと、書類を提出。なんか機嫌が悪いかんじ。。。(汗)後ろのほうへ目を向けると、大きな旅行カバンがおいてある。あ、この人、このままバカンス突入なのね、だけど、こんなに移民がいて仕事が終わらずにイライラ中か。。。まずい。。。だってこういうときって、プライベートのイライラのとばっちりはこっちに直接まわってくるもんなんです、イタリア。おもむろに重い口をひらいた彼女「結婚してるの?」いえ、していません。だって、全ての書類に結婚していないってかいてあるでしょ。。。「。。。。じゃあ、この紙に結婚していませんっていう宣言して!」と渡された一枚のコピー用紙。え、そんなもんでいいんですか?(汗)ボールペンで手書きでいちおう、そういう公式の書式にしたがって書く。「これでいいですか?」「住所も!」え、それって、本当に結婚していないか調べにくるのか、君は???Permesso申請した時の住所と、現住所が違ってるからちょっとまずいかな、と思ったんだけども、とりあえず目を通してOK。しかし、まだまだ危機は続くんですよ。「CUD2009は?」え?なんで?そんなの持ってこいって書いてないですよ、召喚状には!「必要なのよ」いえ、そんなのはリストに入っていないし、だいたい、申請した時は昨年でちゃんとCUD2008年はもってきています。こんなに召集されるまで時間がかかっているのはあたしのせいじゃないし、それにまだCUD2009は雇い主からもらってない上に、会計士はすでにバカンスだからどうしようもないんですけど。「。。。。。」ええ、これでもらえなかったらどうするよ。(汗汗汗)と動悸が早くなってしまいましたけど、なんかぶつぶつ言いながらコンピューターに目をやっていた彼女、おもむろに「これにサインして」と細長い紙を渡してきた。そしてそのあと横についている指紋を取る機械の電気がついて。どうも、OKだったみたいね。ほっ!!!!!そして両方の指の指紋を取り、写真を提出して、一枚の紙をもらう。


そこに書いてあったのは


あなたのCarta di Soggiornoの引き取りは2009年11月5日14時58分です。


ええっ!また3ヶ月も待つの?????しかもこの意味のない14時58分って何よ!!!!(怒)引取りの時も、みんな12時くらいに来て並んでるっつーの!!!!

つーことで、あたしのCarta受け取りはとりあえず年内には終了する予定です。お疲れ様でした。。。ちなみに、終了したのは夕方5時半過ぎ。そのあと奥にあるPolizia Scentificaというところに行けといわれ、そこで、さらに大掛かりな指紋の採取をされる。これは実は今年の9月に来いといわれていたんだけど、今日一緒にやれるってことで、もう行かないですむから、それはよかったんだけどね。


とりあえずベルコーレには間に合いました。それだけでもよかったとするか、だわね。。。(爆)


posted by yossy at 20:33| ローマ ☀| Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

実況中継 Carta引き取り その1

本日、7時起きで(と言っても、家を出たのは8時前でしたけど)Carta di soggiornoの引き取りにQuesturaに行って来ました。あたしが事前に受け取ったQuesturaからの召喚状には、アポの時間が11時17分と書いてありましたが、フィレンツェ、2007年からその時間にいっても無駄になっています。朝早く並んで、番号引かないといけない以前のシステムに勝手に戻ってるの。(激怒)2年も立ってるんだったら、アポ時間の書いてある手紙なんかだすなっちゅーの!(実際後からのこのこ来た人、たぶんこの人は時間通りに着たんでしょうが、番号配り終わってしまった警官に「他の人は7時から並んでるんだ!おまえ、こんな時間に来たって遅いに決まってる!」なんて言われておりました。。。つーか、朝から並べって書いてないんだから知らないのが普通だろーが!!!!)

8時に行ったら既に番号は335番!

あたしの前に334人。。。。(涙)

で、8過ぎに窓口が開き始めたんだけど、開いたのは1つだけ。そしてあたしももれなくそこの窓口の番号。でもなんだか進みがやたら速い。とはいっても、3分に一人くらいとして、ついでに他の窓口が万が一開いたとしても、あと2時間半くらいは余裕でかかるだろうから、とりあえず家に一旦帰って休憩。なんせ、400人くらいが狭い待合所にいるから、それだけでぐったりなっちゃうんだもの。

気を取り直して10時に再度行ってみると、他の窓口が開いてる!でもあたしがもらったAではない表示が出てるので???。とりあえずあと100人切っていたので、もっていった本を読んで待つことに。その後1時間半ほど経ってついにあたしの番!!!!窓口で手紙を見せると、おばはん、横にあった機械のボタンをピュっと押して


もう一枚、番号をくれた。。。。_| ̄|○

ちなみに今度はB089。そしてその時点でBは022の順番。様子見で30分ほど待っていたけど、Bの窓口は3つ開いていて、30分たった時点でなんと027までしか進まなかった。。。ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…



つーことで、再度家へ戻ってきました。だって単純計算してもあと3時間は絶対もらえないってことじゃん。。。お昼ごはん食べてもう一度で直します。

これからPermesso引取りの方、とりあえず朝はやーーーーーく番号だけ引き取りに行って、8時過ぎのAの番号はだいたい次の番号渡すだけなので、1分一人はすみます。それを計算の上、家でお休みになってから出直すのが一番かと。。。(爆)ちなみに朝一番でもらえる番号は、何の受け取りだろうが、提出だろうが、関係なくAだけですので、あしからず。。。


posted by yossy at 19:48| ローマ | Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

施行

この記事の法律、今日から施行されました。

そしてすでに今朝サンレモで二人逮捕者が出たんだって。


こりゃ、本気だな。ま、ほんとにこれで、犯罪や街の汚さや、そういうものが軽減されたらいいとは思う。だいたい、今までの法律って、ちょっと厳しくなったとはいっても、結局Permessoをちゃんと申請して、税金を納めてる人が損してるっぽいかんじだったもの。申請に行ったのに、いろいろ難癖つけられたり、書類そろえるのに莫大な費用がかかったり、挙句の果てに一年以上待たされて、そのかん切れたPermessoじゃ、正規雇用ができないとかなんとかで、大変な思いをした人たちはたくさんいる。その一方で、どんどん増える不法滞在者。捕まえても、そのバックになにかあるのか、ちょっとお茶を濁したくらいで終わってたんだけど、今回はこの分だとそうはならないのかな。しかも今回の法律で大きく変わったのはRONDEと呼ばれる、市民の志願者で結成された、違法移民を取り締まるグループができたこと。これが人種差別につながるのではと、国会やバチカンを巻き込んで大騒動だったんだけど、あっさりOKされちゃいました。25歳以上で逮捕暦がなく、健全なイタリア男性なら誰でもなれるとか。思想とか、そういうことはチェックしないのね。これは、けっこう怖いことだと思います。北部を中心に、移民に対してかなり反対の感情を持っているからね、最近特に。しかも、このイタリアのものすごい経済危機で、鬱憤のたまっている人はたくさんいる。鬱憤を晴らすはけ口にならなければいいんだけど。。。たしかに違法移民の犯罪がクローズアップされているのも確か。自分の国にいられずに、イタリアに来て、うまくいかない(いくわけがない)からって、モラルのない行動をしている人たちもたくさんいるし。でも、それを利用しているイタリア人だって五万といるわけで。


とにかく大事なのはちゃんとしたPermessoを申請できる人たちが、費用のほかに税金として最高200ユーロださないといけなくなったんだから、即日発行くらいしてみろっ!!!!ってことなんだけど。

かくいうあたしは月曜日にCartaの引き取りだよん。


関連記事
Ronde, Maroni ha firmato il decreto
Più espulsioni, ecco le ronde «disarmate»
Per entrare nelle ronde: più di 25 anni buona salute, e nessuna denuncia

posted by yossy at 20:23| ローマ | Comment(2) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月31日

ペルメッソ改正法

昨日新聞を読んでいたら、トレビーゾ(イタリア北部)かどっかの市で結婚を認められなかったイタリア人と中国人女性カップルが、フィレンツェ市で結婚式を挙げたって言う記事があった。なんで自分たちの住んでいる町でだめだったのかというと、彼女は不法滞在だったから。でも「この愛は本物だ!!!!」と弁護士雇って戦ったものの、認めてもらえず、簡単に認めてくれたフィレンツェ市での挙式になったんだそう。

まあ、こういうケースでイタリア国籍をとっちゃう外国人の方もいらっしゃるので、移民の起こすレイプ事件や、そのほかいろいろな事件がクローズアップしている昨今、しかも、テリトリーは北部、レーガ(極右政党)のお膝元、難癖つけて(まあ、彼女は不法滞在中だからなに言われてもしょうがないけども。。。)受け入れないってのは、ありだよね。というより、これは適切な対応でもあるわけで。だって、結婚してなくて、必死に毎回ベルメッソを更新してるあたしたちの身にもなってごらんよ。。。なわけだ。

でも、その記事をよく見ていたら、現行法では、↑のケースは、本当だったら結婚できるんだけども、今回可決されて、もうすぐ施行される移民法に基づいたら、アウトなんです。

La legge che cambia la vita dei migranti

この法案、ペルメッソ取るのに金も取るってやつだけがクローズアップしていたんだけども(今だって、新規だろうが、更新だろうが、いろいろあわせると一回80ユーロくらいかかる!怒)他にもいろいろありました。

1.不法滞在は違法(そりゃとーぜんだろっ!汗)
不法滞在の場合、逮捕はされないらしいですが、5,000から10,000ユーロの罰金が科せられ、即刻退去。

2.移民局へ拘束
イタリアへ、滞在許可なしでくるEU外市民は、最高180日間移民局へ拘束される。現行だと60日。

3.市民権への税金
市民権が欲しい人は200ユーロ支払う。(←だけど、申請してからいつまでにもらえるっていう期限はなし。払いっぱなしで何年も放置ってこともあり。。。)

4.滞在許可証への税金
滞在許可証を申請する場合(新規も更新も)80ユーロから200ユーロまでの税金を今までの諸経費にあわせて支払う。しかもこれ、経済省の大臣がいくらにするか決めるらしい。ってことは、これでイタリア政府の赤字を埋める魂胆ミエミエ。。。(汗)しかもこちらもいつまでに申請が通るかは書いていないんですよね。200ユーロ払って、即日発行だったら、しかも朝から意味もなく並ばないでもすむのなら、払ってもいいかと思うけど、そんなことはないわけで。。。(怒)

5.不法移民へ不法に家を貸していた場合
最高3年刑務所へ。ってことは、むちゃくちゃすごい数の人たちが刑務所に行かないといけないことになると思うんだけど。ちゃんと調べるつもりなのかね。っていうか、刑務所にスペースないんじゃないか?(爆)

6.イタリア国民団体の違法滞在とりしまりの許可
イタリア国民が違法滞在の外国人を取り締まるための団体を許可したもの。場合によってはこれが極右の政治的な動きにつながると、国会でももめたんだけど、結局最近のいろんな事件が後押しして、可決。

7.住所不定の記録
住所不定の人の場合は、その個人記録を内務省で保管。まじで、そんなことするんでしょうか。誰がそんな記録を取るのでしょうか。。。

8.結婚許可
EU外市民がイタリア人およびイタリア国内に住むEU市民と結婚したい場合、正規の滞在許可証が必要。ま、これは、必要なことですよね。リミニのへんでは、東欧からの美人外国人が、お手伝いさんとして不法のまま雇われ(そういうヘルパーさん的な仕事は外国人しかやらなくなってきていますからね。。。)で、そのうち旦那さんとデキちゃって、離婚させて奥さんにおさまる→滞在許可証OK、ってケースも結構あるとか。ベルコーレでお客様に聞いた話なので、なんとも言えませんが。でも、滞在許可の問題ですったもんだしていたときに、たくさんの伊人から「なんでイタリアオトコを探して、とっとと結婚しちまわないんだ?」ってま顔でいわれましたからね。(汗)滞在許可はどんなにとるのが大変でも1年のこと、結婚は一生のことだろーが!!!

9.イタリア語の試験
Carta di soggiornoを申請する人は、イタリア語の試験を受けなければいけない。あたしが申請中なのもこれ。来月には受け取りなんだけど、試験あるのかしら?ドキドキ。。。先日のニュースではイタリアに10年以上いて、奥さんもイタリア人というエジプト人が市民権を申請したら、イタリア語ができなくて、拒否されたらしい。彼は日常会話は問題なくできるけど、書いたり読んだりはまったくできなかったそうで。

10.結婚に伴う市民権の申請
結婚したから市民権をとろうという場合は、一度だけ、しかも二年の結婚期間をおいてからでなければできない。現行だと6ヶ月で申請可能。

11.家族用滞在許可について
現行だと国は家族用の滞在許可を申請した人に、6ヶ月以内に返答をしなければいけなかったらしいですね。そして、もし6ヶ月を過ぎてもなんの音沙汰もない場合(ま、これが大体普通。。。爆)ほっとかれたってことで、その国のイタリア大使館なり、領事館なりに、家族用の入国ビザをもらう権利があったらしいです。これも驚きの法律だけど。しかし今からは、移民局の回答が必ず必要で、しかも期限はとくに決まっていません。そいでもって、これは、今家族用の滞在許可を申請している人たちにも適応されます。

12.厳密な住民登録
住民登録(residenza)を申請または変更する場合、市は住居のコントロールをすることができる。今でも誰が住んでるか、おまわりさんがコントロールに来ますけど、ただ、申請した人だけを確認するだけ。今回の改正では、たぶん、もっとちゃんと家をみるんだろうね。まあ、それで奥の部屋に50人の移民が押し込まれてたってこともあったりして。。。(爆)

13.点数制の滞在許可
免許ですか????
イタリアに住みたいEU外外国人はまず、国から滞在許可とともに点数もらうわけです。そいでもって、何か違反があったら点数が減っていき、滞在許可の返還とか、国外退去とかもあるわけらしい。一発レッドってなんだろね。強盗とか?信号無視したらマイナス1点とか?ゴミをポイ捨てしたら?イッタイ何が基準になるのか、法は施行されるけど中身についてはまだ検討中だとか。ナンダソリャ!


いずれにしても滞在許可証がいるのはEU外の外国人。EUが拡大していて、EU内の外国人の不法はなくなってるわけです。でも、そっちの犯罪も多発しているわけなんですよね。その辺の取り締まりはどうするのか?手っ取り早く簡単に税金徴収する方法ってのに終わらなければいいんだけどねぇ。

posted by yossy at 20:33| ローマ | Comment(4) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パピーはやめてっ!

先日の温泉で、なかなか男前の若いお父さんが子供(5歳くらい)の子供を二人連れて遊んでましてね。川のちょっと奥のほうへスイーッといってしまったお父さんに向かって、娘ちゃんが

「パーピー(パパの愛称みたいなもん)!!!!」

って叫んだわけよ。そしたらとーちゃん

「俺のことをパーピーなんて呼ぶんじゃない!!!!!気持ち悪くて鳥肌が立つ!!!!!!!!」

とご立腹。なぜなら、未成年の女の子に手を出したとか、はたまた売春婦を首相官邸の私室にいれてどんちゃん騒ぎしていたベルル首相が、件の女の子から「パーピー」と呼ばれていたから。(爆)
子供に大声で説明していました。周りは大爆笑!

しかし、ベルル、こんなスキャンダルにもかかわらず、しかも「僕は聖人じゃない。こんなにかわいい娘たちがいるんだから(しょうがない)」ってとある演説のときに話した(ってことは認めた)にもかかわらず、まったく安泰の政治生命。いや、ますますその力は強くなってる感じ。だってさ、ちょっと前の話では、今日もイタリア経済は回復に向かってるとか言っていて。彼に会いに行ったシチリアマフィア政治家たちに、なんとシチリアへ40億円の援助をするって約束してたし。つーか、その金はどっからでるんじゃい!!!!ていうか、半分くらいはそこ通って自分のプライベートの口座のほうへ戻ってくるようになってないか?(爆)そもそもなぜシチリアのみにそんな援助するんじゃい?地震が続くアブルツォはどーなってるんだ???

しかも一方でこんなニュースも。イタリア政府中央統計局の調べでは800万人のイタリア人が「貧困」にあえいでいるとか。確かに南にその傾向は多いらしいですけど。でも、南はシチリアだけじゃないし。場合によってはローマから下は南だし。


そんな状況でも、何も変わらない。恐るべし、イタリア。。。(汗)
今秋発売のEspresso(この紙面にベルルとエスコート嬢の電話盗聴内容が載ったんだよね)には「Sex and the Silvio」って特集が組んであるみたい。買いに行こうかな。。。(爆)



posted by yossy at 07:16| ローマ | Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

えっ、これでいいの???

イタリア:13兆円分証券は偽造品? 密輸未遂で拘束の日本人2人、処罰法なく釈放

 【コモ(イタリア北部)藤原章生】日本人男性2人が今月3日、計1340億ドル(約13兆円)相当の米有価証券をイタリアからスイスに持ち出そうとしたとして、イタリア当局に拘束された事件で、所持していた証券は偽造の可能性が高いことが15日までの毎日新聞の取材で分かった。また、今年4月上旬にも日本人が関与したとみられる別の偽造証券の押収事案があったことが判明。イタリア財務警察とコモ検察庁は、相次ぐ「巨額」偽造証券の背後に日本人を含む組織的な関与があるとみて捜査している。

 同検察庁は、在ローマ米大使館と連携し、押収した証券について調査。関係者によると、2人が所持していた米国債やケネディ債は「額面の大きさや発行年代が現存しない可能性が高い」という。

イタリアの法律では、証券が本物の場合、2人には未申告輸出の容疑で巨額の罰金刑が科せられるが、偽物の場合、使用や提示がなければ処罰されないため、2人は事情聴取後に釈放された。
在ミラノ日本総領事館は2人の所在を把握していないという。
 今年4月の事件では、日本人から依頼を受けたイタリア人男性が、額面200億ドル相当の日本国債の偽造品をスイスに持ち出そうとし財務警察に押収された。

毎日新聞 2009年6月16日 東京夕刊



イタリアって、偽札とか作ったり、持ってても処罰されないわけだ。それが13兆円だったとしても。。。すげーっ!!!!!さすがだ。。。しかも領事館も把握していないって。

他の国はどうなわけ?

posted by yossy at 08:01| ローマ | Comment(5) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

なんでもあり。。。

もうすぐフィレンツェ市長選挙とヨーロッパ議会へ議員を送るための選挙があるんですけどね。ベルコーレ終わって帰るときに、その候補者の選挙ポスターを貼ってあるところを通るわけよ。
日本のように、そういうポスターを貼るところを簡易に作るわけですね。でもさ、すごいのよ。。。だって、毎晩誰かがポスターを上から貼って回ってるんですよ。(苦笑)しかも公式のポスターってことは、公にこういうことをしてもいいんですよね。。。


これって選挙妨害っていうんじゃないの???


昨日はいろんな人のポスターが貼ってあったのに、今朝通ったら全部緑色のPDのポスターに変わっていました。(爆)

posted by yossy at 18:01| ローマ ☀| Comment(0) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

わーーー、あからさまや。。。

そういえばさ、ばかばかしくて、政治の話題とか書いてないんだけどさ。日本のYAHOO!でも問題になっていたベルルの未成年女子との関係。(爆)

左派の陰謀とわめいてるベルルですが。あ、奥さんから申し立てのあった離婚はそのまま進んでるようです。唯一家族が団結したのは左派党首フランチェスキーニが「自分の子供がこんな政治家のもとで、ちゃんとまともに育つと思うか?」みたいな演説をしたことにベルルの子供たちが憤慨「とても温かい家庭だ!」とか何とか言って応酬しとりましたがね。

いずれにしても、その件で、未成年女子ノエミちゃんの元彼がレプッブリカ紙に先週「まだ彼女と付き合ってたころ、ベルルから電話が来たり、ベルルのところに行ったりしていた。それが原因で別れた」みたいなことを話したみたいなわけですよ。

なーのーにー


今日のネット情報では「ノエミやみんなに謝るよ。僕はベルルを攻撃したい人たちにいいように使われたんだっ!」なる懺悔をしてるんですねーーーー。なんとわかりやすい。なんかあったんだね、ジーノくん。。。(汗)だって「ノエミはベルルとは関係をもったりしていない」「ベルルはみんなの友達なんだ」なんていってるし。
ちなみに先日はこの人、どんな風にベルルがノエミの人生に入り込んで、それで彼女がどんなに変わったか、彼女の両親はまったくベルルとは面識ない、などとペラペラいろいろしゃべっていたわけですよ。

ま、こんな結末とは思ってたけどね。あからさま過ぎるでしょっ!

ちなみにベルルのサルデーニャのお屋敷を2007年から2008年にわたって盗撮してたカメラマンが捕まって、写真が没収されています。その中にトップレスの女の子たちがたくさん写ってるとか。で、そのなかにノエミちゃんもいるらしいとか。。。(爆)


ま、ベルルにしてみればそれもすべて共産党の仕組んだ罠なわけでしょうね。つーか、こんなスキャンダル、普通首だろっ!(←意地でもやめないと思うけどね。やめたら捕まえられちゃうもんね。苦笑)




posted by yossy at 22:35| ローマ ☀| Comment(3) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

深夜の家電修理

riparazione04.jpg

今夜の工房yossy。場所を移して台所で。。。ってわけはなく、今夜はなんと洗濯機のソケットを付け替えてました。時刻は深夜12時。。。(爆)

昨日、網戸を張り終わって夜ご飯を作り、さて、今からごはんっ!!!ってところで、なんだかちょっとだけ前にでていた洗濯機(イタリアは洗濯機がだいたい台所にあります。)をぐっと後ろに押した瞬間、


バッチッ!!!


って音とともに、真っ暗闇。。。
ブレーカーが落ちちゃったんです。問題は、ブレーカーを戻そうとしたんだけど、レバーがあがってもそこで止まらない。もしかしたら建物全ての電気系統が管理してあるパネルのほうが落ちてしまったんじゃないか(工房のある建物はそうだから)って外を探しても、それらしいものは見あたらない。。。真っ暗の中、右往左往!大家は電話に出ないし、向かいの人も留守。上の階の人はまったくそういうことには疎くて、とりあえず電気会社に電話してみるも、まったく問題ないっていわれちゃうし。家中のソケットをはずして、ブレーカーを上げてから一個ずつ戻していって、もう一度落ちたやつが壊れてる電化製品だからねと念を押されておしまい。(爆)ああ、このまま真っ暗のままご飯食べるの?なんて思ってたら、一斉に電気がついたっ!!!!!!ヽ(^◇^*)/ ワーイ
あちこちいじっていたシェフがブレーカーのレバーの横のボタンを力いっぱい押したみたい。そんなことだったのかよ、と脱力しつつも原因は洗濯機ということもわかり(ソケットの先っぽが溶けてた。。。)修理の運びとなったわけですよ。


riparazione01.jpg riparazione05.jpg riparazione02.jpg riparazione03.jpg

こういうときにモザイク道具は役に立つんですね。ま、それだけじゃないくて、工具は大体持ってるけどね。ニッパなくても平気だし。やり方はうちの父がこういうのを専門にしてるので、うちで当たり前に見ていたし、なんといっても、中学のときはアマチュア無線クラブなんぞに所属して、トランシーバーとか作っていたんですの。(笑)


riparazione06.jpg

真剣にソケットと格闘。ま、ただ、外側のビニールをはずして、三本ある線をお互いくっつかないように、それそれのねじのところにいれてとめていくだけなんで、実は子供だましのような作業なんだけどね。(笑)

riparazione07.jpg riparazione08.jpg

ま、そこそこ綺麗に仕事ができたんじゃないかと思われます。右が焼けちゃったソケット。だいたいねじは一個しかなくて、あとはテープでグルグル巻きになってたもんね。。。ま、問題は、この時点では、ソケットだけ直しても洗濯機が回らなかったらどうするの?っていうことだったんだけどね。

riparazione14.jpg

ねじをしめて(あたしがいる場所はシンクの中です、なぜかというと、ここに入らないと後ろのコンセントに届かないの。洗濯機は重すぎて前に引き出せないのであしからず。。。)

riparazione11.jpg

ソケットを差し込んで、いざ洗濯機のスイッチを入れてみると。。。


riparazione22.jpg


ついたっ!!!!!ひらめきひらめきひらめき


YES WE CAN!ヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪


電気工事、水道工事、その他各種ご要望がございましたら連絡くださいませ。(爆)


posted by yossy at 07:34| ローマ | Comment(5) | イタリアで生きていくって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。